見出し画像

ニンジャスレイヤーTRPG【キャンペイグンリプレイ】ドミネ・クォ・ヴァディス #001 ウェイスト・オブ・スキン(前編)

この記事は、ダイハードテイルズ提供のTRPG『ニンジャスレイヤーTRPG エイジ・オブ・ソウカイヤ』を使用し、2020年11月14日より開始したキャンペーン『ドミネ・クォ・ヴァディス』の第一回プレイログを編集したリプレイである。

              #001 ウェイスト・オブ・スキン(後編)→

本キャンペイグン(キャンペーン)について

本キャンペーンは以下のメンバーにて進行する。スレイト、またリプレイは各人のセッション及びその他の面での協力によって作成されている。また、ログを読みやすいように一部の改変・並べ替え・抜粋・削除等を行っているが、この改変の責任はすべて投稿者にある。

NM・まいぜお
PL・ルート5(HO1・レッドコール)
PL・ねこぞう(HO2・ヘブンクローザー)
PL・guest7(HO3・ポリューション)
PL・ウナ(HO4・ライズサンダー)
PL・ふらっく(HO5・カッパ・ニンジャ)

◇◇◇◇◇

本編

NM: @セッション参加者 点呼いたしまする

ヘブンクローザー: 1!
ポリューション: 893!
レッドコール: 2!
ライズサンダー: 10!
カッパ・ニンジャ: 100!
NM: 揃ったね!

NM: では始めます!ヨロシクオネガイシマス!
カッパ・ニンジャ: ヨロシクオネガイシマス!
ポリューション: ヨロシクオネガイシマス!
ライズサンダー: ヨロシクオネガイシマス!
ヘブンクローザー: ヨロシクオネガイシマス!
レッドコール: ヨロシクオネガイシマス!

NM: よし……では!

 ◇◇◇
 ◇◇◇◇◇◇

タダオーン!

NM: "203X年、ネオ・ヴァチカンの教会地下にて目覚めるものあり! その名は『ファウンデーション』……カイデンの名はペテロ・ニンジャ! かつて『あの男』に従いし十二使徒のひとりにして、壮烈なりしリアルニンジャのひとりである! 『ミレニアム』の到来を唱えし彼は、謎めいたレリック『天国の鍵』によってオヒガンの扉を開き、現れしリアルニンジャと共に、邪竜『シェオル』によって全世界の聖別(ネザーフォーミング)を開始したのだ! ネオサイタマとてその例外ではない。磁気嵐の壁をも突き抜けて現れたシェオルの聖別により、ネオサイタマは中東めいた気候と化し、ファウンデーションに祝福されしゲニン、『アコルトス』が闊歩する場所へと変じた。これに対し、ソウカイヤ・ザイバツ・アマクダリは一時的に和平協定を結び、侵略を続ける彼らへの反抗・あるいは懐柔を画策している。 そんな中で、一人のモータルが死に、そしてニンジャになった。宿りしニンジャソウルは語りかける。 『ドーモ、僕の名前はナラク。ナラク・ニンジャだ』 ───十二使徒の誰がニンジャなのか!?おお、ナムサン!PL諸氏の精神状態は大丈夫であろうか!?謎に包まれし『あの男』のすべてが明かされようとしている……!"



NM: ということで まずはカッパ・ニンジャの個別導入からだ
カッパ・ニンジャ: 初手カッパ!

導入:フランシスコ・ザビエル/カッパ・ニンジャ

 ◇◇◇

HO5:ふらっく
君はリアルニンジャだ。君はキンカク・テンプルにアセンションしたか、
あるいは地上世界で永い眠りについていた。しかし、ファウンデーションの復活と共に、
ヒャッキ・ヤギョに呼び寄せられた。ファウンデーションのミレニアムに興味などなかった君は、
彼と袂を分かった……が、どうにも彼の領域では、十全なカラテを発揮できていない。世界への慣れが必要だ。
……そして、君は『ニンジャスレイヤー』を知っている。彼もしくは彼女に殺されたか、あるいは知古であったか……。

君の生い立ちは『○不完全なリアルニンジャ(未覚醒のアーチ級ニンジャソウル憑依者)』となる。
また、15点スクラッチの際、1つの成長の壁1を突破することが出来る。


NM: ……君は、キンカク・テンプルのポータルを潜り……見知らぬ浜辺に立っていた。
NM: 周辺の植生を見るに……南洋のどこか。
NM: 傍らには、老いた姿のリアルニンジャが立つ。彼もまた、ここに弾かれて来てしまったのだろうか。
NM: ともあれ、まずはアイサツだ。

カッパ・ニンジャ: 「ドーモ……カッパ、ニンジャです」老いたリアルニンジャにオジギをする。頭頂部に溜まった水が、太陽を反射して煌めいた

NM: リアルニンジャはこのような姿だ。 (筆者注:画像は…流石に貼れなかった)
アトミック・ニンジャ: 「……ドーモ、カッパ・ニンジャ=サン……アトミック・ニンジャです」 

(実況席)
ヘブンクローザー:アトミック
ヘブンクローザー:アトミック???
レッドコール:鑑真じゃん!
ポリューション:ガンジン=サンだ
ポリューション:難破つながりな……?
NM:鑑真とよ……ガンジーって似てるよなァ~~~~
NM:国語の先生よォ~~~~~~

