Doomsday Cookbook

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Doomsday を適切に運用するために、各パーツの意味、マッチアップの方向性を理解しましょう。

入門編はこちら。

Doomsdayとボム

ゲームを決めるための中枢パーツです。
通したら概ね勝ちます。
多くはTPS(DPS)と共通です。


Doomsday(DD)1or4枚

Doomsday / 最後の審判 (黒)(黒)(黒)
ソーサリー
あなたのライブラリーと墓地からカードを5枚探し、残りを追放する。
選ばれたカードをあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
あなたは自分のライフの端数を切り上げた半分を失う。

Doomsdayの基本パーツです。
自分のライブラリーを望んだ5枚にすることで、次のドローで確実にコンボに繋ぐことが可能です。

複数引くとキレそうになるので、1枚だけ搭載してチューターで探すというのはある意味合理的なのかも知れません。
その分コンボが遅くなりますが。

(相手のクロック+1) x 2

で、ターンを返した場合に必要なライフを求めることが可能です。


Necropotence(ネクロ)1枚

Necropotence / ネクロポーテンス (黒)(黒)(黒)
エンチャント
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたがカードを捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードを追放する。
1点のライフを支払う:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きのまま追放する。
あなたの次の終了ステップの開始時に、そのカードをあなたの手札に加える。

最強のドローエンジン。
出れば勝ち負け関係なく勝負が決まります。

・ライフを一度に払って一気にゲームをキメに行く
・妨害させて相手のリソースを削った上で一気にリカバリ
・減らないリソース源としてコントロール

これらは状況次第で。

余剰土地分はライフ払うのがネクロの定石ですが、手札にレイスがある場合はレイス分も土地と同様に払って良いと思います。
2点払うよりは1点のほうがお得でしょう。
※当然、次のターンにコンボへ行くならハンドに残しますし、ライフは計算して払いますが


Yawgmoth's Will(ヨグウィル/YW)1枚

Yawgmoth's Will / ヨーグモスの意志 (2)(黒)
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたは、あなたの墓地にあるカードをプレイしてもよい。
このターン、カードがいずれかの領域からあなたの墓地に置かれる場合、
代わりにそのカードを追放する。

ウルザズブロックの最凶の落とし子の1つ。

・使い切ったリソースを復元
・打ち消されたDoomsdayを再利用
・ストーム稼ぎに利用

と、重要な役割があります。

レガシーANTに慣れていると、土地が再利用できることに違和感を感じますが、そこがまた強い。


Tendrils of Agony(触手/ToA)1枚

Tendrils of Agony / 苦悶の触手 (2)(黒)(黒)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。
ストーム

フィニッシャーその1です。

《Doomsday》下で、ライブラリー5枚をフルに使えば最大でストームを7稼いで繋ぐことが可能です。

《Doomsday》を介さないルートも存在します。
《Doomsday》ルートはライフを大量消費するので、こちらのルートを求められるパターンは意外とあります。
主にネクロが大量のライフを消費した場合です。

また、これでしかできない1Killルートもあります。
ナーセットが立ってしまった場合に、デモチューがあるならばこちらを狙う場合は度々あります。

デモチュー + 儀式(蓮)x2以上

があれば、16点までは吸えるということは覚えておきましょう。

なので、Doomsdayの添え物はToAが良いでしょう。

偏執狂よりマシですが、初手に来るな。


Laboratory Maniac(Maniac/LM/らぶまん)0-1枚

Laboratory Maniac / 研究室の偏執狂 (2)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのライブラリーにカードが無いときにあなたがカードを引く場合、
代わりにあなたはこのゲームに勝利する。
2/2

フィニッシャーその2です。

《Doomsday》のライブラリーを5枚にする効果と合わせることで、容易に勝利することができます。
帳を貼られても勝利ができるところが偉い。

置換なので《Chain of Mephistopheles》と同じ種別の効果という事は覚えておきましょう。
使うときはきっと来るでしょう。

後述する《Jace,Wielder of Mysteries》とはマナコストの軽さとシングルシンボルで差別化しましょう。
《Black Lotus》が止められても、土地から青マナを捻出することが可能になります。

Willの餌にしかならないので初手に来るな。


Jace, Wielder of Mysteries(ジェイス/J)0-1枚

Jace, Wielder of Mysteries / 神秘を操る者、ジェイス (1)(青)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
あなたのライブラリーにカードがないときにあなたがカードを引くなら、
代わりにあなたはこのゲームに勝利する。
[+1]:プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上からカードを2枚自分の墓地に置く。カードを1枚引く。
[-8]:カードを7枚引く。
その後、あなたのライブラリーにカードがないなら、あなたはこのゲームに勝利する。
4

Doomsdayの新しいフィニッシャーです。
Doomsdayにおいてジェイスといえばこいつ。
トリプルシンボルの4マナですが、

・火炎破まで耐える忠誠度(+から入った場合)
・PWなので農場送りにされない

・+能力が思考掃きで継続的にアドバンテージを稼げる

という利点があります。

ライブラリーアウトでフィニッシュする際に、《Brainstorm》をアンリコの様に運用してもパイルが破たんしません。
これによりアンリコを比較的雑に扱ってもパイルを続行できます。
やったね!!

