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あかさたなはまやらわの恋

あなたの隣でほほ笑む私が、一番好きだった
いなくなっても気づかないのね
うまく走れなくなって、ずっと空を見つめるしかなかった
えらばれるために生まれてきたんじゃないの
おもって、きらって、また好きになって

かなしみがいつまでも私を離してくれない
きぶんで振り回した
くらい道を明るくしてくれていたのね
けんかばっかりでも繋がりを感じていて
このまま二人でいても

さしだした手を拒否した
しらんぷりすることが増えて
すこしの時間も待てなくて
せなかごしに泣いていた
そっとしておいてほしいと思うくせに

ただ私だけが後ろを向いている
ちがいを無視して
つまらない日常が感情で溢れていた
てのなかにあるあなたの声
とまらない鼓動

なつかしんでも何もなく
にじがかかっても伝えたい相手など
ぬぐった涙が熱い
ねても寝足りない
のどの奥がずっと痛い

はがゆく感じていたのでしょう
ひびがもう思い出せない
ふくらんだ黒い想い
へいきなふりを強要して
ほてる顔が無性に恋しい

まちがっていたと今更
みがってだね
むちの私が問う
めを閉じていても見える
もやの中にいるあなた

やさしさがすれ違って
ゆめのなかにずっといたい
よろけて、ころんで、そのまま

らしさってなに
りかいできないって言われても
るーるを強要したのは
れんらくさきを消して
ろくでもない人

わらってよ
ひとり怖がって生きるのを
これがきっとしゅうてん

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