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卵から孵化させる

話をどこから始めるべきかようわからんけれども、卵から孵化させるところから始めてみるかな。
卵は直接卵を購入するか、蛾に産ませたヤツを孵化させるか。
卵には休眠卵と非休眠卵があって・・・って話はまた別のところでやるか。

で、卵ですね。
あんまり温度が高い場所に置くと死んじゃうし、温度が低いと孵化しないんで、せいぜい20~30℃ぐらいかな。
温度が高めだと孵化も早目になる。
寒いところから出してから二週間程度で孵化する。
もちろん直射日光が当たったりしないように。

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写真は1匹が産む量の卵。
「1腹」っていう単位で、だいたい500個ぐらい。
これを全部孵化させると人間が死にます・・・
受精卵だとこんな感じの色になっていると思う。
で、これが灰色っぽいっていうか青っぽいっていうか色が変わってくる。

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光の加減で明るい色に写っているけれども、実際には黒い毛が生えていて見た感じ「黒い糸くず」みたいなものが卵から出てくる。
この段階が「一齢」と呼ばれて、別名「蟻蚕(ぎさん)」「毛蚕(けご)」。
灰色みたいなヤツはまだ中に入っている卵で、白っぽいのが既に孵化してしまったもの。

一度に全部が出てきてくれればいいのだけれども、時間差で孵化したりする。
「一夜包み」とかっていって、孵化する前日あたりから黒い紙などで覆っておくとかって話だけれども、やってみたけどうまくいかなかった。
育ち具合をそろえるために、初日に孵化したヤツにはエサをやらずに放置って話もあるけど、ちょっと可愛そうな気がしてしまうのだけれども。
一日ぐらいエサがなくても生きているのだけれども。



羽化したカイコはオスとメスを一緒にしておくと交尾しやがります。

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