京都の餃子銘店「龍園」に行ってきました。
(この記事は2015年11月7日に Umio's Food Blog に投稿されたものです)
今まで2度も振られた、餃子専門店「龍園」、やっと来ました!
注文が来てからから皮を作るのは本当だった!L字型のカウンターの中はさながら餃子工場。
おばあちゃんがクラシックな器具で皮を作り、とんとんとん、とリズミカルに皮を抜く。何度見てもしくみがわからないほどの早業。
そして多分娘さん?と二人で具を包む。焼くのは娘さんの役目。
かっこいいおじいさんが厨房にたつ写真が飾られている。彼の意志を継いで、二人は日々餃子を作り続けているのだろう。
ひとつも無駄のない動き、餃子作りに必要な言葉以外は交わされない静けさ。
皮を抜く、包む、焼く、食べる。静かに時間が流れる。緊張感を保ちつつもホッとする空間。
ごちそうさまでした!
餃子テイスティング
サイズは小さめ。1口サイズとふつうのサイズの間くらい。皮は薄いけどもちもち、グルテニッシュである。
具は控えめ、野菜感たっぷり、ニンニクあり。野菜多めなのにらしくない食感は、具の中の春雨のなせる技。
タレは、豆豉やゴマ、胡椒が入ってそうな、とろりとしてコクのあるもの。このまま細く切った肉とピーマンで炒めたい感じ。食べるラー油的なものも用意されていたが、とろりソースの方が餃子には合う。
(のちほど、Facebookでこのとろりタレは味噌だれだと教えていただきました。名物だそうです)
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