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海外生活実践編!アメリカ西海岸の生活で学んだこと5つ

あなたは海外生活をしてみたいと思いますか。

今回は私が社会人留学をした経験をもとに、アメリカでの生活についてご紹介します。

海外での生活に憧れているなら、ぜひこれを参考にしてみてください。大変なこともありますが、必ず良い経験になります。

はじめに

私が留学していたのは2016年から2017年でした。北カリフォルニアにあるビジネススクールで一年制のMBAプログラムに入学しました。

以前ブログでご紹介したように、私はアイルランドで生活したことがありました。そこで、次はアメリカでの生活を経験したいと思い、北米の大学院を受験したのです。

アメリカでも東海岸と西海岸は別の国といって良いでしょう。それくらい文化差、環境差があります。しかし、どちらが良いかではありません。あなたはどちらが好きか、それを大切にしてください。

今回は西海岸の話が中心となります。このブログが、あなたの海外生活の参考となれば幸いです。

環境で気分は変わる

これは行けばわかります。私がいた北カリフォルニアの地域はほとんど毎日晴れでした。

そして、道路が広々していて、建物も大きい。東京のようにぎっしりと建物が並んでいる風景はほとんどありません。

ヤシの木が並び、喧騒は聞こえません。

日差しは強いですが、日陰に入ればサラッと乾燥して涼しく快適です。

そのような場所にいるだけで、実はかなり気分が変わるのです。どのように変わるのでしょうか?

起業家精神を育む都市

私が住んでいた地域の一番大きな特徴は起業家のメッカということでした。そこは、シリコンバレーと言われる地域です。

起業というと大袈裟に聞こえるかもしれません。しかし、シリコンバレーにいると、色んなことに挑戦したい気持ちが湧いてきます。

それには文化もそうですが、環境が大きく影響していると考えています。広々した土地と清々しい気候が、あなたの気持ちを解放してくれるのです。

ところで、私は東京での生活が好きです。しかし、やはり大都会、日本ならではの息がつまる感覚もあります。

その点、カリフォルニアは違います。その環境が、とてもおおらかな気持ちにしてくれます。そのような場所で、大きな志を抱き、挑戦する人達の気持ちがわかる気がするのです。

アジア系移民が多いため暮らしやすい

西海岸は移民が多いです。特にアジア系の人種が多く住んでいます。

これは日本人にとって良いことが多くあります。第一に差別が少ないことが挙げられるでしょう。

多様な人種が前提となっているので、アジア人であっても全く目立ちません。それが暮らしやすさに繋がっています。

アメリカは広く、白人至上主義の地域もあることは否定できません。また、東海岸は比較的アジア系は少ないと言えます。そのようなところでは、やはり差別が無いとは言えません。

それと比較して、私が住んでいた北カリフォルニアの地域は人が優しいと言えます。東海岸から西に移ってきたアメリカ人も驚くほどです。

恐らく多様な人種がいるからこそ、お互い快適に過ごすために工夫しているのでしょう。肌の色の違いを気にしていては、キリが無いのです。

日系スーパーも日本食レストランも多い

ニジヤミツワなど日本の食材が買える大型スーパーが多くあります。これは、海外で暮らす上で大きなアドバンテージです。

私は日本の食文化に一番慣れ親しんでいます。アメリカで1日に2回サンドイッチを食べると、必ず日本食が欲しくなります。それが難しくても、せめて中華が食べたくなります。

西海岸であれば、日本食に簡単にありつくことができるのです。スーパーも日本食レストランも簡単に行くことができます。また、韓国系や中国系のスーパーやレストランも充実しています。

海外生活で日本の食事にありつけることは、精神衛生面でも非常に重要です。その点、西海岸はとてもおすすめです。

北カリフォルニアの快適な気候

あなたはカリフォルニアの天気と聞けば青空と太陽を思い浮かべますか?その通り、気候がとても素晴しいのです。

私が住んでいた北カリフォルニアはロスアンゼルスと少し気候が異なります。年中温暖な気候ではありますが、朝晩は冷え込むのです。

そのような気候なので、ダウンベストなど軽く羽織れる上着が必須アイテムです。パタゴニアのダウンベストArcteryxなどが超定番です。いかにもサンフランシスコっぽいスタイルですね。

日中は日差しが強く気温も上がります。しかし、空気は乾燥しているのでさらっとしており、日陰はとても快適です。

盛んなアウトドア活動

カリフォルニアの気候はアウトドアの活動に最適です。バーベキューは年中できます。

また、キャンプやサイクリングもよく行われています。トライアスロンの大会も多く、私の知人が参加していました。

東海岸の大都市と異なり、西海岸の都市部でも周辺に多くの自然があります。乾燥しているので緑豊かな風景ではないですが、広々しています。

こちらの写真にあるような風景がひたすら広がっているイメージです。

運転免許は取るのが大変

電車の交通網が発達していないので、車での移動が必須です。しかし、現地の免許を取るプロセスがなかなか厄介なのです。

カリフォルニアではDMVという機関が免許を発行しています。従ってDMVの定める試験を受けることで免許を取得することができます。

その試験を受けるのに一苦労します。例えば、実技試験を受けるためには車で試験会場に行く必要があります。しかし、免許がないので自分で運転していくわけにはいきません。

そうです。その場合には免許を持っている人に運転して連れて行ってもらう必要があるのです。そして、その車で実技試験を受けます。その間、あなたを連れて行ってくれた人は待ちぼうけとなるのです。

日本ではちょっと考えられない不便さですよね。

私は滞在期間が留学の1年だけということもあり、現地で免許はとりませんでした。国際免許証を日本で発行してもらい、それで一年間をやり過ごしたのです。あまりオススメはできませんが、DMVの手続きが煩雑だったのでやめてしまいました。

しかし、DMVの免許証は身分証明書代わりになります。時間を作れるようであれば是非取得してください。

言わないと何もしてくれない

アメリカに限らずですが、基本的には自分から要求することが必要です。例えば、ケーブルテレビの契約をする際、平気で何日も放置されます。アポを取ったからと言って安心してはいけません。

そういう時は何度もコンタクトして相手にリマインドする必要があります。日本ではあまり考えられないことです。

日本は再配達の過剰サービスに代表されるように、とにかく便利です。私がこれまで多くの海外都市を訪れた結論として、日本が世界で一番住みやすいです笑

ただ、暮らす場所を考える上で便利さが全てではないでしょう。海外生活はあなたの人生を豊かにするとても良い経験になります。

ぜひ私のブログを参考に、海外での仕事、暮らしに挑戦してください。

結論

あなたの考えは環境で大きく変わると思ってください。北カリフォルニアの開放的な環境はきっとあなたの気持ちを解き放ってくれます。

西海岸はアジア系の移民が多く、日本食を簡単に確保できます。海外での食生活は大変なものです。西海岸は日系スーパーや日本食レストランが充実しているので心配ありません。

快適な晴天のもとで一年中暮らしてみてください。きっと気持ちにもっと余裕ができ、色々なことに挑戦したくなるはずです。たくさんのアウトドア活動も楽しんでください。

運転免許はDMVという機関が発行しています。プロセスが煩雑ですが、身分証明書代わりに現地の運転免許を取るのがオススメです。

基本的にはこちらから何か言わない限り、サービスは受けられないと思ってください。日本はサービスの品質が過剰なほど便利です。それが世界的には特殊なのです。

ぜひこのブログを参考に、アメリカ西海岸での生活に挑戦してもらえれば幸いです。

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