軸を自分に移す。
以前介護の仕事をしていた時につくづく思ったのだけれど、体力、気力、見た目とかって、すごく個人差ある。年齢って、この人が生まれてきて何年経った、という客観的情報でしかなくて、みんな違うように歳をとって生きている。
さて、自分は70歳、80歳になった時はどうなっているんだろう?と思うと、これまた未知の世界でしかなくて、全く想像ができない。
結局「今」しか生きられない。計画的には生きられない、刹那的な人生になるんだろうなーとは思うけど。
ここしばらく、他人の容姿や能力、環境、人生と自分のそれらを比べては一喜一憂し、羨むこと、蔑むこと、落ち込むこと、悲しむこと、そんな負の感情ばかりに振り回されていた。
あのひとはああなのに、こうなのに。
あのひとにはあれもあるのに、これもあるのに。
なのにわたしは。
なのにわたしは。
なのにわたしは???
全部ただの個人差じゃん。
優劣ではない。
運命でもない。
宿命でもない。
自分の人生の比較対象が他人、というのが、1番自分を苦しめるレシピなんだということにようやく気がついた。
わたしはわたし以外のひとにはなれない。
わたしはわたしでしか生きられない。
だからもう決めたんだ。
わたしは自分の軸を、ここに取り戻す。
わたしが立つ、今ここに。
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