マニアックとは好きな方を入れましょう。

対大地主などでは1ターン目に着地させることで、アウフでド突くか針で止めるしか無くなるので、おすすめです。
※暗黒の深部には注意

大地主以外は初手に来るな。


Thassa's Oracle(神託者/オラクル?)0-1枚

Thassa's Oracle / タッサの神託者 (青)(青)
クリーチャー - マーフォーク・ウィザード
タッサの神託者が戦場に出たとき、
あなたのライブリーの一番上からX枚のカードを見る。
Xはあなたの青への信心に等しい。
そのうち最大1枚をあなのライブラリーの一番上に置き、
残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
Xの値があなたのライブラリーにあるカードの枚数以上であるなら、
あなたはこのゲームに勝利する。
1/3

最も軽い勝利条件カードです。
※らせんの円錐?実質コストを見なよ

性能としては、戦場に出たときにしか機能しない代わりにカードを引く必要が無くなった偏執狂です。
体感としては2マナになったジェイスといった感じでしょうか?

ライブラリー枚数が信心以下であれば勝利するので、ライブラリー0なら除去も関係ないです。

初手に来るな。


Doomsdayとパワー9

Doomsdayの戦闘力は5です。
《Gush》を最大性能で運用するために、島の枚数を求められます。
そのため、使う色以外のMoxは基本的に投入されません。


Black Lotus(蓮)1枚

Black Lotus (0)
アーティファクト
(T),Black Lotusを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。

最強のマナ加速です。

まさにDoomsdayの為に刷られたかのような効果(錯覚)。
パーツの中核を成す最重要パーツです。
Doomsdayでは、1ゲームに2,3回使用することもザラです。


Mos Sapphire(サファイア/Saphire)1枚

Mox Sapphire (0)
アーティファクト
(T):(青)を加える。

パイルの中で青マナを捻出したり、手札に戻して再利用したり、小技が色々あります。

パイルの中でアンリコのコストを捻出したり、1ターン目に《Time Walk》するためには重要なパーツです。


Mox Jet(ジェット/Jet)1枚

Mox Jet (0)
アーティファクト
(T):(黒)を加える。

黒マナを捻出するために使われます。
主に《UndergroundSea》2枚と合わせて《Doomsday》用のマナを捻出したりとやることは多いです。

小技はサファイアとほぼ同じです。


Ancestral Reacall(アンリコ/AR)1枚

Ancestral Recall (青)
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。

ブーンズの1柱。

書いてあることは極めてシンプルで頭がおかしい。
パイルの中核を成す重要なパーツの1つです。
《Doomsday》下では1ゲームで2回以上キャストすることもザラです。
死儀礼が立っている場合はタイミングを考えて唱えましょう。

多くの場合は相手の打ち消しを釣り出すために使われ、カウンター限定の青いインスタント版ハンデスの様に機能します。


Time Walk(ウォーク/お散歩/TW)1枚

Time Walk (1)(青)
ソーサリー
あなたは、このターンに続いて追加の1ターンを行う。

エクストラターンを得る最強の手段です。

アンリコと同じく頭がおかしい。
しかし、最も雑に扱われるパワー9の1枚です。
《Force of Will》のコストにされることは結構あります。

タッサの神託者が刷られたことで島2が必要になり、重要度が上がりました。

どうでも良いですけど、私が《Three Wishes》を3Wに拘るのはこれと被るからですね。


Doomsdayとドロー

《Doomsday》で積んだトップのカードを引くことでコンボに繋ぐことができる、極めて重要なカードです。
Doomsdayの血そのものです。

《Doomsday》はそのカードの特性から、
プレイアブルなドローソースの種類が増えるほど柔軟性が増し、
プレイアブルなドローソースの枚数が増えるほど安定性が増します。

ドローソースの特性を知ることがDoomsdayの本質を知ることに繋がります。


Preordain(Pre)2-4枚

Preordain / 定業 (青)
ソーサリー
占術2を行い、その後カードを1枚引く。

Doomsdayにおいて、最も多く搭載されているドローソースです。
2枚見て望んだカードをライブラリートップに置くことで、ゲームプランを立てたり、LEDトリックを行ったりと比較的重要な役割があります。

ヴィンテージは《Brainstorm》、《Ponder》が1枚しか使えず、フェッチが少なめなので、性能は安定しています。


Sligtly Hand(しゅれん/てだれ)0 or 2-4枚

Sleight of Hand / 手練 (青)
ソーサリー
あなたのライブラリーのカードを上から2枚見る。
そのうちの1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に置く。

「てだれ」じゃないよ、「しゅれん」だよ。
ナーセットが制限される前は一時期入れていました。

”引く”ではなく”手札に加える”なので、ナーセットにもレオヴォルドにもチェインにも引っかかりません。

ただし、トップにおいてLEDトリックは行えないので基本的にはPreordainで良いです。


Opt(オプト)0 or 2-4枚

Opt / 選択 (青)
インスタント
占術1を行う。
カードを1枚引く。

相手のターンに唱えることで、ナーセットやレオヴォルドを乗り越えることができます。

こちらも手練と同様にLEDトリックには使えません。


Brainstorm(ブレスト/BS)1枚

Brainstorm / 渦まく知識 (青)
インスタント
カードを3枚引き、その後あなたの手札からカードを2枚、
あなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。

制限カードというだけあって強い。
えっ手札戻して良いんですか!?