ライズサンダー:鑑真はガンジーだった…?
NM:鑑真からガンジー、CIVの核ブッパネタというすごい分かりにくい流れ

アトミック・ニンジャ: 「ふむ、ふむ。又しても難破か。世知辛いものですな」「ああ、カッパ・ニンジャサンも、あの声に背いたのでしょう?」
NM: 『声』。
NM: ミレニアムに加われ、という号令。
NM: 君は、何らかの事情でそれを蹴ったのだ。

カッパ・ニンジャ: 「異な事よ。主はまたしても試練をお与えになったようです」

アトミック・ニンジャ: 「試練、試練か。それもそうなのかもしれぬなぁ」
カッパ・ニンジャ: 「ミレニアム。得体のしれないヨーカイめいた軍勢にしか見えませんがゆえにな」

カッパ・ニンジャ: カッパ・ニンジャは跳躍し、高木になるバイオバナナを採った
カッパ・ニンジャ: 「ドーゾ」

NM: 「ハハハ。カッパがそれを仰るか」アトミック・ニンジャがくすりと笑い、その眼窩からチェレンコフ光めいた青い光が漏れた。「おお、かたじけない」

アトミック・ニンジャ: 「もきゅ……して、ニホンに行くか?」
カッパ・ニンジャ: 「うむ。美味し!」
カッパ・ニンジャ: 「我がドージョーに興味はあり」

アトミック・ニンジャ:
「拙僧はしばしこの地にて『光』を広めるが……どうしてもというのならば、マグロを使っては如何か」
カッパ・ニンジャ: 「マグロ……」
アトミック・ニンジャ: 「マグロの背に乗り、マグロを喰い、海を旅するのです」

レッドコール:真面目に進行してるんですが絵面が酷すぎる
NM:こっちもかなり気が狂いそうなんですよ!助けてくださいよ!
ヘブンクローザー:ふらっく=サン(カッパのPL)に言って
レッドコール:それやったの貴方だったの・・・?<マグロの背に乗り、マグロを喰い、海を旅するのです
ヘブンクローザー:船を使え船を!


カッパ・ニンジャ:カッパ・ニンジャは準備運動めいて身体を動かす。思うようにカラテが漲らぬ

NM: 「拙僧もそれで日本に渡った」
カッパ・ニンジャ: 「なるほど。マグロとな!」
カッパ・ニンジャ: 「わが身1つで行けぬのは口惜しかれど、宣教出来ぬこの地で修行を重ねるのもいささか退屈」
カッパ・ニンジャ: 「良き案だ。アトミック・ニンジャ=サン」
カッパ・ニンジャ:カッパ・ニンジャはバナナの皮を飲み込み、頷く

NM: 「旅の無事を。オタッシャデー」アトミック・ニンジャがほほ笑み、口からも青い光が漏れた。
カッパ・ニンジャ: 「そちらもカラダニキヲツケテネ!」

NM: そして、背後にキノコ雲を認めながら、君は南洋を去り……ニホンにたどり着いたのだ。

カッパ・ニンジャ:アトミックしやがった
ポリューション:突然の爆発ナンデ?
ライズサンダー:キノコ雲ナンデ!?
カッパ・ニンジャ:いや、彼は定期的に爆発するんだ
レッドコール:この空気の中で次はキツい!
:ファウンデーションより先にアトミック倒した方がいいんじゃないか????
◆カッパ・ニンジャ(種別:ニンジャ/アーチ級 所属:リアルニンジャ PL:ふらっく
カラテ    7   体力   8
ニューロン  3   精神力  5
ワザマエ   3   脚力   4
ジツ     2  (カトン・ジツ)
◆装備 生成伝統的ニンジャ装束(精神力+1) 生成パーソナルメンポ(精神力+1)
◆ジツ・スキル ☆カトン・ジツLv2 ★デトネイト・カラテ ★★★共振装束生成
              ニンジャソウルの闇(カラテ+1 精神力-1) ●浮世離れ ●連続攻撃2
              
ニンジャ名鑑dqv #nnn カッパ・ニンジャ
またの名をフランシスコ・ザビエル。
遠い異国から泳いで来訪し、新しい茶器や文化をもたらした。
代表的な彼の肖像に描かれる燃える心臓と十字架は、
クロス腕ガードの上からでもお前の心臓をえぐり焼き尽くすことの暗喩であり、
ただならぬカラテを有していたことがうかがえる。

オダ・ニンジャの死後にビワコ・レイクの湖底にドージョーを作り、
見込みのある者を力づくで引きずり込み舎弟としたことから
人を沼に引き込み、溺れさせる妖怪として恐れられるようになった。
メディテーションの一環として、聖書由来のチャントを利用する。
ニンジャ名鑑dqv #014 アトミック・ニンジャ
かつてニホンに原子力を伝えた、ガンジンとしても知られるニンジャ。
アテン・ニンジャの高弟のひとりである。
体内に原子炉めいた特殊なカラテ器官を持ち、眼や口からチェレンコフ光を絶えず放つ。
アテンの秘蹟を純粋な破壊力のみに転化し、恐るべきパワを誇ったが、
それを危険視したヒカリ・ニンジャクランの手のものに謀殺された。
その死の時には、壮絶なストゥーバめいた光の柱が立ったという。

◇◇◇

NM: 次はポリューション=サンです
ポリューション:
IKUZO! 

