動き出さなきゃ手に入らないチーズ🧀
時代が急ピッチで変わっているというのに、動き出せる人と動き出せない人がいる、今日はそんなお話を。
常にチーズ🧀を探す人は変わり続ける人
あなたは、『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン著)を読まれましたか?
私は…読んでいませんでした。それに気づいたのは、たかさんの下の記事を読んだから。
このお話し、チーズ(=幸せや生きがい)を見つけて幸せに暮らしていた二匹のねずみと二人の小人の前から忽然とチーズが消える、あって当たり前の幸せや生きがいが突如消える、そこから始まるのだそうです。
学生時代から海外で働きたかったというたかさんは、夢が叶い、今オーストラリアでお仕事されています。それから数年前、失明の危機にみまわれたものの、その危機を乗り越え、今は車に乗ったりゴルフを楽しまれたりしています。
そのたかさん、チーズ(=幸せや生きがい)を既に2つ持っているとおっしゃる。
ただ、オーストラリアではリストラが日常で、健康だって揺れ動くもの。今あるチーズが突如消えてしまうかもしれない。だから、心に余裕を持ち人生を楽しむために、ちょっと多めのチーズを持っていたい、そうおっしゃるのです。
女性もチーズ🧀を持つ時代!
そして、私もまたチーズ(幸せや生きがい)の一つに「働くこと」が入ると思っている一人。収入を得ることで安心感が高まり、自分に自信が持てるようになり、自由度が高まり、成長の機会も増えます。
ただこの時代、もうすでに消えてしまいそうなのが今ある仕事。
どこよりも早く高齢社会化したこの国では、平日のお昼に街を歩くとお年寄りばかり、そんな風景が広がっています。
が、これは…女性にとってチャンス!
思い出してください。インフラ整備の整わない国がスマホを手にした途端、あっという間に先進諸国と同じ新インフラを手にしたことを。そう、
必要は、時に新しい現実を連れてきます!
新卒一括採用で、定年制のある企業という形は、もう今の人口の形には合いません。国が年老いて、大きかった歯車が小さくなった。今はまだ感染症で再就職のハードルが高いのが女性の現状ですが、労働者が減るこの時代、企業はもう従来の形を維持できません。定年後の男性に働けと言ったって限界があるのです。
そう、ようやく女性が歯車の一部に加わる時代が来たのです。
1980年代、社会にシステム化の高波がやってきた頃、日本の女性は非正規へ追いやられました。それから、就職氷河期でも同じことが起こりました。
けれど、これからは、インフラの整わない国で、この国を飛び越して新インフラが整ったように、日本でも女性が社会に加わる時代がきます。
社内で学べなくなった日本企業🧀
そう、この国では女性はとても厳しい環境にいます。けれど、忘れてはならないのが、日本はサラリーマン社会だということ。
で、そんなサラリーマン社会で起こっている変化は、人手不足に加え、社内のOJTが手薄になってきた、ということ。
非正規化した日本では、人を育てる力が弱まりました。
だからこそ、スキルを持つ人を外から受け入れたいのです。しかも、
そう、企業は今、新たな付加価値を生み出せる人材を求めているのです。
学びはチーズ🧀
働く女性が、学び直しをする。そうすることで、付加価値を生み出せる人の仲間入りができます。まだ、遅くはないのです。そう、これからです。なぜなら、
そう、デジタル化時代とはいえ、
必要とされるスキルにはり大きな幅があります。
プログラミングは出来る人に任せてしまえばいいのです。その他にも、表計算などのソフトが使える人、社内データの分析ができる人、写真加工やイラスト制作ができる人、等、今後、仕事の幅はどんどん広がっています。
まあ、noteでこんな話をしても白けてしまいますね。皆さん既に相当にスキルが高いわけですから笑。でも、これが今の日本の現状です。
「DX白書2021」では、米国の社員のITリテラシー力は約8割強、日本は4割弱という結果が書かれています。ですので、そうしたスキルを身に着けることで、女性にも仕事に参加する機会が増えてきます。そう、企業は今、かつてのように、性別で人を選ぶなどと贅沢を言っていられない時代を迎えています。
結びに
これほど、時代が大きく変化していても、動く人、動かない人は大きく分かれてしまうわけです。
けれど、企業はいやでもデジタル化を受け入れざるを得なくなっています。働く人が確実に減るこの時代、動く人はチーズ🧀を手に入れる人。けれど、それでも消えそうなチーズ🧀をじっと動かず心配したまま、昨日と同じ暮らしを続けたがる人がいます。
でも、もしもあなたに心配症なところがあるのなら、チーズ🧀は増やしておいた方が断然安心なわけです。なぜって、動き出さなければ無くなるチーズ🧀がある時代なのですから。
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