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004うなぎ道「川魚店」

「川魚店」というものをご存じだろうか?


うなぎ道

文字通り海ではなく川の魚を小売りするお店なのだが
昔から、地場の川で採れた、鮒やザッコ、川海老などを佃煮にして販売したり地場の川で採れた天然鰻を白焼きや蒲焼にして販売している。
しかし、現在では川で魚も捕れなくなり川魚店自体も減少傾向だ。

なかには鰻屋さんとして営業しているお店でも屋号が川魚店となっていることもある。

探してみると関東地方でも見つけることができるし都内でも下町の江東区や品川区あたりで見つけることができる。


うなぎ道

「川魚店」の特徴としては、店内での飲食はできないのでテイクアウトして家で食べるということだ。

地域によっては川魚店がまだまだ元気に営業している地域がある。
そのひとつに長野県の岡谷市がある。
諏訪湖に面した地域で昔は諏訪湖で天竜川を遡上してきた鰻などが採れたのだそうだ。
現在では、水門ができてしまい、鰻などは捕れなくなってしまったという。
しかし市内には川魚店が多く営業しており家庭で川魚を楽しむ文化が継承されている。


うなぎ道

この岡谷での鰻の楽しみ方は、イートインできる鰻屋さんに行くのも良いが
個人的に川魚店で焼きたての蒲焼を購入し、チェーンのお弁当屋さんでご飯を購入し諏訪湖畔で諏訪湖を見ながら、お弁当屋さんのご飯に蒲焼をのっけて食べるのが好きだ。

この食べ方は、諏訪湖の自然の中でいただけるというのもあるが、

うなぎ道

なにしろテイクアウトの蒲焼はお店で食べるよりお得に購入できるのだ。

いかにお得に美味しく鰻を食べるかも「うなぎ道」としては大切なことだ。

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