導入・ヤマカガシ/ポリューション

◇◇◇

NM: ……
NM: 燃えている。
NM: キョートが、ガイオンが、燃えている。

NM: ナガサキ・ディストリクトに降り立ち、ネオサイタマに向かい、行進するリアルニンジャどもの列。

NM: いにしえより語られし、ヒャッキ・ヤギョ。
NM: それの一部が、ここキョートで分かたれ……凄惨な殺戮を成したのだ。
NM: ケムリ・ニンジャの猛毒の霧。
NM: ジュウ・ニンジャの無数の銃撃。

レッドコール:アーチ級が徒党組んで襲ってくるのホントクソゲーだなぁ…
:うむ…
カッパ・ニンジャ:ヒャッキ・ヤギョはクソ


NM: そして……君の眼前では、悍ましい音楽が鳴り響く。
NM: これを成したは、チョウリツ・ニンジャ。シンコピー。
NM: 腕の自由を奪われた君の、その目の前で、メンターたるブラックドラゴンと、彼女は熾烈なイクサを繰り広げている。 

ニンジャ名鑑dqv #007 シンコピー/チョウリツ・ニンジャ
ファウンデーションに従う邪悪なるリアルニンジャ。
聖歌隊と呼ぶ配下のニンジャを引き連れ、音符を模した大鎌を振るう。
敵からカラテを奪い去り、音楽に変換させ、その肉体を楽器に加工するジツを扱う。

NM: さて、君はどうする?どうしたい?

ヤマカガシ(注:のちのポリューション): 「う………ぐ………」
ヤマカガシ: イクサの最中横たわるヤマカガシ。リアルニンジャを前には成す術もなく、その全身は一方的に傷つけられていた 。

ブラックドラゴン: 「おい!立て!立つんだ、ヤマカガシ=サン!」シンコピーのカラテをギリギリのところでかわしながら、ブラックドラゴンが叫ぶ。
ヤマカガシ: 「……ブラックドラゴン、サン………ッ!」  既に血に塗れた両手を地に叩きつけ、自らを鼓舞するヤマカガシ。

NM: シンコピーの方はと言えば、明らかに精度の低いカラテだ。それでも、君たちにとっては恐るべき脅威である。
ブラックドラゴン: 「ヤマカガシ=サン!お前は!逃げろ!イヤーッ!」ブラックドラゴンがマワシゲリを放つ!
NM: が、指先1つでシンコピーはそれを止めた。

ヤマカガシ: 「ダメです……師匠を置いていくなど出来な……!?」シンコピーのカラテに驚愕する。
シンコピー: 「……ハ。ハハハ。ソガの狗ども、所詮はこの程度。ああ、ああ、かつての威勢はどこに行ったのだか」くすくすと笑いながら、シンコピーは大鎌を振るう。

NM: それをブリッジ回避でかわしながらも、ブラックドラゴンは果敢に攻める。だが、力量差は明らかだ。

ブラックドラゴン: 「メンターの!言葉が!聞けないのか!」
NM: 徐々に、イクサの均衡は崩れつつある。

ヤマカガシ: 「ッ!…………」早く、早く一歩踏み出さないと手遅れになる。だが――  

NM: その瞬間。ブラックドラゴンの右腕が飛び。
NM:
弦楽器へと変形し、美しい音を響かせる。

NM: 君はいつの間にか涙を流している。脳が咽び泣くのだ。美しい音楽を聴いたことによって。
ブラックドラゴン: 「早くしろ!お前には!未来がある!逃げろ!」

ヤマカガシ: 「!?」「ブラックドラゴン=サン!!!」飛ばされた師の右腕。立っているだけでやっとだった体に、怒りが一歩を踏み出させた。
ブラックドラゴン: 「俺とは違う、お前に宿る、ニンジャソウルは────」

ヤマカガシ: 「ヤメローーッッ!!!」腰を大きく落として跳躍、シンコピーに飛び掛かる――― その瞳から涙をこぼして。

NM: シンコピーは避けない。何ということもない、というように、その一撃を顔で受ける。
シンコピー: 「ああ、弱い、弱い。お前の様なカラテなきものなど、いかなる音も響かせられない」

NM: 強烈なまでのカウンターカラテが、君を吹き飛ばした。
ヤマカガシ: 「グワーッ!」大きく吹き飛ばされ転がり落ちる

NM: そのまま君の意識は途絶し────
NM: 目覚めた時には、全てが終わっていた。

ヤマカガシ: 「……グ…」

 燃え尽きたキョートの街。
楽器となり、何も語らぬザイバツのニンジャたち。
 その惨劇は、ザイバツとソウカイヤ、アマクダリが手を組む原因となるのだが────
 君にとっては。復讐の開始点である。


