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SNSはフラットでいい

先日、緩~いおつきあいのある、けれどもう3年程のお付き合いのある男性stand.fm配信者さんの配信で、あゝなるほどなと感じたことがあった。

音声配信とは面白いもので、何度かお聞きしていると、その方が一体どんな方なのか互いにはっきりとわかる。というか、隠しようがないのだろう。声や言葉というものは、それほど大量の情報を放出しているということだと思っている。わたしはいつも呑気にLIVEを立ち上げておしゃべりしているけれど、考えてみると音声配信は怖い場所でもある笑。

その方の、その日のテーマは「何物でもないあなたとわたし」だった。彼は

「人と接する時は、何者でもない方とお話ししたいし、お付き合いしたいと思っている」

といわれていた。そんなことをおっしゃる方だけあって、その方は誰に対しても丁寧に対応されている。わたしはコメントはめったなことでは置かないけれど、気になってその配信にコメントした。

「○○さんからは、それをいつも感じますよ。わたしも同じです」

と。すると、

「そう言われると、確かに!umiさんのLIVEお聴きしたいる時感じました~!これだったのですね~人の中身はほぼ一緒、フラットにいきたいで~す」

とご機嫌なコメントが返ってきた。


いつか誰かに聞いたのだけれど、社会でご活躍されている方ほどSNSは定着しないそう。理由は、日頃から周りに敬われているから。SNSでは、たとえ大会社の社長さんであっても、若者が直ぐ鼻の先までやってきて、

「あゝ、それいいっすね」

などと失礼なコメントを残したりする。これは社会ではあり得ない。

「まあ、それもあるんじゃないですかね、悪くないと思いますよ」

などと、若者に平気でご意見されたり評価される。社会でリアルにご活躍されている方には予想もしないコメントなわけ。


わたしは、だからSNSが好きなのだと思う。よく冗談で、わたしは右でも左でもないということがある。極端な考え方が苦手なのだ。

「あなただって極端なこと言うじゃない?」

なんていわないで欲しい。わたしは、結果、極端な事を口にすることがあるかもしれないけれど、それでも、そこにはその言葉に行きつくまでの理由がきっとあるはずだ。

stand.fmの配信者さんが言わんとされていたことは、真意はともかく、それでも恐らく沢山の人に伝わっているはず。

音声配信をしていると、敬わなければならないタイプの人に時々遭遇する。そうしなければ失礼なことしちゃったような気分にさせる人がいる。なんとなくお偉いのである。わたしはそうした方が苦手だ。年上も年下も男も女もない、そこがSNSの良さだと思っている。SNSで上下関係が作り出されたなら、この場から、気ままさや自由が消えてしまう。

リアルではないからこそ続けてきたSNSなのだ。

今は、日本のどこにこれほどいい方々がいらしたの~と驚くほど、SNSを通して素敵な方にリアルでお会いしはじめている。そんな彼らに共通するのは、とても自然体だということ。リアルではなかなか出会えない人たちだ。

出会った時から、互いに上下関係がない、だからSNSで出会った人が好きなのかもしれない。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


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