【批評めいた感想 #01】『坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア』
『坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア』@ICC に滑り込みで行ってきた。
展示会場を出るとき、このように坂本龍一が『スタジオ・ボイス』誌の取材に答えていたことを思い出した。ブライアン・イーノがエリック・サティの「家具の音楽」から得たヒントを手がかりに、ジョン・ケージ〜現代音楽、サウンドアート、サウンドスケープの文脈から拡張した坂本龍一のサウンドにアンビエント性を見出すことはできると思うが、その音楽はアンビエントそのものを志向しているわけではなかった、ということを