ヤマカガシ: 「!」すぐさま跳ね起き、師を探すヤマカガシが目にしたのは。「ブラックドラゴン=サ――」

 かつて師であったろう、
人から造り上げられた大きなチェロ。
 風に吹かれ、ぽろん、と音が鳴った。

ニンジャ名鑑dqv #007 シンコピー/チョウリツ・ニンジャ
ファウンデーションに従う邪悪なるリアルニンジャ。
聖歌隊と呼ぶ配下のニンジャを引き連れ、音符を模した大鎌を振るう。
敵からカラテを奪い去り、音楽に変換させ、その肉体を楽器に加工するジツを扱う。

より強いカラテからはより美しい旋律が産まれる。至高の旋律は忘れられたものを呼び覚ますだろう。
……HO3のメンターを殺害した張本人である。

ヤマカガシ: 「……あ、あ――――」目を見開くヤマカガシ。その瞳からは涙が零れ落ち……

やがて涙はどす黒い紫色に変わっていく――そして、彼の、彼の、かつて両腕であったところには。

ポリューション:「――アアアアアアアアアッッッッ!!!!!」弦や管が奇怪に張り巡らされたかに見える、骨めいた""モノ""が残っているのみであった。

HO3:
君はザイバツに所属するアーチ級ソウル憑依者だ。
君のメンターは、ファウンデーションに従うリアルニンジャによって殺されてしまった。
君は師の復讐を果たすと、固く誓っている。
生い立ちが「〇未覚醒のアーチ級ソウル憑依者」となる。
また、ビルド時にサイバネ・バイオサイバネを導入してもよい。
◆ポリューション(種別:ニンジャ/アーチ級 所属:ザイバツ PL:guest7
カラテ    7   体力   13
ニューロン  5   精神力  4
ワザマエ   3   脚力   4
ジツ     2  (ドク・ジツ)
◆装備 
◆ジツ・スキル ☆ドク・ジツLv2 ★ベノムスピット・ジツ(未熟) ★★★半神的存在
              ニンジャソウルの闇(カラテ+1 精神力-1) 
              
              
ニンジャ名鑑dqv #nnn ポリューション
ザイバツニンジャであり、コブラ・ニンジャクランの高位ソウル憑依者。
当時は師たるザイバツ・シテンノ、ブラックドラゴンより与えられたヤマカガシという名であった。
師を殺され、名を変えたのち、ヘビめいたフルフェイス・メンポで顔を隠し、
両腕を分厚いブレーサーに包んでいる。
メンポを外した外見は大学生位の男で、その瞳はどこか淀んでいる。

使用プラグイン【 ニンジャスレイヤーTRPG自作ソウル「ドク使いのニンジャソウル」】


レッドコール:うわあ…
レッドコール:エグいジツだ…
カッパ・ニンジャ:ホントにその楽器なにも語ってないぃ?
ライズサンダー:あ、作ったらそのままなんだ…持ち帰るのかと
NM:グラマスクラスなら持ち帰るんじゃない?


 ◇◇◇

導入:ハードスティール/ヘブンクローザー

 ◇◇◇

NM: ネオサイタマ。
NM: ハードスティール(注:のちのヘブンクローザー)と、ファウンデーション……ヒャッキ・ヤギョを呼びしリアルニンジャは、ビルの屋上にて相対している。 

#001 ファウンデーション/ペテロ・ニンジャ

ネオ・ヴァチカンの秘密の小部屋にて眠りについていたリアルニンジャ。
かつて『あの男』に従いし使徒ペテロそのひとであり、類稀なるムテキ・アティチュードの使い手。
ニンジャレリック『天国の鍵』によって擬似ヒャッキ・ヤギョを起こし、
エテルの彼方より現れし邪竜『シェオル』を用いて全世界の聖別(ネザーフォーミング)を行う。


NM: ハードスティールには、彼が許せない。

NM: 当然のように、当たり前のように、シマを蹂躙し
NM:レッサー・ヤクザたちを、狂死させた。
NM:
なんとしても、落とし前をつけねばならぬ。そうでなければ、ソンケイが廃る。

ハードスティール: 「テメェ…ジゴクに行く覚悟は出来てんだろうなッコラー!」 並のモータルならば即座に発狂しかねぬ程の殺気を放ちながら、歪なボックスカラテを構える。

ファウンデーション: 「インヘルノに、か」
NM: ファウンデーションは、無表情だ。

ファウンデーション: 「インヘルノには、『あの男』はおられないだろう」「だから、私は行かぬ」
ハードスティール:
「ザッケンナコラーッ!!」轟!凄まじいカラテ圧を纏った拳が迫る!

NM: ファウンデーションは、おもむろに手をかざす。

ハードスティール:
「イイヤァーッ!」

NM:
おお、見よ!
NM:シャウトさえなく放たれるムテキ・フィールドバリアが、その拳を弾き飛ばす!

