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(一社)日本セーフティカヌーイング協会公認スクール承認

ようやく本州に寒波が下りてくるようになりました。陸の上は冬らしい冬になりましたね。しかし、沿岸部では親潮の面積が例年より非常に小さいようで、海水温は高いようです。海の温度も下がらなければ、沿岸部では暖冬傾向が続くのだと思われます。天気予報では、来週末に4月中旬の気温になるなんて言っておりましたが・・・涙。

これも、最近よく聞く地球温暖化が影響しているのでしょうか。自然と街との境目で活動することの多い私たちにとって、この問題は他人事ではなくなってきています。冬らしくない冬は、寂しいものです。

まだ北三陸OUTDOORSの営業も始まっていないところですが、かねてより申請していた<一般社団法人日本セーフティカヌーイング協会(JSCA/ジャスカ)B公認スクール > として、この度、承認いただきました。

「我が国における安全なカヌーイングの普及を図り、自然環境との調和的活用を高め、健全な心身の発達に寄与することを目的とする」という協会の理念のもと、安心、安全、楽しみはもとより、アウトドアガイドという仕事がこの地域に認めてもらえるよう、責任を持って皆様の遊びをサポートさせていただきます。

「アウトドア」と呼ばれる環境は、一つの判断ミスで重大事故につながる危険性もあるのです。その判断の誤りは、ヒューマンエラーとも呼ばれますが、日々のトレーニングで判断ミスを極力少なくする、その為にはレスキューに対する技術ももちろんですが、外的要因の想定力を高めることが必要になります。

 年に2~3回、研修ということで遠方に遠征に行きますが、決して知らない場所を漕ぎたい、遊びたいからという理由ではありません(半分はそういう理由ですが)。自分の技術の研鑽と、外部からの刺激と、新しい情報を得るための出張なのです。再度言っておきますが、決して遊びではありませんので皆さまご承知おきください(笑)

そして、私のカヤックの歴史はこの協会がきっかけで始まったといっても過言ではありません。この、公認スクールである古巣でもある静岡のアウトドアショップSWEN、SWENカヌ―スクールでの過酷なトレーニングから始まったのです。

 北三陸という場所は、よく雑誌で見るカヌー体験、湖やリアス式海岸の入り組んだ入り江で行われているようなものとは少し違うかもしれません。地域の特徴になりますが、「癒し」というよりかは「自分を奮い立たせる」といったようなイメージの強いものです。そのような断崖が続きます。我が国における最大級の海食崖と称されるのが特徴的なエリアです。そんな海岸線で冒険心溢れるとは、かなりハードなものを想像してしまいますね。

少し古いですが、リポビタンDのようなイメージだと思います。あの筋肉が盛り上がった汗だくな男らしい二人組が、断崖絶壁で叫びあうあのCMを、皆さん覚えていますでしょうか?場所のイメージはそんな感じなのですが、そんな暑苦しいイメージではありませんのでご安心ください。でも、そういうの暑苦しいのも大歓迎です(笑)。

北三陸OUTDOORSが提供したいものは、決して荒々しい場所を行く、ハードなことをするという意味ではありません。実際にカヤック体験を行う場所は、そのような場所でありながらもしっかり安全が確保できる、安心して遊ぶところができる穏やかな湾内となります。

こんなことを言っていますが、なんだかんだと一番の核になるのは参加者皆さんの「楽しみ」であると思います。やったことのないコト、見たことのない景色を楽しみに来てください。北三陸OUTDOORSのプログラムを通して届けたいものは、体験したことのない文化であり、我が国が誇る最大級の断崖絶壁、壮大な自然の中で、水の上で遊ぶというほんの少しの緊張感であり、楽しみでもあり、この先を見てみたいという冒険心であります。

そんな気持ちを持って遊びに来ていただければ幸いです。

前置きが長くなりましたが、大事なことなので最後にもう一度言っておきます。年に2~3回、研修ということで遠方に遠征に行きますが、決して知らない場所を漕ぎたい、遊びたいからという理由ではありません。自分の技術の研鑽と、外部からの刺激と、新しい情報を得るための出張なのです(笑)。

決して、遊んでいるわけではありません。

ビジネスマンらしい言葉を選ぶとすれば、それは研修旅行という名前になりますね(笑)。

北三陸OUTDOORSは皆さまの遊び・楽しみが安全で少しでも奥深いものになるようサポートさせていただきます。

とっちらかった文章になりましたが(笑)、4月1日のスタート(予定)までもう少々お待ちください。

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