フェッチランドと合わせた運用が基本になります。

不要牌をライブラリーに埋める特性を利用して、手札のコンボパーツを戻すというかなり重要な仕事をします。
LEDアクションの為にトップに仕込んだりとやることは沢山あります。

Gush、ジェイスと合わせることでアンリコと同じように運用することが可能です。
ブレスト専用のパイルがあるほど強力です。

制限解除はよ。


Ponder(思案/Pon)1枚

Ponder / 思案 (青)
ソーサリー
あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。
その後それらを望む順番で戻す。
あなたはあなたのライブラリーを切り直してもよい。
カードを1枚引く。

土地1スタートでも《Ponder》があれば、都合4枚カードが見られるのは安心感が強い。
目的のカードを探す能力はブレスト以上で特定のカードを探す性能なら、全てのキャントリップ最強です。

フェッチランドとの合わせた運用が基本になりますが、土地1枚のハンドで1ターン目に使用することはあります。

4枚使わせろください。


Gush(ガッシュ)1枚

Gush / 噴出 (4)(青)
インスタント
あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、
あなたがコントロールする島(Island)を2つ、オーナーの手札に戻すことを選んでもよい。
カードを2枚引く。

島を2枚戻すことでカードを2枚引けます。頭おかしい。
アンリコとともにDoomsdayの中枢を形成します。

制限前は4枚搭載されていました。
これを使用したパイルは基本的に2ターン目以降しか使えませんが、《Doomsday》との2枚コンボになり、始動においては最強です。
しかし、真の力を発揮するのはタッサの神託者と合わせた時でしょう。

土地セット権を消費してマナ加速する事も度々あり、非常に細かいテクニックが多いです。

《Chain of Mephistopheles》には戻した土地を支払う事で実質的に無力化することができます。


Gitaxian Probe(ギタ調/GnP)1枚

Gitaxian Probe / ギタクシア派の調査 (青/Φ)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの手札を見る。
カードを1枚引く。

ライフ2点か(U)で相手の手札を見てカードを1枚引くことが可能です。
前方確認や《Doomsday》の始動、LEDトリックに使用できます。

パイル始動やパイルの中、LEDトリックで使用する場合は、相手の帳には注意しましょう。
立ち消えるとカードを引くことができません。
ケアする場合は自分に対して使いましょう。


Street Wraith(レイス/SW)1-4枚

Street Wraith / 通りの悪霊 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — レイス(Wraith)
沼渡り
サイクリング ― 2点のライフを支払う。
3/4

《Gush》《Gitaxian Probe》の制限でやむを得ず入っています。
サイクリングで2点ライフを払うとカードを引けます。
ベルチャーにも入ってたことあるしええやろ(雑)。

基本的にわざわざ探すカードじゃないです。
勝ち確でないならば、デッキに埋めておきましょう。

アメとげ、宝球、3玉、チャリスに強く、
針、望遠鏡、破棄者に弱いです。

対MUD・ラベジャー・スタックスはこのカードの枚数が増えるほど安定します。

この手の生物は苦し紛れに素出しされますが、これはその中でもシャレにならない強さなのは覚えておきましょう。
生物なのでラヴィニアの制限効果を受けません(マメ)。


Sensei's Divining Top(独楽/SDT)0-1枚

Sensei's Divining Top / 師範の占い独楽 (1)
アーティファクト
(1):あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。その後それらを望む順番で戻す。
(T):カードを1枚引き、その後師範の占い独楽をオーナーのライブラリーの一番上に置く。

レガシーで禁止されただけあってそのパワーは健在、と思いきやヴィンテージでは速度不足感。
コンボパーツとして扱われることが非常に多い。
ロングゲームに持ち込めばその強さは以前のままです。

小技が多数存在します。
キャントリップと組み合わせて余計なマナを使うことでストームカウントを稼いだりと重要な役割があります。

レガシーとは違ってフェッチランド少なめなのでシャッフルに苦労しがち。
Doomsdayでは1枚か?


Dig Through Time(Dig)0-1

Dig Through Time / 時を越えた探索 (6)(青)(青)
インスタント
探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
あなたのライブラリーの一番上から7枚のカードを見る。
それらのうちの2枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。

強力なドローソースです。
ほぼどんなデッキでもマスカンでしょう。

ナーセット下でも機能し、
・ナーセットへの解答探し
・デモチューと儀式探し
・カウンターのつり出し
・Doomsday+キャントリップ探し

などを、概ね1枚で実現します。

インスタントなので、死儀礼の能力を立ち消えさせる事もできます。
商人の巻物で探せるところも重要です。


Treasure Cruise(金玉漂流在外)0-1

Treasure Cruise / 宝船の巡航 (7)(青)
ソーサリー
探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
カードを3枚引く。

探査付きアンリコです。

強さは額面通りですが、《Doomsday》後の墓地は探査を満たすのには向きません。
リソース復元にのみ使われるでしょう。

ソーサリーなので商人の巻物では呼べず、個人的にはDigで良い枠です。


Doomsdayとチューター

Doomsday以外のチューターです。
《Doomsday》を探したり、《Nectropotence》や《Ancestral Recall》を探したり、サイドボードカードを探したりと、重要な役割があります。


Demonic Tutor(デモチュー/DT)1枚

Demonic Tutor / 悪魔の教示者 (1)(黒)
ソーサリー
あなたのライブラリーからカードを1枚探し、そのカードをあなたの手札に加え、
その後あなたのライブラリーを切り直す。

何でも2マナで手札に加えられる偉い1枚。

デモチューと蓮(LED)、儀式、ヨグウィルの内2枚

があれば、触手まで繋ぐことで16点は吸えます。
ナーセットを回避する為には重要なので覚えておきましょう。


Mystical Tutor(ミスチュー/MT)1枚

Mystical Tutor / 神秘の教示者 (青)
インスタント
あなたのライブラリーからインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を探し、
そのカードを公開する。あなたのライブラリーを切り直す。
その後そのカードをその一番上に置く。