ファウンデーション: 「……この程度。『岩の如き』私を打ち崩すことはできない」

ハードスティール: 「テメェ…イイヤァーッ!」サミング、キドニーブロー、果てにはアンブッシュめいた側頭部への回し蹴りまでをも放つ!
ファウンデーション: 「これで終わりか?」 それらを全て、ムテキバリアでいなす。

ファウンデーション: 「なるほど、なるほど。では、こうだ」 その不可視の壁が細く、鋭く変形する。 気付いた時にはもう遅い。

ハードスティール: 「なっ…!」

NM: ハードスティールの両腕は、ムテキ・フィールドバリア・ソードによって切断されていた。

レッドコール:バリア使いがやっちゃいけないやつだぞそれ!際限なくなるから!
カッパ・ニンジャ:ムテキフィールド、ヨシ!
:ペテロの拡大解釈!!
レッドコール:普通それは精神面を指すものである>岩のごとき

ハードスティール: 「グワーッ!…だからどうしたァ!」

ハードスティール: ムテキ・フィールドに向かい頭突きを放つ! 腕が使えぬならば他を使うまで!

ファウンデーション: 「ハ」「ハハ」「ハハハハハ!!!」

ハードスティール:「イヤーッ!イヤーッ!イイヤァーッ!」 そのまま足技を主体とした変則ボックスカラテへと切り替える!

ファウンデーション: 「素晴らしい!素晴らしく貪欲!それでこそ!私の敵だ!」

NM: ファウンデーションは……笑いながらも、頭突きを、足技を繰り出す!
NM: 瞬時にボックスカラテをラーニングし……使いこなしているというのか!?

ハードスティール: 「イイヤァーッ!」構わずにカラテを繰り出し続ける!


 その恐るべきカラテ拮抗の最中。
 おもむろに、ファウンデーションはカラテをやめ、空を指さす。

「おお、おお!目覚めたか!ヨハネ・ニンジャ=サン!」


ハードスティール: 「余所見してんじゃねッコラー!」殺人バイオカジキマグロめいたランスキックが迫る! 


 ────次の瞬間。
君の精神が、大きく乱される。


NM:バイブルの一側面めいた絵図がとびとびに描かれ、かの男が味わった苦しみが、こころに流れ込む。
NM: これはタナカ・ニンジャクランの心乱すジツ。衛星軌道上から、ヨハネ・ニンジャが、ネオサイタマの一帯に向けて放ったジツ。モータルらはみな狂い死に、ニンジャとて危うい。
NM: 君の吹き飛ばされた両掌に、釘で穿たれたような穴が開いた。 

#003 ウォッチャー/ヨハネ・ニンジャ

十二使徒のひとり、ゼベダイの子ヨハネその人。
タナカ・ニンジャクランに属していた。
パトモス島にあった彼の遺骸は電子戦争前夜に人工衛星兵器『蛮神』のうちの一つに組み込まれ、
そしてファウンデーションの目覚めによって衛星軌道上で再起動した。
現在の彼は鷲の如き翼を広げ、光り輝く姿でもって宇宙空間から世界を睥睨している。
レッドコール:出たかヨハネ・ニンジャ、彼正直物理的に手出しできないんですがどうすれば良いんでしょうね
カッパ・ニンジャ:ヨハネ、名鑑のあれか
ライズサンダー:どうやって勝つの?という連中しかいねぇんだよなぁ
レッドコール:クソゲー!>衛生軌道上からの精神攻撃(注:イメージ図はコレ

ハードスティール: 「…ガ、アアアアァァァッッ!」なお足技を振るうが、精神干渉を受けたカラテは明らかに精細を欠く!


NM: ファウンデーションは、そんな君を容易く蹴り飛ばす。
ファウンデーション: 「所詮はこの程度。サタンとは、なりえぬか」
NM: 君は、ビルの屋上から、自由落下し────

ハードスティール: 「ファウンデーション…!ファウンデーション!」

NM: ソニックカラテの風が、君を捕えた。
NM: 「ハードスティール=サン!」ソウカイ・シックスゲイツのひとり……ソニックブームが、トライアングルリープキックを駆使しながら、君を自由落下より掬い上げた!

ハードスティール: 「殺してやる…テメェを必ずジゴクへ叩き落としてやる!」
ハードスティール: 「離しやがれソニックブーム!まだ終わってねえ…!まだ俺は戦えんだよ!」

ソニックブーム: 「もうよせ!腕吹っ飛ばされてビルから落ちかけたヤツが言えることか!」
ソニックブーム: 「いいか、ハードスティール=サン!ここは一旦引け!」
ハードスティール: 「ザッケンナコラーッ!このまま引き下がれっかコラーッ!」

NM: しかし、ソニックブームは君を抱えたまま、ヒャッキ・ヤギョの列から遠ざかっていく。
ソニックブーム: 「……お前までここで死ぬこたねェだろうが」
ハードスティール: 「…俺のクランは全員死んだ」
ソニックブーム: 「……ヒュージシュリケン=サンとアースクェイク=サン、ビホルダー=サンもだ」

ハードスティール: 「このまま引き下がったらソウカイヤクザの名折れだろうが…!」
ソニックブーム: 「ああそうだ。確かに名折れだ」「だがそれァヤバレカバレになっていいってわけじゃねえだろ!」

