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いつも忘れたいと思っている、記憶の中のあなたに

本当の別れは静かだ
あなたの香りが風に馴染んで散って行く
思い返せば、憎んでいたときの方が強くあなたを想っていただろうか 別れ際よりも
目線の終わりも声の終わりも香りの終わりも抱きしめたかった あなたのものなら何もかも
子ども染みた見栄なんて張らずに 優しく

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