1マナでライフ損失も無しに、好きなインスタントやソーサリーを探せます。

・パイルの足りないパーツを探したり
・アンリコを持って来たり
・妨害を探したり

と、仕事の多い1枚です。


Vampilic Tutor(バンチュー/VT)1枚

Vampiric Tutor / 吸血の教示者 (黒)
インスタント
あなたのライブラリーからカードを1枚探す。
その後あなたのライブラリーを切り直し、そのカードをその一番上に置く。
あなたは2点のライフを失う。

1マナと2点のライフ損失で、好きなカードを探せます。

蓮やネクロまで探せるチューターです。


Imperial Seal(ぎょくじ/IS)0-1枚

Imperial Seal / 伝国の玉璽 (黒)
ソーサリー
あなたのライブラリーからカードを1枚探す。
その後あなたのライブラリーを切り直し、そのカードをその一番上に置く。
あなたは2点のライフを失う。

バンチュー2号です。
が、これはソーサリーです。

神ジェイスの検閲などで簡単に妨害されることは覚えておきましょう。


Merchant Scroll(巻物/MS/Scroll)

Merchant Scroll / 商人の巻物 (1)(青)
ソーサリー
あなたのライブラリーから青のインスタント・カードを1枚探す。
そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。

青いインスタント限定になったデモチューです。
青いインスタントには、アンリコやDig、CoVがあるので、非常に強力な一枚です。

8thの日本語FOIL誤植が好きです。


Doomsdayと妨害

Doomsdayの妨害は概ね8-14枚で収まっています。
用途に応じて好みの呪文を入れましょう。


Force of Will(ウィル/FoW)0-4枚

Force of Will / 意志の力 (3)(青)(青)
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、
1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、
追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。

1ターンキルから身を守る重要な1枚です。
サリアを始めとした生物からも身を守れます。

ピッチで打つとリソースの損失が激しいです。
5マナで唱えられる隠された能力は覚えておきましょう。


Force of Negation(FoN)0-2枚

Force of Negation / 否定の力 (1)(青)(青)
インスタント
あなたのターンでないなら、あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、
あなたの手札から青のカード1枚を追放してもよい。
クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
これによりその呪文が打ち消されたなら、それをオーナーの墓地に置く代わりに追放する。

5枚目以降のFoWです。
FoWと用途は同じですが、生物から身を守ることができません。

・打ち消した呪文の追放
・3マナで唱えられる隠された能力

は覚えておきましょう。


Mental Misstep(MMs)1枚

Mental Misstep / 精神的つまづき (青/Φ)
インスタント
点数で見たマナ・コストが1の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。

1マナかライフ2点で1マナの呪文を打ち消せます。

環境には1マナの呪文は、
アンリコ、マナボルト、ソルリング、帳、パイロ、強迫、囲い、Fastbond、そしてこれ自身
と、打ち消したい呪文に溢れています。
入れ得です。


Duress(きょうはく/Dur)2-4枚

Duress / 強迫 (黒)
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。
そのプレイヤーは、自分の手札を公開する。
あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカードを1枚選ぶ。
そのプレイヤーは、そのカードを捨てる。

ナマモノは抜けませんが、相手の手札が分かることは非常に重要です。
この情報を利用してパイルを組んだり、プランを立てたりします。


Thoughtseize(かこい/TS)0-2枚

Thoughtseize / 思考囲い (黒)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーは手札を公開する。
あなたはその中から土地でないカードを1枚選ぶ。
そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
あなたは2点のライフを失う。

2種類目のDuressです。
こちらは土地以外なら何でも落とせますが、ライフ2点の支払いが必要です。
レイスと競合するため、ライフがかなり苦しいです。


Unmask(ばくろ)0-4枚

Unmask / 暴露 (3)(黒)
ソーサリー
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、
あなたの手札にある黒のカード1枚を追放することを選んでもよい。
プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーは自分の手札を公開する。
あなたはその中から土地でないカードを1枚選ぶ。
そのプレイヤーはそのカードを捨てる。

ダブついたDoomsdayを処理しつつコンボを遂行できる1枚ですが、採用実績はMeandeck Doomsdayだけです。

検証は必要ですが可能性は感じています。


Pyroblast/Red Elemental Blast(パイロ/REB)0-6枚

Pyroblast / 紅蓮破 (赤)
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・呪文1つを対象とし、その色が青である場合、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、その色が青である場合、それを破壊する。
Red Elemental Blast / 赤霊破 (赤)
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・青の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・青のパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。

赤タッチは多くの場合、これを目的に行われます。

消したい青いカードは、
各種カウンター、逆説、ナーセット、レオヴォルド、ラヴィニア、アンリコ、Digなど

と、打ち消したいカードは多数存在します。

特にこのカードは出てしまった青い置物にも対処できるところが偉いです。
緑系は帳があるので、打ち消さずに場に出てから対処することは度々あります。
相手のマナの状態には常に気を使いましょう。

パイロとREBは特にパーマネント破壊モードが大きく違います。
パイロは対象を取ってから色判定を行うので、みんな大好きダク・フェイデンとシナジーを発揮します。
空打ちの為にこちらを採用することが多いです。
ただし、誤った指図で簡単に対処されてしまうという弱点を内包します。


