百回目

このテキストはマガジン「三味線のこと」の中に含まれているので、一つ一つ購入せずにマガジンを購入した方が多分安いと思います。

某所からの転載(一部修正)
本文中に出てくる「カンベリ」ってのは、ずっと弾いていると三味線の棹の部分がすり減ってきちゃって、変な音が出るようになる現象のことです。
棹は木でできているので、和楽器屋に持ち込んで表面を平らに削ってもらいます。
当然、何度も修理に出すとどんどん棹が薄くなっていっちゃうんで、太鼓の部分(皮が貼ってある白いとこね)よりも低くなっちゃったらもうその三味線は寿命ってことらしい。

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