ひとさまのエモを言語化する企画《エモソムリエ03 V6三宅さん&森田さん》

こんにちは。カニです。
ひとさまのエモを言語化する企画《エモソムリエ》は、みなさまから「言葉にできないけどエモい！」お題をいただき、カニが代わりに「なぜエモいのか？」を考えてみる企画です。

おかげさまで第3弾！　今回は、ライカさんより頂いた《V6三宅さんと森田さんのエピソード》です。

素敵な企画に感謝です！私もぜひお願いします。
V6三宅さんが舞台の2日目で骨折した際、普段メンバーの舞台をあまり観ない森田さんがすっとんできて「お前の踊りを観に来たんだから踊れよ」と。三宅さんは「あいつももしこうなったら足がちぎれても踊るやつだから、わかったと。」

その言葉にエネルギーをもらって踊れた、と語ってくれたエピソードです
※当時の記事→ https://t.co/tq0Paku2Uz
自分でもいろいろ考えましたが、ぜひカニさんの言葉で聞いてみたいなあという気持ちです！☺️

アイドルの魂と絆を感じるエモいエピソードだ……早速なぜエモいのか考えてみたいと思います。

あと、「記事のリンクいただけるのありがたーい」と跳んだら、誕生日のお祝い電話のエピソードもあって被弾しました。エモの挟み撃ち……

V6三宅健さん・森田剛さんのエピソードはなぜエモいのか

①ふたりの舞台への誇りがエモい

骨折した仲間に対して「踊れよ」と言う関係性、最初は結構びっくりしました。働き方改革とか無縁な世界なんだなと思って……(個人的には推しに無理しないでほしい派)

ただそれは、ある意味アイドルの宿命かもしれない。なぜなら仕事を休める環境づくりには、仕事を属人化させずにみんなで共有できる仕組み=誰かが休んでも代わってくれる人がいる仕組みを作るのが重要。

でもアイドルには「その人ならではの輝き」があるし、それを求められている。たぶん誰にも三宅さんの代わりはできないし、他の誰も森田さんにはなれない。アイドルとして一流であればあるほどそうなんだと思う。

「お前の踊りを観に来たんだから踊れよ」は一見冷たいスパルタ発言に見えるけど(そして、関係性が充分でなかったら実際ただのスパルタ発言になってしまうけど)

森田さん自身がアイドル業や役者業に全身全霊を懸けていて、そして三宅さんの誇りも信じているからこその言葉なのだと思いました。

「お前の踊りを観に来た」の部分に、「三宅健の踊りは三宅健にしかできない」との含みを感じて胸がかき乱された……馴れ合いを好まない方の不器用な、でも最大の称賛なんじゃないかな……

②似た者同士が互いを理解しているのがエモい

森田さんの言葉に対して、三宅さんが「あいつももしこうなったら足がちぎれても踊るやつだから」と説明しているのも心にくる。

森田さんはきっとストイックな方で、自分ならその状況でも絶対諦めたくないし、「踊れ」と言われたほうが勇気づけられるタイプなのだと思う。

そして三宅さんも決して投げ出さない、どんなことがあっても本番をやり抜きたい人なのかなと感じた。

森田さんは三宅さんのプライドや気持ちを理解するからこそ「踊れよ」と激励して、三宅さんも森田さんの性格や、言葉に込められた思いを理解するからこそ、その言葉にエネルギーをもらったのかな。

お互いへの高度な理解によって、言葉の意味やエネルギーのやりとりが成立しているのが、とても稀有ですごいことだと思った。

③ピンチのときにすっとんでくる相棒

普段メンバーの舞台をあまり観ない森田さんが、三宅さんのピンチのときにはすっとんでくるのが素敵。

いつもは離れているけど何かあったらすぐに駆けつけてくれるって、本物の人生の相棒ですよね……

しかも慰めでも心配でもなく、「やり遂げろ」と励ますところが本当に相棒。そんなんヒーローを助けにくるヒーローやん……

アイドルって本当に格好良くて、ファンのために、仲間のために闘っている職業なんだなと感じました。

お読みいただきありがとうございました。
「エモソムリエ」企画では、言葉にできない、誰かに言語化してほしいエモを募集中です。

こんなときにおすすめ↓
「好きなアーティストの新曲のここがエモい、でも言葉にできない！」
「友達に推しの良さをプレゼンしたいけど、いい表現が思いつかないので手伝って！」
「推しの関係性エモすぎだけど、推してない人からはどう見えるの？　客観的な視点で語って」

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