僕がフリーWebライターになった理由
僕は統合失調症です。発症したのは19年の秋の暮れごろでした。
それまでの僕はうつ病で精神科へ通院する生活を送っていました。
そんななかで突然、統合失調症の発作をおこしました。
1カ月くらい辛い症状が続いたと思います。被害妄想や幻覚・幻視などがあり、自殺を何回もしたくなる恐怖にさいなまれました。
ただでさえ、13年間うつ病を経験してきて辛かった僕の身に起こったこの発作は衝撃的でした。それまでの自分の人生観がすべて吹き飛んでしまいました。
療養していく中で、自分は生まれ変わったように感じるようになりました。以前には戻れないんだと・・・。そして少しでも前向きに生きなければと。そう考えるようになりました。
やがて障害年金をもらえるようになりお金の心配から解放されたけれども・・・。
「人生このままでいいのか?」と焦りのようなものを感じていました。
仕事を探さなくてはいけない。働かなければ!と焦り始めたのでした。
そして、障碍者雇用で働けないか調べていると分かってきたことが・・・。
それは精神障碍者は身体障碍者にくらべて就職しにくいということです。
特に統合失調症の方は避けられるということ。
僕はがっくりきてしまいました。クローズで就労するには職歴が開きすぎていて、面接は通らないだろうと考えていました。障碍者枠ならいけるとふんでいたのです。
一気に自分は社会のお荷物なのだと実感しました。精神障碍者の障害年金も当初は統合失調症を対象に制定されたようなので、ようは「社会に出てくるな。引きこもってろ」ということなのだと理解しました。
でも、だったら独立して自分で食べていく道が残されているじゃないか!そう奮い立ちました。
そう考えたら、まず何をして食べていこうかと悩みます。初期投資がいらないもので考える必要がありました。
そんななかでみつけた働き方がWebライティングだったのです。
Webライティングのみなさんはさまざまな理由でこの仕事に就かれたことと思います。でも、僕はこれしか残された道がない。くらいの気持ちでWebライティングをするようになりました。
サラリーマンとしてのブランクがあり、パート・アルバイトを転々としては引きこもりを繰り返してきた僕には、在宅ワークであることも味方になってくれました。
そういう訳で僕は今Webライティングの仕事をしています。お読みくださった方ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?