メルカリで見た風景4
『アファメーション』
商品が無事に届き、梱包はきちんとしており、手書きのメッセージも添えられていた。
それも安っぽいメモ用紙に書かれているのではなく、売ればお金になるような、高価なカードが使われていた。
綴られた文字は非常に達筆で、書道家のようにアーティスティックだった。
だが、その内容は、当たり障りのない礼状だ。
全体的には好印象だったし、私はどんな場合も良い評価で終わらせる主義だ。
けれど評価文に何を書くかは、適当に決めるわけじゃなかった。
まずは出品者様の、過去の取引相