Veil of Summer(帳)0-4枚

Veil of Summer / 夏の帳 (緑)
インスタント
このターンに対戦相手が青か黒の呪文を唱えていたなら、カードを1枚引く。
このターン、あなたがコントロールしている呪文は打ち消されない。
ターン終了時まで、あなたとあなたがコントロールしているパーマネントは青からと黒からの呪禁を得る。

緑タッチはこれを目的に行われます。
対青黒最強兵器の公式オリカです。

青い呪文や黒い呪文を唱えていると1枚引くことができます。

置物に触ることはできませんが、アドバンテージを失わずに打ち消し合戦に勝利できる強烈な1枚です。
パイロ系に介入されないのは偉い。

コンボの使う帳はマストカウンターです。
打ち消せないとどんなコンボが飛んでくるかわかりません。
パイロされない利点を生かして相手の青いカウンターをつり出すことができます。
ストームルートに入る際に、相手のカウンターを釣り出してストームを稼いだりしますので覚えておきましょう。


Chain of Vaport(CoV)0-1

Chain of Vapor / 蒸気の連鎖 (青)
インスタント
土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
そのパーマネントのコントローラーは土地を1つ、生け贄に捧げてもよい。
そうした場合、そのプレイヤーはこの呪文をコピーし、そのコピーの新たな対象を選んでもよい。

1マナで土地以外を戻せるバウンスです。
チャリスが制限なこともあり、X=1かX=0で置かれますが、0の場合はこれで無効化することが可能です。

メインでもアウフやナーセット、カーンなど戻したい置物が多数存在する環境です。
メインボードに1枚とっておくのが吉ではないでしょうか?

Moxをバウンスしてコピーすることで、戻したMoxの数だけストーム稼いでパーマネントをバウンスしたり、Moxを2つ以上戻すことでマナ加速したり、青マナを別の色にフィルターしたりできます。
マメ知識として覚えておきましょう。



Doomsdayとマナ基盤

不毛をケアしたりマナ加速したり重要なパーツです。
土地は大体13-16枚の間で推移しています。

SDTは土地(フェッチ)が増えるほど強くなりますが、速度が落ちるのでよく考えて構築しましょう。


Dark Ritual(儀式/Rit/DR)1or4枚

Dark Ritual / 暗黒の儀式 (黒)
インスタント
(黒)(黒)(黒)を加える。

ブーンズの一柱。

《Doomsday》の強烈な色拘束を解除する、マナ加速を行う重要な1枚です。
これを取ることでストームとのハイブリッドが成立します。

基本4枚で良いと思いますよ。


Lotus Petal 1枚

Lotus Petal / 水蓮の花びら (0)
アーティファクト
(T),水蓮の花びらを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。

追加のMoxです。
《Underground Sea》2枚と合わせて《Doomsday》を唱える場面はそこそこに有ります。

Doomsdayを唱える前に生贄に捧げるか、唱えてから出すかは状況次第です。
生贄に捧げることで、ヨグウィルのリソースを供給できる場面が比較的多く存在します。


Lion's Eye Diamond(LED)0-1枚

Lion's Eye Diamond / ライオンの瞳のダイアモンド (0)
アーティファクト
あなたの手札を捨てる,ライオンの瞳のダイアモンドを生け贄に捧げる:
好きな色1色のマナ3点を加える。
この能力は、あなたがインスタントを唱えられるときにのみ起動できる。

追加の蓮です。

蓮が止められた場合に回避することができますが、サイドアウトされる場面は極めて多いです。

ストームプランで、デモチューからこれを経由すると1マナ増やすことができるなど、速度を出すときは何かと便利な1枚です。

能力にはタップシンボルが無いので、大サリアを出されても停止しない事は覚えておきましょう。

とりあえず初手に来るな


島(Is)1-2枚

Island / 島
基本土地 — 島(Island)
(青)

基本土地は重要です。

環境にはMUD、ティムールウォーカー、大地主など、不毛デッキは存在します。
そういったデッキを突破するのに最低1枚は欲しいカードです。


沼(Sw)0-1枚

Swamp / 沼
基本土地 — 沼(Swamp)
(黒)

島の黒版ですが、Gushコストにはできないので採用数は注意が必要です。

速度を出すときには邪魔になる場合があるので、構築によって抜き差しします。


Underground Sea(Sea/アンシー)4枚

Underground Sea
土地 — 島(Island) 沼(Swamp)
((T):(青)か(黒)を加える。)

《Gush》のコストと色を安定させる為の最重要カードです。

トリプルシンボルを暗黒の儀式を経由しないで捻出する必要があり、同時に《Gush》のコストも満たす必要があるので、基本4枚だと思います。


青系デュアルランド(Duals)0-2枚

Tundra
土地 — 平地(Plains) 島(Island)
((T):(白)か(青)を加える。)
Tropical Island
土地 — 森(Forest) 島(Island)
((T):(緑)か(青)を加える。)
Volcanic Island
土地 — 島(Island) 山(Mountain)
((T):(青)か(赤)を加える。)

