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自己管理があゝ難しい、と思った日


普段、ほとんどYouTubeはみない。なぜって、時間が飛ぶように過ぎていくから。

といっても音楽は聴く。聴き流すといった方があっていると思う。

今、この文章を書きながらSIMON&GARFUNKELが流れている。

いつかスタエフでビートルズを語るというイベントがあって、一時ビートルズをよく聴いた。その繋がりなのか、今はSIMON&GARFUNKELの画面がよく出てくる。それを誘導されるまま流している。

ただ、こうして振り返ってもMrs.Robinsonはいい曲だな~と思える。あまり音楽には詳しくないけれど、こうして考えてみると好みだけはしっかりあるんだな~と思ったりする。

それにしても今日は久しぶりにずっと何も考えずYouTubeを観ていた。気が付くとそろそろ外出しなきゃならない時間だ。なんてこった!

夕飯前に済ませておきたかったことがあったというのに、あゝ。

成田悠輔氏のおしゃべりをただただぼんやりと眺めていたのだ。

どうしてだろう。

きっとわたしは驚いていたのだ。彼の話をこれほど集中して聞いたことはなかった。なんだかやめられなくなった。時の人だ、やっぱり魅力があるのだろう。

成田悠輔氏のご専門は教育だという。

初めて彼の顔を見た時、丸と四角の形をした眼鏡に笑っちゃった。それなのに家族は誰一人としてその眼鏡に気づいていなかった。人って見るところが違うんだなと思ったことを覚えている。

彼の語りは独特だ。自信なさげに微笑みながら、ゆる~く革新へと迫っていくあの個性的な語り。遠い昔、テレビで観ていた刑事コロンボのようでもある。聴いていても彼が何を言い出すのか予測が付かない。

だから止められなくなったのだろう。

静かなその表情の内面は意外と熱いのかも?と思ったり笑。

常に話の骨子が口を開く前に決まっている、だから天才なのだろうか。

わたしは数年間、英語学習にたっぷりと時間を使ったことがある。そこで気付いたのが日本語と英語の話し方の違い。日本語でも雄弁に語る人を目にするけれど、英語の話し方はちょっと違う気がする。すでに結論が本人の中にあって話しはじめる。日本語では考えながら答えを探し捜し話す人だっている。それが英語では出来ない。彼の話のベースはすでに英語なのだろうか。

それにしても、彼が100%liveで語る映像を目にして、なんだか心地よかった。きっとわたしは彼の話の内容はまあまあしか聞いていなくて、関心があったのは、その柔らかい表情と楽器のような声だったのかもしれない。

というわけで、あっという間にYouTubeに浸かってしまった。あ、沼ったといった方が今どきなのだろうか。

暑苦しくもなく、かといって遠慮するわけでもなく、堂々としていないそぶりで、実は堂々と話しをされる。ちゃんと自分の話を伝えようという意志もガッツリ感じられる。それがとても面白かった。

目に見える彼の姿と、耳から聞こえる話の鋭さのギャップ、わたしはそこに萌えちゃったのだろうか。

便利な時代だと思う。

子ども世代は調べ物はほとんどYouTubeだ。実に便利だ。

そして、やっぱり時間泥棒でもある。そう、やっぱり危険でもあると思う笑。


※最後までお読みいただきありがとうございました。

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