ソニックブーム: 「この屈辱は晴らす!だが、今じゃあねえ!」
ソニックブーム: 「……わかってくれ、ハードスティール=サン」

ヘブンクローザー: 「…クソ」
ヘブンクローザー: 「…クソがクソがクソがァァァッ!」

ネオサイタマに似合わぬ太陽光が、君たちを照らす。
暗い重酸性雨の雲は晴れた。他ならぬ、ファウンデーションによって────。

 HO2:
君はソウカイヤの手練れのニンジャだ。
君は、ソウカイヤの土地であった場所で好き勝手に振る舞う
ファウンデーション一派に憎しみを抱いている。
任意のスキル1つと『マーク・オブ・ソウカイヤ』を最初から所持した状態で
スタートすることが出来、更に、ニンジャソウルの闇を一つ得る代わりに、
2つの成長の壁1を超えることが出来る。
◆ヘブンクローザー(種別:ニンジャ) 所属:ソウカイヤ PL:ねこぞう
カラテ    8   体力   7
ニューロン  2   精神力  2
ワザマエ   7   脚力   5
ジツ     0  (現状、ソウル不明)
◆装備 
◆ジツ・スキル ⦿タツジン:我流ボックスカラテ(タツジン:コッポドー読み替え)
        ⦿マーク・オブ・ソウカイヤ 
        ニンジャソウルの闇(カラテ+1 精神力-1)
        ●連続攻撃2 ●連射2 ●疾駆
              
ニンジャ名鑑dqv #nnn ヘブンクローザー
小さなヤクザクランの下っ端から一端のソウカイヤクザに上り詰めたニンジャ。
ソンケイを重んじる硬派なヤクザとしてクランを受け継ぎ、シマを収めていたが、
ファウンデーションに敗北。部下のヤクザ達は殺され、シマも奪い取られた。
自らも両腕を失う重症を負い、テッコを取り付ける事となった。
それを機に自らの名を変え、復讐に全てを捧ぐと誓う。
かつての名前は「ハードスティール」。当時はシックスゲイツ・ソニックブームと
並ぶ実力者であったという。       

 ◇◇◇

NM: ライズサンダー=サンドーゾ!

導入:イピゲネイア/ライズサンダー

◇◇◇

NM: 君はアガメムノンの部屋にいる。
NM: 辞令を受け取りに来たのだ。
NM: ソウカイヤ・ザイバツ・アマクダリの混成部隊への、編入。

NM: ハーヴェスターの肝入りであると云うが……。
NM: 君は所定の書類にハンコを押す。
NM: その手に、アガメムノンの傍らに立つ女の手が触れた。

???: 「Take this(受け取って)」

NM: 六面体のモーターが差し出される。これはアルゴチャンという。
NM: アマクダリセクトの構成員に支給されるAI搭載型ドローン。握り拳大の立方体強化フレームにジャイロを搭載し、ヒトダマめいて青い光を放ち浮遊する。セクト構成員はこのドローンから、ファウンデーションによる検閲のないインターネットである天下網にアクセスできる。

#006 アルゴチャン
非ニンジャ。アマクダリセクトの構成員に支給されるAI搭載型ドローン。
握り拳大の立方体強化フレームにジャイロを搭載し、ヒトダマめいて青い光を放ち浮遊する。
セクト構成員はこのドローンから、ファウンデーションによる検閲のない
インターネットである天下網にアクセスできる。

旧世紀AIめいたピュアな自我を持つが、持ち主の影響を受けてその自我パターンは変化する。
セクト構成員の中にはアルゴチャンの育成に心血を注ぐものもいるとか。

ライズサンダー: 「ドーモ、はじめまして、アルゴチャン。…それと…」琥珀色の瞳がまっすぐに、女を見つめる。

???: 「……ああ、あなたとは初めてね」そのコーカソイドの女性は薄く笑う。


NM: 彼女は、アマクダリの十二人の一人。
NM: アンドリュー・ワニの薫陶を受けたという、ヤバイ級ハッカー。コトダマ空間認識者。

NM: 「ドーモ、ナンシー・リーです」

:ナンシーじゃん
ポリューション:アイエッ!?
ヘブンクローザー:マジで!?
:フジキドがいないのか?
カッパ・ニンジャ:とりあえず有能人材寄せ集めたたか
NM:アルゴス代理としてアンドリューからリクルートされてきました


ライズサンダー: 「はじめまして、ナンシー=サン。私の名前は…」一瞬、アガメムノンの方をちらりと見る。与えられた名前は、明かす時を選ばねばならぬと教わった。

NM: アガメムノンは、手を組んだままだ。  君を見てはいない。

ライズサンダー: 「…ライズサンダーです。ドーゾ、ヨロシク」首をわずかに傾げ、座したまま一礼する。アーマーを纏ったこの姿は、きっとこれまで与えられた自分とは別のものだと思った。

ナンシー・リー: 「ライズサンダー=サン。ヨロシクネ」
ナンシー・リー: 「……色々と、大変になるでしょうけど。ガンバッテネ」

レッドコール:あ、そうか、ニンジャスレイヤーが生まれてからそんなに時間経ってない可能性もあるんですね、ビホルダー=サン存命(だった)し
:てかマルノウチ抗争そもそも起きてるの?
NM:それは起きている。ニンジャスレイヤーはいる。

ライズサンダー: 「ヨロコンデー。…アマクダリのため、世界のために」
NM: 「……」アガメムノンが、ちらりと、君を見た。

アガメムノン: 「……ライズサンダー=サン。顔を見せてくれ」
ライズサンダー: 「………かしこまりました」オナタカミによって作られたアーマー、そのヘルメットに手をかける。

