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困ったときは点検すれば良いんです!

ボクの苗字は産屋敷と言います。
そう、かなり変わった部類に入る苗字です。

初対面の方からは
「すぐに覚えでもらえていいですね!」
と言われますが
「そうなんですけど、忘れてほしいときに忘れてもらえない可能性があるんですよね・・・」
と変な苗字あるある(?)を答えて、その場を若干シラけさせるという話は置いておいて、その苗字の中の『敷』という感じの書き順を今までずーーーっと間違えていたということに最近気がつきました。
『`』の部分を最後に書いていたのです。
この苗字の漢字が書けるようになってからなので、およそ40年強。
ずーーーっと間違い続けておりました。
恐らくこの漢字を学ぶ前に形を見てこの漢字を書けるようになって、学校で正式にこの漢字を学ぶときには
『すでにその漢字をオレは知っているぜ』
という心持ちで、ちゃんと書き順を見ていなかったんでしょうね。ボクのいい加減で確認不足がちなところをよく表しているエピソードです。
ま、これから直せばいいだけの話なんだけど、分かっていると勝手に思い込んでいることって結構あるので、たまに点検する必要があるんですな。

相手の浮気が理由で彼女を振ったというNくん。
ちょっと荒れ気味で飲み屋にやってきて、なんとも納得がいかない模様です。
「なんだかめちゃくちゃになりたいんですけど、どうしたらいいんすかね?」
という重めだけどちょっと面白そうな相談に、完璧に無責任なTくんが話半分で言ったアドバイス、それは
「とりあえずハプニングバーにでも言ってみたら?」
ま、わからんでもでないけど。
「どこがいいんすかね?」
「渋谷の〇〇とか新宿の〇〇なんかがいいんじゃない?」
Tくん、行ってんな、これ。
「いくらくらいなんでしょう?」
「渋谷だと〇〇〇〇円で新宿だと〇〇〇〇円だったかな?女性は半額ね。あ、身分証がいるから忘れないようにね」
うん、Tくん、確実に行ってるね。

「わかりました、行ってみます!」
どうやらTくんの体験を元にしたアドバイスが効いたようです。

そしてNくんはちょっと考えて
「元カノも誘ってみます」

ん?
これはどういうことのなのだろうか?

誰かが
「どういうこと?」
と聞くと
「なんだか浮気されて腹が立っているのに、自分だけめちゃくちゃになるのもなんかムカつくので、彼女も誘ってみますわ」

なんだ、このワクワクする展開は。

外で電話をして戻ってきたNくん。
みんな、どうなるのか興味津々です。
そんなボクらの期待を察した勘がいいNくんは、ボクらに聞かれる前に

「彼女、来るみたいです」

なんか面白いなぁと思いつつもそんなことも忘れていた先日。
Nくんと飲み屋で再会しました。

「そーいや、こないだどうだった?」
誰彼となく聞いてみると、Nくんは事細かくお話をしてくれました。

「ちょっと酔っ払った感じでハプニングバーに2人で行ったんですよ。最初は普通に飲んでたんですが、途中からやってきたカップルがボクらと一緒に4人でホテルに行こうとしつこく誘ってきて。なんとなくのらりくらりとかわしていたのですが、だんだん酒も回っておかしな雰囲気になってきて、気がついたら彼女はノリノリでトップレスになっていて、ボクもめっちゃ楽しくてどういうわけかメイドのコスプレになってたんですよね。んで、そんな彼女の姿を見て吹っ切れてヨリを戻しました!」

なんと!!
そんな復活劇もあるんですなぁ。

上っ面だけで見えていた彼女の姿。
知っていると勝手に勘違いしていたけど、そんな上っ面も一枚剥がしてみるとあら不思議。
気づかなかった別の魅力を知ることになり、気づけばヨリが戻ってました、と。

これもひとつの点検、、、なのか?
違うか?

ま、よくわからんがめでたしめでたし。

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