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アンビリーバボー海外記事

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「アンビリーバボー海外記事」では、奇跡のような実話や不思議な事件を深掘りします。 ・生き別れ ・出生の秘密 ・前世の記憶・生まれ変わり ・赤ちゃん取り違え ・遺伝子検査 ・奇跡…
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2022年4月の記事一覧

【感動】海外養子に出された息子に明かされた真実とは

満たされた人生 アメリカ空軍大佐のブルース・ハリウッドは、自分が養子であることを物心ついた時から知っていた。アジア人の容姿をした彼は、白人の養父母には似ていないうえに、日本からの養子であることも聞かされていた。 養母から産みの母を探すことを勧められたこともあるが、実の両親に会いたいと思ったことは一度もなかった。しかしある出来事が彼の心を変えることになる。 2005年のある朝、当時45歳のブルースはいつものように国防総省の駐車場で車から降りると、突然胸に激しい痛みを感じ地面

誘拐された娘を17年後に偶然発見した家族

病院から連れ去られた新生児 1997年4月28日、南アフリカ共和国のケープタウンで女の子が生まれた。母親セレステ・ナースとモーネ・ナースの第一子である。風光明媚なケープタウン郊外で育ったセレステとモーネは 10代で出会い結婚。若いカップルは待望の赤ちゃんをゼファニーと名付けた。 産後2日目、帝王切開をしたセレステは痛み止めのモルヒネのため、うとうとしていた。隣のベビーベッドには新生児ゼファニーが寝ている。 セレステははっきりしない意識の中で、産科病棟のドアの近くに座っている

【同じ遺伝子の3人の他人】生後引き裂かれた残酷な理由とは

自分にそっくりの誰か 1961年7月12日に生まれた3人の男児が、ルイーズワイズ養子縁組サービスの手に渡った。ボビーことロバート・シャフラン、エディことエドワード・ガラン、そしてデビッド・ケルマンである。3人は生後6か月で別々の家族に養子に出され、お互いの存在を知らずに育った。 1980年、19歳になったボビーはニューヨーク州のサリバンコミュニティカレッジに入学する。しかし誰も知り合いがいないはずの初日から、皆が親しげに話しかけてきた。 男子生徒からは背中を叩かれ、ある女

雪山に遭難6日間。奇跡を起こしたのは家族の愛と執念だった!

11/29木曜日 Day 0 2012年11月29日木曜日、アメリカ・ネバダ州に住むポーラとボーイフレンドのロッドは、彼の母親が住むカリフォルニア州を訪れており、ネバダに戻るところだった。ポーラはシングルマザーで40代のカップルである。 自宅までは大きな山脈を横切るのだが、ロッドは四輪駆動のジープを持っており、2人ともその道路をよく知っていたため全く心配はしていなかった。 11月末の山道。いつもなら出る前に天気をチェックしていたが、その日に限ってしなかった。曇りだが、