色をタッチする場合に使用されます。

ほぼ青いフェッチランドから呼ばれるようになっています。
《Gush》の運用を考えるので青いデュアルランドがメインになります。


Fetch Lands(フェッチ)7-9

Polluted Delta / 汚染された三角州
土地
(T),1点のライフを支払う,汚染された三角州を生け贄に捧げる:
あなたのライブラリーから島カード1枚か沼カード1枚を探し、それを戦場に出す。
その後あなたのライブラリーを切り直す。
Flooded Strand / 溢れかえる岸辺
土地
(T),1点のライフを支払う,溢れかえる岸辺を生け贄に捧げる:
あなたのライブラリーから平地カード1枚か島カード1枚を探し、それを戦場に出す。
その後あなたのライブラリーを切り直す。
Scalding Tarn / 沸騰する小湖
土地
(T),1点のライフを支払う,沸騰する小湖を生け贄に捧げる:
あなたのライブラリーから島カード1枚か山カード1枚を探し、それを戦場に出す。
その後、あなたのライブラリーを切り直す。
Misty Rainforest / 霧深い雨林
土地
(T),1点のライフを支払う,霧深い雨林を生け贄に捧げる:
あなたのライブラリーから森カード1枚か島カード1枚を探し、それを戦場に出す。
その後、あなたのライブラリーを切り直す。

デュアルランドと合わせて色基盤を安定させている重要なパーツです。
《Gush》運用の為に島ベースになっています。

基本は島を探せるフェッチランドで良いと思います。
デュアルランドが青単色の場合は、擬態するデッキを考えて採用しましょう。
プレイする順番で相手のミスリードを誘うことが可能になります。
上手くなると重要なプレイングですので、慣れたら身に着けていきましょう。

例:
Flooded Strand 3 Scalding Tarn 4 → ジェスカイ
Scalding Tarn 4 Misty Rainforest 3 → ティムールウォーカー
等々


Doomsdayとサイドボード

各パーツの意味を理解し、最適なサイドボードを組んで、相性差をひっくり返しましょう。


Chain of Vapor(CoV)0-2

内容は省略しますが、万能除去は本当に貴重です。
メインと合わせて2-3枚ほしいカードです。


Hurkyl's Recall(ハーキル)0-3

Hurkyl's Recall / ハーキルの召還術 (1)(青)
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーがオーナーであるすべてのアーティファクトを、そのプレイヤーの手札に戻す。

対茶系の必殺カードです。
相手の終了ステップにまとめて戻し、次のターンでオールインするのが理想形です。

相手のクロックを計算して何ターン目に打つかはよく考えましょう。


Mindbreak Trap(青罠)0-2

Mindbreak Trap / 精神壊しの罠 (2)(青)(青)
インスタント — 罠(Trap)
このターン、対戦相手1人が3つ以上の呪文を唱えていたなら、
あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく(0)を支払ってもよい。
望む数の呪文を対象とし、それらを追放する。

主にTPSやPOなどの、自分より速いコンボデッキに対して投入します。
メインボードのFoW4枚では1ターン目にFoWを撃てる確率は4割程度です。
サイド後はそれを補完する為に追加します。


Abrupt Decay(衰微)0-3

Abrupt Decay / 突然の衰微 (黒)(緑)
インスタント
この呪文は打ち消されない。
点数で見たマナ・コストが3以下の土地でないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。

緑タッチの強力な味方です。
3マナ以下で破壊したいパーマネントは、
・各種ヘイト置物(アメとげ、3球、抵抗、耳痛)
・各種ヘイトベア(サリア、ガドック、ラヴィニア、破棄者、レオヴォルド)
・チェイン
・ナーセットとかいうアレとテフェリー

など、多数存在します。

打ち消されずに対処できるのは本当に偉いですが、帳には注意。
使うときは相手のマナを確認して打ちましょう。

ベイダー卿「帳制限はよ付けよう???」


Ravenous Trap(黒罠)0-4

Ravenous Trap / 貪欲な罠 (2)(黒)(黒)
インスタント — 罠(Trap)
このターン、対戦相手1人がいずれかの領域から自分の墓地に3枚以上のカードを置いていたなら、
あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく(0)を支払ってもよい。
プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーの墓地のカードをすべて追放する。

ドレッジ対策1号。
0マナで打てるところが重要です。

Doomsdayはドレッジに対してそこまで不利では無いデッキです。
なので、他の墓地対策と合わせて5-7枚くらいの枚数にまとめましょう。
※相性差はメイン半々くらいじゃないかな?


トーモッドの墓所(トーモッド)0-4

Tormod's Crypt / トーモッドの墓所 (0)
アーティファクト
(T),トーモッドの墓所を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーの墓地のカードをすべて追放する。

ドレッジ対策2号。
先置き出来る墓地対策です。
カウンターが濃い相手には有利ですが、《Force of Vigor》が刷られてからは信頼性が落ちました。

しかし、それでも重要なドレッジ対策です。

一応、TPSには2枚くらい入れます。
※ヨグウィル対策

晴れる屋TCの1Fに鎮座しています。


Leyline of the Void(力線)0 or 4

Leyline of the Void / 虚空の力線 (2)(黒)(黒)
エンチャント
虚空の力線があなたのゲーム開始時の手札にある場合、
あなたはそれが戦場に出ている状態でゲームを始めてもよい。
いずれかの領域から対戦相手の墓地にカードが置かれる場合、代わりにそれを追放する。

ドレッジ対策3号。
初手にあればただで設置できます。

置くなら3枚くらいまとめておかないと《Force of Vigor》に根こそぎにされます。

初手に引くために4枚投入ですが、重ね引きすると腐ります。
バランスよくサイドボードを組みましょう。


Nihil Spellbomb(黒ボム)0-2

Nihil Spellbomb / 虚無の呪文爆弾 (1)
アーティファクト
(T),虚無の呪文爆弾を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーの墓地にあるすべてのカードを追放する。
虚無の呪文爆弾が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、あなたは(黒)を支払ってもよい。
そうした場合、カードを1枚引く。

