『あん』を観て

河瀬直美監督の「あん」を観た。

樹木希林さんの最後の主役映画とのこと。希林さんの演技をしている様な、素のような、、見ているような、見ていないような、、でもきっとキッチリ見ていて、自然に間を測っていて、セリフも緩急織り交ぜて発せられている。。そんな感じがした。存在感に圧倒された。

河瀬さんの作るものは自然の様相、風の様、空気の様、色の様、光の様、季節の移り変わりの様、時には匂いまで感じられた。

世の中に生み出されたものにはいろいろな情報が紐付いていることを再認識。

絵でも映画でも、真っ新な状態で観るのが好きだ。

が、今回はせっかく複数の作品を観るのだから、、と、パンフレットや製作者のインタビューや作品の評判などなど覗いてみた。そして共感できる言葉に出会ったり、どう表現したら良いのかわからなかった感情にぴったりの表現に出会ったりした。

今更、、だけれど、これからは、観て感じる、だけではなく、更に踏み込んで楽しむのも良いかな、と思った。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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