ライズサンダー: 圧搾空気の噴出とともに、頭部を覆うフルヘルムメンポを外し、金の髪と蜂蜜色の肌をした若者の顔が露になる。その顔は穏やかだ。
アガメムノン: 「……ああ、確かに、良く出来ている」その肌は、その髪は、アガメムノンによく似ている。
ライズサンダー: 「…ありがとうございます」

アガメムノン: 「君の存在意義は何だ?」手で表情を隠したまま、アガメムノンは問う。己に向かって問うかのように。
ライズサンダー: 「私はシステムの為に存在します。私の命は、システムによって作られ、システムとその中枢(アクシズ)たるアガメムノン=サンの目的のための存在です」教えられたままに、言葉を紡ぐ。

アガメムノン: 「……」
アガメムノン: 「それが、もしも、根底から否定されたとしたら」
アガメムノン: 「システムが、かつてのように失敗し、かつてのように滅びたとしたら……どうするかね」

ライズサンダー: 「システムが…失敗?」
ライズサンダー: 「わかりません」教えられたことのない、質問だった。「ですが、システムに私という存在が不要なら。それに従い、消え去ることに異議はありません」

アガメムノン:
「……そうか」アガメムノンは視線を外した。
アガメムノン: 「……盤石であったはずのものが、土台(ファウンデーション)から覆されようとしている」 

:アガメムノンに父性が…?
ライズサンダー:こんな気弱なお父さん初めてですよ!(初対面だけど)
NM:鬱メムノン
カッパ・ニンジャ:メムノン再定義出来なさそうで弱気

アガメムノン: 「同胞として言おう。私は────……いや、忘れろ」
アガメムノン:
「ハーヴェスター=サンが待っている。さあ、行きなさい」

ライズサンダー: 「…ハイ。忘れます」初めて会う、『父親』であり『中枢』の姿を見つめ。
ライズサンダー:「…滅びるとしても。力の限り、私は尽くします」「シツレイします」一礼し、部屋を後にした。

ライズサンダー: (…なんだか、一瞬。ニンジャじゃないみたいだった)

その感想も、言われた通り部屋を出る瞬間に忘れ去って。

HO4:
君はアマクダリのニンジャであり、絶対秩序的なシステムの信奉者だ。
アガメムノンの計画は、かのリアルニンジャらの暗躍によって大きく妨げられている。
一刻も早く、奴らを片付けなければならない。
君は任意のサイバネ・バイオサイバネを2つ獲得してよい。
更に、初期万札をすべて支払い、成長の壁を1つ超えてもよい。
◆ライズサンダー(種別:ニンジャ) 所属:アマクダリ PL:ウナ
カラテ    2   体力   3
ニューロン  8   精神力  8
ワザマエ   5   脚力   3
ジツ     1  (デン・ジツ)
◆装備 
◆ジツ・スキル ●時間差 ●マルチターゲット ☆デン・ジツLV1

ニンジャ名鑑dqv #nnn ライズサンダー
アマクダリ・セクトに最近所属した新人ニンジャ。スターゲイザーの麾下に属する。
彼女の肉体は鷲の一族のスペアとして『製造』されており、デン・ジツとイアイドーを武器とする。
『製造』には少なくともアガメムノンの意思、ヨロシ・サイバネティカおよび
オナタカミの技術、湾岸警備隊の訓練プロトコルが含まれている。
血液の一滴に至るまでシステムのために作り上げられ、
本人もアマクダリのシステムがやがては世界を良くすると信じアガメムノンへ仕える。

姉がいる。また、ニンジャネームは自分でつけたものであり、完成時に
『イピゲネイア』というニンジャネームを与えられている。


◇◇◇


NM: というわけで ようやくダンゴウだ
NM: ライズサンダー=サン、ポリューション=サン、ヘブンクローザー=サンは出てきて!
ライズサンダー: アイアイ!
ヘブンクローザー: ハーイ
ポリューション: ハーイ!

ダンゴウ

◇◇◇

NM: 君たちは、カスミガセキ・ジグラットの一角に集められた。
NM: これが三大組織連合の集まりらしい。とりあえず、アイサツをしておこう。

ヘブンクローザー: 「…ドーモ、ヘブンクローザーです」痛みきったヤクザスーツに、無骨なテッコを身につけたニンジャがアイサツする。その目にはジゴクめいた憎悪の炎が宿る
ライズサンダー: 『ドーモ、はじめまして。私の名前はライズサンダーです』マイクとスピーカを通し、流線型の特徴的なアーマーに身を包んだニンジャが、その洗練された姿に似つかわしい静かなアイサツをする。
ポリューション: 「ドーモ、ザイバツのポリューションです」黒いニンジャ装束に身を包み、両腕に素肌が見えない程ブレーサーを付け込んだニンジャがアイサツする 。 その瞳は灰色にくすんでいて生気が無い

ライズサンダー: 『ヘブンクローザー=サン、ポリューション=サンですね。ヨロシクオネガイシマス。こちらはサポートAIのアルゴチャンです』肩の上、モーター六面体を紹介する。

