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【一級建築士製図試験】平成18年本試験基準階型を本気で解いてわかった製図試験の闇【R18】

こんにちは、はかせです。

今回は、はかせが本気で平成18年『市街地に建つ診療所等のある集合住宅』を解いたみた‼ということでやっていきたいと思います。

平成18年はこんな課題でした。

✅ 今流行の基準階型
✅ 診療所・レストラン併設
✅ 住居部分とテナントの動線要求
✅ 複数の動線
✅ 南北の2面接道
✅ 方位45度
✅ 細かい車路条件
✅ 鍵を握る2m高低差
✅ 地上階のフットプリントよりも広い地下駐車場
✅ 独特の表現

これらを同時に処理しながら合格プランを導き出すというアクロバティックな試験だったわけです。

なんのプレッシャーもなければやれなくもないですが、本試験でこれだけの要素を出されるとパニックになる受験生の方も多いです。

平成18年では実力のあった受験生でさえ、当日何をしてよいかわからなくなり落ちていました。

今回利用したエスキス手順はこちら👇

エスキスが何であるかさえ説明できなかった初受験生が、製図試験一週間前に知ってあっさり受かってしまい「製図試験はそんなに難しくなかった」と言い放ったでおなじみ、海豆研究所の『簡単トレース・エスキス』です。

平成18年の解き方を2つのポイントにしぼって見ていきましょう。👀

① なんとでもなった基準階

基準階型が苦手という受験生の方は多いです。

その原因は、ほぼ”勘違い”。

基準階型が苦手、なのではなくて、一級建築士製図試験に必要なエスキスを理解していないだけです。

一級建築士の合格に必要なエスキスは、要素ごとに選択肢をならべて、それらの組合せからもっとも課題文条件を満たすパターンを選ぶという作業です。

例えば、平成18年なら基準階・低層階・地下駐車場・アプローチ等の選択肢をそれぞれ並べて、組合せを検討するだけ。

基準階はI型またはL型を選択肢として並べて、コアの位置をずらして低層階・地下駐車場と整合を取れば解けます。

基準階は形状とコアの位置さえ検討すればなんとでもなります。

そもそも、基準階の課題の年に、基準階だけが合否ポイントになったことはありません。

② 出題者からの特大ヒント3連発

昔も今も出題者からは、解くために必要な情報が提供されます。

その情報に素直に従いさえすれば、合格。

平成18年では、例えば、わざとらしく以下がありました。
① メイン接道側から駅まで200mの表記
② 北側が2m低い設定
③ 切断方向南北指定+車路の点線表現指定

これらがどういう意味かわかりますか?

出題者的にはこんなことを言っています。
✔ 複数の動線を南北に振り分けてさばきやすくしろ
✔ メインアプローチは南側にしろ
✔ 地下駐のアプローチは北側にしろ
✔ そうれすれば車路は短くてすむ=地下駐車場の自由度上がる
✔ 南北に断面を切ったときに点線で表現できるように車路を南北で取れ

この通りにやると簡単に解けました。

│ 実際のエスキス過程

一級建築士に合格したいのであれば、本試験で出題された基準階型課題のエスキスを体感することをオススメします。

有料(1980円)ですが、エスキスの過程をPDFファイルで確認可能です。

もし『MEMAZAPカウンセリング』の受講生であれば👇、
○ 今だけサークルの掲示板でこのPDFファイルを無料で閲覧可能
しかも、
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これだけで約3000円もお得。

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これ以降👇、有料(1980円)でエスキスのPDFファイルをご覧頂けます。


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¥ 1,980

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