自分のことを正しく客観視できる人が好き

恋人と夜電話をすることがある。
毎日朝から晩までラインしてて、前までは仕事も一緒だったのによく話すことあるよね、すごいね、と我ながら思う。

この前なんの話の流れでもなく聞いてみたこと。

わたし「自分のいいところってなんだと思ってるの？」

彼「んー・・・なんでもそつなくこなせることかな。大体のことはできる。あと人当たりがいい」

わたし「wwそうだね。自分のかっこいいと思うところは？」

彼「きりっとした目と鼻筋が通ってるところかなぁ」

わたし「あってるw」

わたしはこの、自分で言うなし！とツッコミが入りそうな話をすることがツボ。
「えーそんなのない」とか謙遜しないところも好きだ。

思えば、わたしと仲がいい人はみんな自分のことをよくわかっていた。
高校からの親友もそう。
彼女は「こんな奴ほんとにいるのかよ」と思うほど男女問わず鬼のようにモテる。
学生時代もモテ続け、社会人になっても会社の人にもちろんモテ殺している。告白されまくり、色んなプレゼントももらいまくっている。
明るくて優しくて話も反応も面白くて愛嬌がすごくてかわいいのでモテるのはすごくわかる。
嫌いな人にもフレンドリーに接することができるらしい。
彼女は協調性の塊だった。

そんな親友も自分のことをちゃんとわかっている。

「わたしまじで八方美人だよねー誰にでも愛嬌ふりまけるわ」

「わたしってまじ優しいじゃん。しかも隠キャにも優しいからさ、すぐ好かれちゃうんだよね・・・（迷惑）」

「この前営業さんたちにお願いだから会社の人とは結婚しないでくれって言われたわ。わたしが結婚したら会社の人たちやばいだろうなメンタル・・・でもしちゃうんだけどね♡」

「わたしの顔は吸引分娩（で長い）だけど顔が小さいからすげーんだわ」

「（彼氏と喧嘩した話をして）わたしって怒らないし舐められてるよね。みんなにそんな奴やめなよって思うのも超わかるけど好きなんだもん：：」

などなど。自分のことを冷静に見てて、いいところも悪いところも自覚しているのが面白くて好きだ。
あとは自覚していることだから、話が早くて助かることもある。
例えば彼と仕事の話をしていて、わたしが「月収２００万以上になりたいなぁ」と言ったら「それは社長クラスだね」と言ってきたので
「え〜わたしヤダから社長になって養え♡」と言ったとき。
（わたしと彼の中で定番のノリで、全部彼に押し付けるというのがある）

「俺は言われたことをうまくやるのは得意だけど０から１を生み出すのは無理です。頭硬いから。会社の中で偉くなるはイケるけど社長は無理だ。そういうのは海己ちゃんのほうが向いてる」

ほんとにあなたってそうだよね！！！（わたしもそう思う）

と思うことを先に言ってくれるので話が早い。

逆に嫌いな人種は自分のことを客観視できていない人なんだけど、
メンタリストDaigoさんの動画で「ブスほど自分をかわいいと思っているのはなぜ」というのがあって解説されていた。

なんでだかよくわからないが、そういう生き物らしい（辛）
でも本当にそうで、イケメンほど自分のことをイケメンだと自覚していて、変に謙遜するよりも断然そっちのほうが爽やか。

わたしも多分自分のことをよくわかっていると思うのだけど、
（周りの人はみんなそうなので類友ということも含めて）
どんな暗黒期に入ったとしても自分のことを正しく客観視できている自分でいたい。
つい陥りがちな、自分はダメだぁ〜っていうそっち系のことばかり思ってしまうことは鬱に片足突っ込んでしまうので気をつけたいと思う。