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運命って、おかしいよね
今日はポイントで占いをしてもらった。引越し前に集めたポイントだけれど、今はあまり使う機会がない。
前回、そのポイントで占いをしてもらったけれど、それが良かった。この数か月、実に素直にその先生の言葉通りに動いてみたのだけれど、面白いほど動きやすかった。
そして今日もまた占いの部屋へたどりついた。訪ねたお店で担当者が忙しそうで、ならばと占いコーナーへ行ってみた。
もう一度だけ占ってもらえるポイントが残っている。
ブースは2つ。どちらも空いている。前回の先生を期待したけれど、今日は別な人だった。
最初に目が合った方の先生に決めた。その小さな部屋にニッコリ笑って入っていった。
ああ、感じのいい先生だなと思った。
「生年月日だけで占えますか?」
と聞いてみた。すると
「占えますよ」
といわれる。
差し出した情報は生年月日のみ。ちょっとだけワクワク。
前回もそうだったけれど、その先生もPCに生年月日を入力して占いをされる。
算命学と書かれている。そのPCに算命学のソフトが入っているんだなと、そちらの方に興味がそそられる。
さすがソフト、わたしの運命が一瞬で目の前に表示された。
面白い。
それから、説明を聞いて驚いた。
未来はともかく、過去のことが恐ろしく当たっていた。
書き出された漢字の意味は分からないけれど、今始めた仕事にぴったりの漢字がでてきたことがわかった。どういうこと?と思うけれど、それがわたしの算命学の運命なのだそうだ。そのまま真っすぐ進んでいけばいいと答えが出た。
しかも、
「起業した日が大切なんです。ただ、起業するなら昨年までがチャンスでした」
と言われた。これまた不思議だ。わたしは昨年、あれよあれよと嘘のように、するつもりなどなかった起業をしている。
それを伝えると、
「そうですか、タイミング的にはそれでよかったのですよ」
と言われた。
なんてこった。
これはもうすでにわたしの人生の予定帳に書かれていたイベントだったのだろうか。
それから、
「あなたは親に縁がありませんね」
ともいわれた。
これはもう、昔、勝手にわたしを占った友達や知人全員に言われたことだった。
いったいどういうこと?と思っていたけれど、聞きそびれていた。そんな疑問を今日その先生にぶつけてみた。親に縁がないだなんて、まあ、酷い運命ではないかと。
すると、
「そんな人は、若い時に親元を離れると伸びるんですよ」
と笑って言われた。
なるほど、そんな意味があったのかと腑に落ちた。
縁がないと言われた父の最後はわたしが看取ったし、縁がないと言われた母はわたしの元へやってきている。
そうか、わたしは親に縁がなくてよかったのだ。この年になってようやくその意味が分かった。若い時に苦労しなきゃいけない運命だったのかと腑に落ちた。
そして今は、これはもう間違いなく、誰より親に縁がある。
占いとは面白いものだと思う。
わたしはこれまで、人生が変わるほど大きな変化を幾度か経験している。
そんな変化から数年後、その年は大きな変化のある年だったと言われたことがあった。
そんな年に、わたしはまんまと大きな変化を体験している。
きっと、良く聞くあれなのだろう。
もしも、そんな時期に、わたしが何もしていなかったなら、わたしには何も起こらなかったということなのだろう。
昨年の起業だってきっとそうなのだ。何もしていなかったら起業なんてしているわけがない。
運命って、動いていなければ素通りするものかもしれない。
それでも、運命って、笑っちゃうほど決まっているのかもしれない。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
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