NM: 『ドーモ。アルゴチャンです』ぴこぴこと光る。
ヘブンクローザー: 「…アマクダリか」
ポリューション: 「……」アルゴチャンを一瞥

ライズサンダー: 『ハイ。ヘブンクローザー=サンはソウカイヤですね。…所属は違いますが、ヨロシクオネガイシマス』目ざとく、装束のクロスカタナマークをスーツの視覚がとらえている


ヘブンクローザー: 「…ドーモ」ヘブンクローザーもまた、油断なく相手を見据える
ポリューション: 「……その腕は?」ヘブンクローザーの腕を見ながら
ヘブンクローザー: 「ただのサイバネだ…ザイバツじゃあ、珍しいかよ」
ポリューション: 「ああ」辺りを沈んだ眼で見つめる。((ソウカイヤ、ザイバツ、アマクダリ……))
ライズサンダー: (本当に混成部隊だ。…でも、信じなきゃ)

NM: 『揃いましたね』アルゴチャンが空中で回転する。『それでは、ブリーフィングを開始します』
NM: アルゴチャンからホロ映像が流れる。

 画面に映るは三人のニンジャ。すなわち。
 ゲイトキーパー。ダークドメイン。ハーヴェスター。

NM: ダークドメインの映像は乱れている。どうやら、イクサの最中であるようだ。

ライズサンダー:左から順に武闘派、武闘派、武闘派だ
ヘブンクローザー:殴ることしか考えてない
カッパ・ニンジャ:イクサ中にブリーフィングを!?
NM:ZOOM中にイクサしてるようなものなので
ポリューション:ZOOM中に……イクサを!?


ライズサンダー: 『!』ハーヴェスターの姿に、姿勢を整えた。仕込まれた『礼儀』を思い出すように

NM: 『……ダークドメイン=サンはもう始めているのか。ドーモ、ゲイトキーパーです』『ドーモ、ハーヴェスターです。威勢があっていいではないか』

ヘブンクローザー: 「ドーモ、ヘブンクローザーです」
ポリューション: 「ドーモ、ポリューションです」
ライズサンダー: 『ドーモ、ライズサンダーです』

ライズサンダー: (そろそろこの『』外していいですか…演出必要なときはつけるね)
NM: いいよ!

NM: "『さて……三人か。十分だ』ハーヴェスターが笑う。 『早速だが、お前達には荒事に突っ込んでもらう』"

ライズサンダー: 「荒事。イクサですね」
ポリューション:ポリューションは頭を垂れ、指示を仰ぐ
ヘブンクローザー: 「標的は」

NM: 『【教会】のニンジャだ』ゲイトキーパーが答える。
NM: 『本日、突如として【教会】、すなわちファウンデーション傘下のニンジャたちがマルノウチ・スゴイタカイビルに襲撃を掛けた』
NM: 『民間人の犠牲者は多数。敵の本体はすでに地下のギンカク前に移動し』  ダークドメインの画面から激しいイクサの音が聞こえる。

NM: 『このように交戦中というわけさ、いやあ血気盛んな事だ』ハーヴェスターはとても楽しそうだ。

ヘブンクローザー: 「そいつらを全員叩き潰すのが、今回のミッションですか」
ライズサンダー: 「…では、そちらへ合流ですか?」(やっぱりハーヴェスター=サン、こういう時が一番楽しそうだなぁ)

NM: 『お前達には、上層に居座る連中の掃除を頼みたい』ハーヴェスター。
NM: 『地下でダークドメイン=サンのアンタイ・ウェポンに巻き込まれたくはないだろう?』

ポリューション: 「ヨロコンデ」
ライズサンダー: 「イエス・サー……ンンッ。かしこまりました」
ヘブンクローザー: 「どうでもいいですよ」 「ヤツらを殺せれば、どうでもいい」

NM: 『いい返事だ』ゲイトキーパー。
NM: 『ああ、それと、ヘブンクローザー=サン』
ヘブンクローザー: 「なんです」

NM: 『敵はどうやらリアルニンジャであるそうだ。喜ぶがいい』
ヘブンクローザー: 「……」テッコが軋む程に拳を握り締める  「…そうですかい」

ライズサンダー: (……)テッコの軋む音を聞く。どうやら、彼はリアルニンジャと因縁があるようだ
ポリューション: 「リアル・ニンジャ……」その横で、ポリューションもまた、表情を険しくする

NM: 『それでは、行くがいい』
NM: 『目標地点は、マルノウチ・スゴイタカイビル。セルフテンプラ・レストラン「ダイコクチョ」を目印とせよ』

ライズサンダー: 「ハイ。出撃します」 戦闘マシンめいた無機質な、しかしハッキリとした返答で。
ヘブンクローザー: 「ハイヨロコンデー」 淡々と、しかし拳と目には激しい怒りを含めて。
ポリューション:脳裏に浮かぶのはあの日の、白黒の装束、美しい音色、そして――否、思い起こす必要は無し。
ポリューション:「ハイヨロコンデー」今は目の前の任務をこなすのみ。


 ◇◇◇

後編:マルノウチ・スゴイタカイビル遭遇編へつづく!


Photo by Steve Johnson on Unsplash

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?