【23年1月1週】今週の雑記㉒

〇はじめに

 明けました。

〇今週の出来事

・年明け
 あけましておめでとうございます。2023年ですね。
 なんか年々時間の流れって早く感じて、2022年とかもう5分くらいで終わった感じがするので、2023年はたぶん3分くらいで終わるんだと思います。今年も3分間頑張っていきます。

〇今週の絵

 年明け直前に10分くらいで描きました。完全に手癖。
 つうか周りが描き納め絵と描き初め絵をめちゃくちゃ上げまくっててビビる。年末年始になんでそんなに描けんの? そばも餅も食わずに描いてる?

〇今週の一曲

・THE PINBALLS 「毒蛇のロックンロール」

寄る辺なく 町をゆく 羽根のない無様な生き物は
ゆっくりと地を這ってゆくのがきまり
なだらかな丘ではなく 切り立った崖に噛みついて
そして転げ落ちるだけ
おまえのゼンシンゼンレイが蛇
マダラの身をくねらす
おまえのゼンシンゼンレイが蛇
もっと恐ろしい場所へ行こう

 いちばん最初の記事なので、いちばん好きなバンドを紹介します。THE PINBALLS。この世でいちばんかっこいいバンド。もう活動休止しちゃったけど。

 クラシカルかつ荒々しいサウンド、それに負けず劣らず響くハスキーで伸びやかなボーカル、それらとは対照的に、どこか中世的な世界観を感じる美しい歌詞。ボーカルの古川貴之はTwitterで西洋文学をそらんじるほどの博学で、その趣味趣向が楽曲の雰囲気に表れています。こんなにギャップがあって個性的なバンド、他にはみたことない。

 個人的な好みなんですが、自分はロックバンドの歌詞って、何よりも語感が大事だと思っています。素直に感情を表現した歌詞よりも、作詞者の言語センスをゴリゴリに押し出したリリックの方が好き。ミッシェルなんかはその極致だと思います。なにを歌ってるのかはわからないけど、なんかめちゃくちゃかっこいい。

燃え上がるハリウッド 砕け散るミラーボール
どっかしらヤられてる 天国はスパンコール
虹をつくる元になる アルカテノールの入ってる
銀色の雨が降る真夜中に
火を吹いたロマンスは ポマードのラッパ吹き
きらめいた閃光が 乱れ飛ぶ ピストル・ディスコ

「ピストル・ディスコ」-THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

 PINBALLSの歌詞は、ミッシェルに比べるともっと叙情的で、西洋詩のような美しさを放っています。歌詞を見ているだけでも面白いので、自分の好きなやつをいくつか並べてみようと思います。興味があったらぜひ聴いてみてください。サブスク入ってなくてもYoutubeで聴けるので。聴け。

蒸気機関は走る 悲しみの国の大使はここにやってこれない
近づくためには 離れていくことを おそれてはいけない
図面をかく鳥 虹のように広がる 真実の背骨
沈んだ灰色の 塔の上を
歪んだ 赤や 黄色の 雲がゆく

たった一度でいいから 袖のふくらんだ赤いドレスで
着飾ることを夢みながら 午前0時に死んだ老婆
ヘブライ語のいれずみで すべての名前をおとしめる時
人殺しが口ずさむ交響曲 第2番がはじまる

世界が原作する 透明な風に乗り
毛皮にさえぎられた 悦び思い出す
ぐらぐら悲しくて 帰るべき場所もない
裸足で生きる獣にも 似合いの靴は履かされる
胸によぎるのは 蛇の目の怠惰の色
百万年の眠りから 目覚める廃墟の色

ちぎれながら 焦がれては 頬を撫でる
光にすべり落ちたら 自由になれる
犬には犬 羊には羊の道 魂のイドと経度を
赤い羊よ眠れ 野望なんて言葉じゃ
不完全な 愛に劣る だから意識よ 夢に戻れ

〇今週買ったもの

・なし
 この項目削除してもいいかもしれない。

〇おわりに

 図らずも2日連続更新になっちゃいました。

 今年もよろしくお願いします。
 来週はアークナイツリアイベだぜ。

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