VRoidでリボン制作
【ハレちゃん制作 第三弾】
最近仕事の合間にVRoidを触るのが癒しになりつつあります。今回はAvacus公式キャラクター「ハレ・バッカス」ちゃん制作最終回。「リボン」の制作です。基本的に制作に時間をあまりかけられないのでこのやり方が正しいのかどうかの精査もしてませんし、あくまで私がやったやり方のメモにすぎませんのであしからず。
この子がモデルのハレちゃんです。
1. カチューシャ用のガイドを制作
髪型編集で手書きガイドを新規追加しまずメッシュを編集します。リボンを置いた時に髪の毛に埋まらないように、やや既存から少し浮かして頭に沿わせます。まずリボンの下の部分カチューシャの部分を作っていきます。
2. 新規マテリアルを設定して色を変えます
手書きでリボンを使っていくのですが、デフォルトだと髪の毛のマテリアルが設定されているはずなので、マテリアルを複製し、リボン用に編集します。基本色や影色などをリボンの色に変えておきます。あとでも変更できるのでこの時点では、とりあえず髪色と区別のつく色に変えておいて後から全体のバランスを見て編集でも良いでしょう。
3. 手書きでカチューシャを書きます
手書きでカチューシャの位置に髪の毛を書きます。あとで細かい調整するので、はじめは雑でかまいません。これを編集して無理やりリボンに見せていきます。
4. 調整を繰り返します
自然になるように調整していきます。毛先がとんがるように編集し、頭頂部につれて太くなるように調節します。調整の際は、正面、横からと、アングルを常に変えておかしいところはないか、確認をしながら進めていくのがコツです。
5. リボンの部分のガイドを制作
触覚のようなリボンの部分の制作に入ります。新規で手書きガイドを追加し、頭頂部から頭上に伸びるように調整します。
6. リボンを手書きで書いていきます
手書きで頭上にのびるリボンを一筆で書いていきます。極端なガイドになっているので手前側に重ならず頭頂部の中心を始点できるようにうまくカメラアングルを調節してやると、きれいに描くことができます。納得がいくまで書いてから失敗したものはあとで消す方法でも良いと思います。
7. 調節をする
厚みを加えたり制御点を修正してバランスを整えていきます。
8. カチューシャとリボンの隙間を埋める
どうしてもカチューシャとリボンの間に隙間ができてしまって不自然だったので結び目を作ってごまかすことにしました。新規手書きガイドを追加し、結び目を追加し、カチューやリボン同様に調整をしていきます。
9. ボーンを設定
せっかくなのでリボンを揺らしたいのでリボンにボーンを設定します。(動作確認後、かたさを0.1→0.3にしました)
10. 動作の確認
「撮影・エクスポート>ポーズ&アニメーション」で動きを確認します。これで全体に不具合がないか、設定したリボンがちゃんと揺れるかなどを確認します。不自然なところがあればボーンのパラメータは変えていきます。いい感じに揺れてます。
動作はこんな感じです。
11. 完成
マテリアルのテクスチャーをいじってないので髪の毛っぽさが少し残ってしまってはいますが、概ね、リボンに見えるし完成です。そもそもこの長さでピリっと立つリボンって現実世界にはあまりないんですけどね...w
これにてハレちゃんの制作は完了です。
▷制作:1h
▷ソフトウェア VRoidStudio 0.9.0
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