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一枚の写真に言葉で僕らを描写する。

 今回は話しておきたいことがあります。
僕らが提示してきた作品の価値観やアーティストとしての価値観の話です。

 僕らは4月1日にアルバム「a dream of "YOUTH"」を出しました。
これが意味するものは何なのか。
サブタイトルに「Still I dreaming, from my shadow.」というヨモスガラの新しいテーマの様な言葉を綴っています。
イメージ的には自分の心の「影」の部分に触れ、それを音楽にしていく感じです。
「影」については人それぞれ異なりますが、ヨモスで言う「影」は憂鬱や不安や怒りがあります。

 僕らのアルバムは「一冊の本」だと思ってください。
アルバムの考え方はたくさんあります。例えばこれまで出したシングル楽曲を集めた「ベスト盤」と考える人もいます。
その考え方が根強い気がします。
僕らもアルバム作りますって言った時は「もう?早くね?」みたいなこと言われましたね。歴が長いからってアルバムが作りたくなるのか?と疑問を感じましたが。先ほども言った通り僕らのアルバムは「一冊の本」で、作品なんです。
そのアルバムを持ってバンドの現在の”位置”や"色"を決める感じです。
今、僕らがどこにいて、どんな感じ方をして、どんな音楽に影響を受けているのか。それがアルバムという形になっています。
先ほど一冊の本と言いましたが、そう考えているのはアルバムには顔や名前の様なアルバム全体のタイトルがあり、その中にいくつものサブタイトルが並んでいるからなんです。今回のアルバムで言うと「a dream of "YOUTH"」と言うタイトルがあって、その中にDROPやDaisyの様な7つのタイトルがある感じです。なのでどれか一つだけがと言うわけではないので、大きなタイトルを筆頭に連なった7つのタイトルが意味を持つみたいな感じなんです。

ずっと大切にしているものがある。

この黒いやつ

 僕にはずっと大切にしているものがあります。ずっとと言っても1年ちょっとですが。これはヨモスガラを始める前に個人で活動していたときに頂いたものなんです。その方、ネイルアートが得意だそうで、それ用のジェル?(詳しくは知らないので)を使ったキーホルダーをくれたんです。見ての通りヨルシカのロゴの装飾が施されていますね。と言うのもちょうどその時ヨルシカが「前世2023」をツアーを行っていて、僕はその武道館の公演を観に行きました。偶然にもこれをくれた方もいらっしゃると事前にお聞きしていたので、その時に作って持ってきてくれたのがこのキーホルダーでした。

いまだに大切に持ってます。

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