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頭痛・片頭痛(偏頭痛)と鍼灸治療〜低気圧による血管膨張編

神戸御影鍼灸院
unはさみとおきゅうときどきおはり【アン】

前回は気圧の変化を内耳で感じとり、その情報を脳へ伝達していること。
そのことにより、身体が上手に外界の変化に身体を順応させていること。

また前回の最後に、
自分自身の体の機能が環境に上手に馴染もうとしているであれば、
気圧の変化だけで、なぜ頭痛が起きたり、吐き気などの不快症状が起きるのだろう?

というお話しでしたね。
ここでそのままお身体のメカニズムについてお話しを続けたいところですが、
気圧についての基本的な情報がある方がさらに理解しやすいと思い、
今回は気圧のお話しをさせてもらいますね。

このバラバラのお話しが、後半にいくにつれて内容がまとまってきますので、楽しみにお話を読んでいってください^^

《まずは気圧のお話し》
急に人間の身体のメカニズムについてお話をしても気圧と結びついてこないと思うので、少し遠回りですが、まずは気圧のお話しをしていきます!

まず『気圧』とは、
空気が地面に向かって下へ押すチカラ↓のことです。
『高気圧』空気が下へ押すチカラが強い↓
『低気圧』空気が上へ向かう力が強い↑
低気圧の上昇気流により水蒸気が集まり雲ができ、上昇して冷やされ水となったものが雨となります。
逆に、高気圧の場合は下降気流となるため、雲が消え晴れやすくなるのです。
ですので、雨の日、台風の日は気圧が低い、つまり低気圧です。

例えば高い山に登った時や飛行機に乗った時(気圧が低い時)に起こる現象、 
『袋菓子がパンパンに膨れてしまう』という現象が起きます。
気圧が下がったことにより、袋内の密閉した空気が膨張した方による現象です。

ギモン雑学参照
ギモン雑学参照

このパンパンの袋菓子と同じような現象が人間の身体の中の血管にも起こっているのです。
気圧の低い状態になると体の中の血管が膨張します。

これは、頭痛を引き起こす原因の一つです。
血管が膨張し神経を圧迫することで頭痛が起きたり、脳血流が急激に上がりすぎたことにより心拍動に合わせてズキンズキンと痛みが出たりすることもあります。
また片頭痛(偏頭痛)を普段から起こしやすい人は、気圧の変化により悪化しやすくなります。

今回は、気圧の変化により、身体の中の血管は膨張し、それに伴い頭痛が出るというお話をさせてもらいました。
次回は、気圧の変化に伴う身体の中の変化についてお話ししていきますね^^

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