ドレッジ対策4号。

1マナになったトーモッドです。
代わりに、墓地に置かれた際に(黒)を払うことでカードを引くことができ、アドバンテージを失いません。
多くの場合、レイスをサイドアウトして投入することになるので、キャントリップカウントを減らさない為にこちらを用いることがあります。

ただし、意外と黒マナの数がキツイので、コンボ時のキャントリップとしては少々不安が残ります。

TPSに対して投入する墓地対策はこれを優先して良いでしょう。


Yixlid Jailer(イクスリッド)0-1

Yixlid Jailer / イクスリッドの看守 (1)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ウィザード(Wizard)
墓地にあるカードはすべての能力を失う。
2/1

ドレッジ対策5号。

墓地対策の軸をズラすために使用されます。
ドレッジの墓地対策対策は多岐に渡りますが、全て投入するとデッキバランスに悪影響があります。
生物対策を入れさせるためにも、生物による墓地対策は重要なのです。

自分のヨグウィルを阻害しないところも重要です。


Soul-Guide Lantern(ランタン?)0-2

Soul-Guide Lantern / 魂標ランタン (1)
アーティファクト
魂標ランタンが戦場に出たとき、墓地からカード1枚を対象とし、それを追放する。
(T),魂標ランタンを生け贄に捧げる:各対戦相手の墓地を追放する。
(1),(T),魂標ランタンを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。

ドレッジ対策6号

1マナになり、戦場に出る際におまけの墓地追放が追加されたトーモッドです。
墓地対策として使わなくても、最悪コンボ始動のドローソースとして使うことができます。
黒ボムとは違って色拘束が薄いのが良いですね。

大規模な墓地追放能力は、対象を取らない能力というところは覚えておいた方が良いです。


Surgical Extraction(土下座)0-2

Surgical Extraction / 外科的摘出 (黒/Φ)
インスタント

いずれかの墓地にある基本土地カードでないカード1枚を対象として選ぶ。
それのオーナーの墓地と手札とライブラリーから、
そのカードと同じ名前を持つカードを望む枚数だけ探し、それらを追放する。
その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。

ドレッジ対策7号

こちらはサバイバル対策としても投入されます。
ドレッジのナルコメーバや黄泉橋、サバイバルの復讐蔦などが狙い目です。

ライフ競合を起こすのでインアウトは繊細さが求められます。

・《Peek》としての運用
・相手の土下座への防御
・自分のフェッチを抜いて圧縮

といった小技も覚えておきましょう。


The Tabernacle at Pendrell Vale(タバナクル)0-2

The Tabernacle at Pendrell Vale
伝説の土地
すべてのクリーチャーは「あなたのアップキープの開始時に、あなたが(1)を支払わないかぎり、
このクリーチャーを破壊する。」を持つ。

ドレッジ対策8号

ハンデスも効かず、打ち消せません。
ドレッジのサイドの土地破壊はコレの為ですね。
戦場に出ると、ピッチドレッジはイチョリッド位しか残りません。
探すために玉璽を追加したいですね。

1枚で中古の軽自動車が買えます。


Thoughtseize / Duress / Veil of Summer / Pyroblast / Red Elemental Blast 0-2

追加の妨害です。
メインで妨害が足りない時の為に、サイドボードにいくつか枠を割いています。


Perish/Nature's Ruin 0-2

Perish / 非業の死 (2)(黒)
ソーサリー
すべての緑のクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。

対墓荒らし最終兵器です。
アウフ、レオヴォルド、死儀礼、タルモゴイフをまとめて掃除可能です。
対象を取らないので、レオヴォルドの能力も誘発しません。

再生を許しますが、《Nature's Ruin》の方が絵が綺麗です。
圧をかけていけ!!


Hibernation(ハイバネ)0-1枚

Hibernation / 冬眠 (2)(青)
インスタント
すべての緑のパーマネントを、オーナーの手札に戻す。

追加のPerishです。

青のインスタントなので巻物で探せるのが特徴です。
Perishを2枚入れるなら1枚をこちらにしても良いかもしれません。


Nature's Claim(クレーム)0-4

Nature's Claim / 自然の要求 (緑)
インスタント
アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
それのコントローラーは4点のライフを得る。

1マナのアーティファクト・エンチャント対策です。

壊したい物としては、各種ヘイトファクトやサバイバルの《耳の痛い静寂》でしょうか?

大地主やMUDが、土地ハメとヘイトファクトを並行して運用した場合、ハーキルを打てない場合があります。

バウンスではなく破壊なので、こちらの方が効果的な場合は度々存在します。


Steel Sabotage(サボタージュ)0-2

Steel Sabotage / 鋼の妨害 (青)
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・アーティファクト呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・アーティファクト1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。

1マナのアーティファクト対策です。

大地主やMUDが、土地ハメとヘイトファクトを並行して運用した場合、ハーキルを打てない場合があり、ハーキルよりこちらの方が効果的な場合は度々存在します。


基本土地

Island / 島
基本土地 — 島(Island)
(青)

Forest / 森
基本土地 — 森(Forest)
(緑)
Mountain / 山
基本土地 — 山(Mountain)
(赤)

不毛対策のために1枚スロットを割くことがあります。

森は特に、MUDや大地主のマナ否定戦略へ防御として使われます。


Doomsdayとマッチアップ

各デッキとのマッチアップを理解しましょう。
デッキリストは関西帝で使用したものです。

※テーロスでタッサが追加されて微妙にマッチアップが変わりました。
このマッチアップ情報は古いものです。

墓荒らし

鬼門その1

Doomsdayは高クロックと土地ハメを同時に行う、デルバーの様な青系のデッキには弱いです。
Gushを最適に運用するために大量のデュアルランドを投入している為、不毛の大地に対しては基本マグロ状態です。

