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女が、男が、を取り払う


女性の働き方や生き方を変えたい!と動きはじめる前、わたしは男だけが悪いと思っていた。

今は?

今はそんな考えはわたしにはない。

なぜって、わたしの周りに男がいるから笑。


彼らが、たとえばが、わたしになにかしただろうか?

いえいえ、は恐ろしくわたしに対して紳士だった。父は常にわたしに向かってumiさんと話しかけ、いつだってわたしの決めたことを、umiさんが考えてそう決めたのであればそれが一番いいのだろうと受け入れてくれた。何一つわたしは父に強要されたことがなかった。

じゃあ、がわたしになにかしただろうか?

いえいえ、わたしのは忙しかっただけだ。夫は朝から晩まで仕事に明け暮れていた。けれど、夫の同僚も皆そうであった。彼だけが特別長時間働いていたわけじゃなかった。別れるの別れないのと揉めに揉めたこともあったけれど、なんのことはない、夫は実に優しい人であった。理解するまで泣くほど時間がかかってしまったけれど、自由に動けているように見えた夫にだって、不自由があった。彼の生き方からビジネスを引き算することができなくて、そんな窮屈な人生を夫は生きてきた。


わたしは、先日、恐る恐る、これからわたしは講演活動がしたいと声をあげた。女性の働き方を変えたいんですと。

これほど大変なことはなかった。声を上げるという行為は思っていた以上に恐ろしかった。それなのにたくさんの応援のメッセージがとどいた。驚いたけれど、それ以上に震えるほど嬉しかった。

きっとそれは、わたしと同じように働き方に怒りや疑問を抱いている人がいるということなのだ。働けなくて惨めな思いをした人がいるということなのだ。

だからこそ、名もなきわたしの活動にエールを送って下さったのだ。何もしなければ、何も起こらないということを誰もが分かっているから。

そして今日、初めてリアルにそのエールを下さったお一人とお会いすることができた。ランチしてお茶をして、ゆっくりとおしゃべりさせていただいた。スタエフとここnoteで親しくさせて頂いている方だ。

彼女には伝わっただろうか。わたしは本当に夢の入口に立てた気がしたのだった。その方は実に自然体でお話しされる方だった。ご一緒して、実に心地よかった。あゝ、お会いできてよかったと心から思えた。安心した。そしてほっとして、嬉しかった。

その方とお話して、最も安心したことがあった。

それは、その方も男が悪い!というタイプではなかったこと。

彼女には息子さんがいらっしゃる。その息子さんは実に紳士なのであろう。わたしは息子さんを知っているわけれはないけれど、お話しの雰囲気から、自分の父と夫と重なった。きっと彼女の息子さんは穏やかで平和な方なのだろう。そして言葉の少ない方なのかもしれない。本当に優しい人は口数が少ない。それは言葉を選ぶから。父も夫もそうだ。彼らは決して人を傷つけるような言葉は選ばない。

だから、彼女も知っているのだ。男だけが悪いわけがないだろうと。多くの女性が男性を育てているのだ。どうして男性だけを一方的に責められようか。

そう、わたしたちが目を向けるべきはもっと別なところなのだ。

女性の働き方や生き方をもっと自由にしたい

女性の働き方を変えたい

そう、男性と一緒に

わたしは、そして彼女は、そう思っている。


一人でも多くの方に、女性の働き方が変わるための活動の応援をして頂けたら嬉しいです。どんな小さな手助けでも構いません。仲間になって下さる方がいらしたら、わたしのHPのお問い合わせからメッセージをお送りいただけると嬉しいです。少し遅くなるかもしれませんがご連絡させていただきます。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※スタエフでもお話ししています。

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