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過去生ヒーリング

タイムカプセルヒーリングというものがある。

私たちは過去に、何回も生まれ変わっていて、
その時々のフリーズした記憶を
エネルギーブロックとして持っている。

それは、エネルギー体に時空を超えても存在し、
時にブロックや、カルマともよばれるものになり、
そして、なにげに今生で影響を及ぼすものになっていることがある。

そこに手を入れ、ブロックにエネルギーを吹き込み、
リリースさせるヒーリング方法がある。


何年か前のヒーリングは、とっても印象に残っている。

タイムカプセルヒーリングを行っていた。
過去性に向け、アストラルのエネルギーをこめて、
猛烈にチャージをしていく。


その途端、目の前に横になっているクライアントが
突然日本兵になって見えた。
あのカーキ色の薄汚れたボロボロの服が見えた。

もちろん、現生では女性の彼女。
男性の兵隊姿で横たわっているのがエネルギーレベルでみえたのだ。

身体中傷だらけで、心も傷だらけで、
生きる希望をなくしていた。

周りを見るとそこは病室のようなところかもしれない。

そこへ、一人の女の子が一本の花をもってやってきた。
牛乳ビンのようなものにさして窓辺に飾った。
白い花びらの野花

ちょうど兵士から見える場所に。

希望のない傷ついた兵士の視界には
唯一その花だけが見えた。
絶望の中、毎日毎日その花を眺める。

兵士は花を眺めることで、
少しづつ希望を取り戻していった。
女の子の活けてくれた花によって、
生きる力を取り戻すことができていった。

そしてその後、今世で彼は…いいえ彼女は、
『人に生きる希望を与える』という使命をもって生きている…。
星の動きを読んで人々に伝えるという仕事をしているのだ。


今生の魂の目的がわかったちょっと感動するヒーリングだった。


その後、クライアントに、ヒーリングでおきた内容お伝えした。
そしたら、彼女が

「その兵士がその後どうなったか知っています」と話し出した。

「その花を活けてくれた女の子はお母さんと二人暮らし。
その後、退院後はその女の子の家にお世話になって、
身も心も癒して過ごしたの。

戦争に負けたことは、怪我をする以上に心が傷ついていた。
その親子と一緒にいるうちに、
勝ち負けではない穏やかさがあるということを学んで、
ずっとそこで過ごしたの。

そしてその時の女の子は、
今世では娘になって生まれ変わっています」と。

彼女は、過去に自分で見た過去の映像が、
私の感じたヒーリングの内容と同じものだったという。


時には時空を超えた空間でのヒーリングが起きる。
扱うエネルギーの、神聖さを感じられずにはいられなかった。

そしてその情報にアクセスを許してくれたクライアントに、
最大限の感謝をせずにはいられなかった。

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