【巨神と誓女】#2 かってに周回機能の良し悪し

🔹「かってに周回機能」とは


アプリを起動中に特定の1ステージを自動周回してくれる機能です。

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「かってに周回機能」はユーザー目線から見る
✅今まであった、周回育成の手間が軽減される
✅メモリーエラーが発生しなくなった点
この2つの理由から良アップデートです。
個人的にも、良アップデートだと思います。

◇◇◇◇◇

🔹開発者目線から見ると

「かってに周回機能」はあまり良くないアップデートかと
なぜならば、2つの潜在的な問題
・プレイヤーの育成速度差
・ゲーム寿命
をアプリに埋め込んだからです。

🔹プレイヤーの育成速度差の問題
✅24時間稼働できるため、複数デバイス持ちの人(PC勢)が育成で有利になった
これは、アプリ起動中に自動周回機能なので、
アプリを起動していないと周回出来ないからです。

✅上位陣との差が広がった
=次の次ぐらいのランキング形式イベントで差が顕在化すると思います。

具体例を上げると
ユーザーA(廃園Lv32を100%の確率でクリア可能)
ユーザーB(廃園Lv32を50%の確率でクリア可能)

ユーザーBは50%クリアなので、ユーザーAと周回数の差ができます。
かってに周回機能は、この周回数差を加速させます。
→ 周回数差は育成素材の差が発生します。
※今までは、タップやクリックで人手を介する操作の必要がありました。

2つの問題は、イベントBOSSの難易度問題に変わります。
始めたばかりの人には、高難易度BOSS
育成がある程度終えた人には、簡単なBOSS
になると個人的に思います。

🔹ゲーム寿命の問題
✅詰まる育成素材で課金させるという課金手法の効力が薄れる
 課金手法として育成に必要な素材を偏らせて
 それを解消する手段として
 課金アイテムを販売する事で課金を促す手法があります。

✅ゲーム自体の寿命が縮まった
 育成スピードが上がる=ゲームの寿命が縮まる。

◇◇◇◇◇

🔹まとめ

1ユーザーとしては、良アップデートです。 
開発者目線で見た時、少し問題があるアップデートかなと思いました。

誤解して頂きたくないのは、
私自身は「かってに周回機能」は、導入賛成です。
顕在化していない問題を埋め込んだアップデートだと思うから、
このような記事を書きました。

ただ、対案でどう改善したら良いかまでは、
✅育成素材の緩和
 限定素材を減らし(特にプランター素材)共通素材を増やす。
✅キャラのレアに対応する形で育成素材の再設定
 (ただし、ガチャキャラは序盤からでも使える用に育成素材を緩和する)
この案しか思いつきませんでした。

良い点もあって
【巨神と誓女】#1 ゲーム所感 で問題に上げた

自動操作マクロやツールが蔓延る

この件に関しては、「かってに周回機能」が実装されましたので、
マクロで育成されている方の意味が薄れたかと。

個人的な感想ですが、
荒削りな戦闘システムも最近は良し悪しかなーと。

🔹🔹🔹
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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