1年前の自分へ

とある会社にインターンとして4月に入社し、そのまま正社員になって1年が経った。まず、あの時の自分に言いたいことがある。勇気を持って一歩踏み出してくれてありがとう。あの選択がなかったら、今日この時間にこうしてnoteを書くこともなかったんじゃないかと思う。初めてのインターン、バイトとは違って、お金稼ぎじゃない、会社を成長させるためのメンバーとして入ってみて、素敵な1年だったんじゃないかなと思う。

毎日自分が結果を出せているか、会社の為に何か影響を与えられているか、給料以上の活躍をできているか、自分の存在意義の大きさがわからなくなって逃げ出したいことも何度あった。もちろん、まだまだ出来ることを増やしていかないといけないし、より大きな存在価値を作っていかないといけないと思う。そこには焦りやプレッシャーもある。けど、そんなことでためらっている暇はない。やらないといけないんだ。失敗するかもしれない、失敗するくらいならやらないほうがいいと思うかもしれない、失敗しないほうが楽だからそうしたい、そういう気持ちはあるけど、そんなことをしていたら何も変わらない。一歩も進めない。3歩進んで2歩下がるという歌詞がある。色々と解釈はあるけど、要は1歩しか進めていないんだと思う。でも、会社の人に言われた。そうやって人は成長していくんだって。うまくいったと思って1歩進むこともあれば、失敗して2歩下がることもある。それでも一歩ずつ踏みしめて進む。それを繰り返すしかないんだと思う。

僕はまだまだ未熟だ。だけど、それでも、たとえ後ろに下がることはあっても、前に歩み続けることを忘れないで行きたい。

今年度は、お前がいないときつい、そう言われるくらいの仲間になりたいと思っている。いや、頑張ってなる。どうにかしてもなる。もう甘えず、どんどんと怪我をしてでも強くなっていきたいと思う。足が震えても、転んでも前に進む。1年後の俺に感謝されるために、頑張るんだ。

春がきて、だいぶ暖かくなった。春の匂いだ。この時期になると、クラス替えで緊張した気持ちや、進学した時の気持ち、初めての部活に参加する時の気持ち、初めてのバイト、いろんな初めてのあの匂いを思い出す。いつまでも、この匂いを忘れずに今年も頑張っていこう。

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