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ホワイトリボンラン2024に参加して


昨年、ここnoteにいらっしゃるニシナヒトシさんにイベントを紹介いただいた。

ニシナさんは沢山のボランティアに関わっていらっしゃる。

そのニシナさんに、ホワイト・リボン・ラン2024に参加して!と言われた。このイベントはボランティアだけで運営されている国際的なイベントだという。

それから、あっという間に時が過ぎ、締め切り間近、慌ててHPをみてみた。すると、このイベントは3月8日の国際女性デーとの親和性が高いことがわかった。

女性の社会参加を後押しする国際女性デーは、近年ネットでもよく目にする。

で、このホワイト・リボン・ランは、女性の健康と権利獲得を願い、皆で公式Tシャツを着て走るというイベントだった。

今年で9回目で、開催日は3月中であればいつでもいいようだ。そのイベントの収益の一部が、ガーナの女性支援と、今年は日本の能登半島地震で被災された女性にも支援されるという。

支援先がはっきりしているのがいい。

東京では複数の拠点でイベントが開催されるようで、わたしはオルガノン㈱さん乃木坂にエントリーさせて頂いた。理由は写真に写る皆さまがフレンドリーで優しそうだったから。

朝、集合場所へ行ってみると、あれれ、皆さまお知り合いでは、、、と徐々に様子が分かってきた。どうやら会社主催の会場に申込みしちゃったようだ。

ただし、この選択が大正解だったことは直ぐにわかった。

5キロ弱のコースを、参加者は走る人と歩く人にグループ分けされている。歩くグループにわたしの名前があった。続々と参加者が集まり始めると、小さなお子さま方の姿も増えてきた。

ボランティアだけで運営と聞いていたけれど、開会式が始まると、なんとも段取りがいい。わたしはふらりと会場にお邪魔しただけなのに、申し訳ないほどスムーズな運営だった。

なんだか楽しそうな予感がしてきた。

開会式の数分前

せっかくなので、ここで歩いたコースをご紹介すると、

出発した乃木坂駅周辺から、

「あそこは元ジャニーズ事務所だったビルですよ」

と教えてもらった見覚えのあるビルを通り過ぎ、そこから青山通りを越え、青山霊園を目指した。

青山通り


車窓からは見たことがあったけれど、青山霊園に足を踏み入れるのは始めてのことだった。

東京のど真ん中だというのに思ったとおり広い。意外だったのは、墓地の中央を車が走ること。曇り空だというのに、明るく解放感のある墓地だった。

そこから大手総合商社を左手に見ながら歩いていくと、その会社の発信基地なのだろうか、気になる建物が左手に見えてきた。わかりやすくSDGsと書かれている。これはESG対策なのだろうか。

今は大手企業が誰にでも見える形で公園等を一般公開したりしているけれど。

そこから神宮外苑へ。

子どもが幼い頃、何度か遊びに来たけれど、うん、やっぱりここは歩きやすい。

そのまま絵画館へ。

明治時代の建築を思わせるような建物の前で記念撮影。この古くて頑丈そうな建物に、はたして絵があるのか否かは誰も知らない。

ここから外苑をぐるりと回り、再び乃木坂へ。

初めてお会いしたというのに、わたしたちのチームにはホスピタリティに溢れた方々がいらした。

冷たい風が吹いていたけれど、ゆったりと会話を楽しみながら歩いた。

皆様お世話になりました!


写真とは不思議なものだと思う。

エントリーで基準にしたのは、場所でも人数でもなかった。決め手は写真に写る人たちの笑顔。

勘が冴えていたな、と嬉しくなった。やっぱり居心地が良かった!

ほんの数時間のご縁だったけれど、女性の健康と女性の権利を、というイベントに何組ものご家族が参加されていた。

単なるイベントのようでも、これには大きな意味があると思う。

いつかお子様方は、このイベントに気付かれるに違いない。ああ、あのイベントにはそんな意味があったのかと。そう、次世代の女性にエールを送るイベントなのだ。

こうした活動は、見ても、聞いても、するりと通り過ぎていくことが多い。けれど、実際に同じTシャツを身につけて一緒に走り、歩くだけで、そこには十分に意味が生まれる。

だから体験するって素晴らしいと思っている。


ここでちょっとだけ脱線するけれど、そのイベントの後、わたしたちは、二人で青山へ向かった。

こちらがホワイト・リボン・ラン2024のTシャツ。

お腹を空かせてレストランに入ると競技場が見えた。今日はラグビーの試合の日。

まだ一時間もある。

そして風も冷たい。

それでも、秩父の宮ラグビー場にはゾクゾクと人が入っていた。

まだラグビー人気は衰えてはいないようだ。


※貴重なイベントの情報を教えて下さったニシナさん、ありがとうございました。

また、乃木坂のオルガノン㈱の皆様ありがとうございました。そして、一緒に歩いて下さった皆様、ありがとうございました。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※スタエフでもお話ししています。

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