更には、Doomsdayの天敵であるナーセット(制限)とレオヴォルドに加え、アウフも投入されています。
正真正銘の鬼畜です。

幸いカウンターは薄めなので、ササッとコンボをキメるのが良いと思います。
ロングゲームになるほど不利です。

in : 衰微2、思考囲い2
out: レイス2、LED、ペタル


ティムールウォーカー

鬼門その2

土地ハメは止めろください。
Doomsdayは高クロックと土地ハメを同時に行う、デルバーの様な青系のデッキには弱いです。

Doomsdayルートの致命的なカードはナーセット(制限)です。
しかし、タルモゴイフも多くクロックはかなり速いです。
サイド後にはアウフも投入されます。

レンを使った不毛ハメが始まり、島カウント2が維持できなくなったら諦めましょう。

in : 衰微2、囲い2
out: レイス2、LED、ペタル


ジェスカイ

鬼門その3

クロックは遅く、土地ハメも無いですが、大量の妨害が辛い。

ラヴィニアがMoxやLotus、FoWを妨害してきますので、ターンを返す技術が必要となります。
パイルをしっかり研究しましょう。
一応のナーセットも入っています。
とにかく妨害が厚い、これに限ります。

ついでの様に飛んでくる稲妻もまた頭痛の種です。

in : 衰微2、囲い2
out: レイス2、LED、ペタル


TPS(DPS)

Doomsdayは高速コンボですが、自分より早いコンボデッキには弱いです。
TPSはその筆頭、高速コンボ1号です。

大量の妨害を投げ込み、とにかく遅延しましょう。

タッチ緑で帳が入っていると少し楽になります。

in : 青罠2、黒ボム2、囲い2
out: レイス2、LED、ペタル、Dig、Scroll


逆説(ストーム、メンター)

自分より速いコンボ2号です。
ただし、自分よりやや速い程度なのでバランスが難しい。

ラヴィニア、逆説、害悪ハゲ(テフェリー)、メンター、ティンカー、ナーセットとマスカンのオンパレードでとにかくin-outが多いです。
大量のサイドインはデッキバランスが崩壊しますので、上手いこと調整しましょう。

TPSモードを使用し、速度差をひっくり返すと相手のテンポを狂わせることができるので好みです。

in : 衰微2、青罠2、囲い2
out: ペタル、LED、意志の力4


オース

メインはこちらの方が速く、オーコやDが対象にとれる茶は2枚なので相性は悪くないです。

オースとジェスカイの妨害枚数はラヴィニア分しか変わらないそうです。

ナーセットが入っているので一応の衰微を投入します。

in : 衰微2
out: レイス1、LED


カニボンド

当たったことが無い為、不明

in : 
out: 


ドレッジ

多分、不利では無いマッチアップ(くとぅるふ神には勝てない)。

計算したところ、くとぅるふ神のドレッジからは、概ね5割(47.84%)程度の確率で初手からWill(FoN)が飛んで来るようです。
なので、先手1killハンドなら妨害は気にせずオールインして良いかもしれません。

相手の妨害は2枚くらいと見てカウンターとコンボパーツを集めましょう。
一番対処に困るのはホロウを使ったクロックパーミッションモードです。
不毛4、露天鉱床1のパターンが一番嫌いです。

in : 黒ボム2、黒罠3
out: レイス2、LED1、Dig1、Scroll1


サバイバル

メインはサリア、アウフを出されなければ何とかなるでしょう。
大体、3-4killを目指してきます。
サバイバルはマスカンです。

後手の場合、Duressはサバイバルくらいしか刺さらないので囲いがあれば入れ替えます。

サイドは《耳の痛い静寂》が投入されるので対策は増量しましょう。

in : 黒ボム2、衰微2、CoV1、囲い2
out: 帳3、Duress2、Dig、Scroll


MUD・スタックス・ラベジャー

1Kill対決(1Killするか、1ターン目に大量の妨害アーティファクトを投げられるか)の勝負です。

ロングゲームは勝てないので、できるだけ1ターン目にDoomsdayを通しましょう。

手札のレイスの数と相手のバリスタに乗っているカウンターの数が重要になります。
レイスがチャリスやヘイトファクトに強いところを見せつけましょう。

クロックもそこそこにあるのが辛い。

MMsは《Mana Valt》《Sol Ring》にしか当たらないので抜きましょう。

in : CoV、ハーキル3、衰微2
out: 帳3、MMs、Dig、Scroll


白エルドラージ

当たったことが無い為、不明
都市伝説では?(暴言)

in : 
out: 


大地主

1Kill対決(1Killするか、1ターン目に大量の妨害アーティファクトを投げられるか)の勝負です。
しかし、MUD系より茶は薄目、土地ハメプランがより濃いので、手札の土地を使ってうまくすり抜けましょう。

クロックは無いですが、デプスからの即死があります。

《Fastbond》はマストカウンターです。

嗜み程度に青罠を構えている場合もあるのでケアできる場合はケアしましょう。

ロングゲームでは勝てないので、できるだけ1ターン目にDoomsdayを通し不毛をケアしたパイルを組みむか、ネクロでアドバンテージ対決に持ち込みましょう。

in : CoV、衰微2、ハーキル3
out: 帳3、Pre、Dig、Scroll



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