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早朝、都心でお茶を飲む


今日は早朝、喫茶店でゆるりと一時を過ごし、お茶を飲みながらなかなか読めずにいた本を読んだ。広い店内に客はまだわたし一人だけ。

お願いして、広いホールの隅の席に座らせて頂いた。

少し早めに着いたので、少しだけ待たせてもらう。

遠くでカチャカチャとカトラリーがふれ合う音がする。

家では、たとえ時間があってもなぜか本が読めない。けれど、不思議とこうした場所では文字が頭に入ってくる。

それから、一組の男性が少し離れた席に座られた。どうやら英語を使う人たちのようだ。響き渡るような、それでいて決してうるさくはない、朝耳にするにはピッタリの清々しい美しい英語のやり取り。

朝ミーティングは、外から入ってきた文化だ。

残業が当たり前の会社が多いこの国では朝ミーティングは辛い。けれど夜は家族と過ごすような働き方をしているのであれば、こうした早朝のミーティングは効率的だ。なにしろお酒が入らず、しかも次の用が決まっているためダラダラと話すこともない。夜の接待とは大違いだ。

少し遅れて約束していた方がいらした。

朝人と会うとなんだか特別な感じがする。お相手もそんなことを口にされた。不思議なものだ。


8時前に都心で撮った一枚。

都心の空も、実はこんなに美しい。

都会に住む人が空を忘れるのは、きっと空を見上げないから。

誰もが忙しい。


そして、早朝、家に帰る。

これも悪くない。

電車はがら空きで、ゆっくりとスマホのチェックを済ますと本を開く。

時間の使い方で一日が変わる。

介護で外に出られないとはいえ、時間の使い方を少し変えるだけで不自由が緩和される。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


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