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Photo by
sorasagano
初めて心療内科に行った
行ったら負けだと思っていた
もう取り返しのつかない人間が行くところだと思っていた
ここ最近生きていることが辛すぎて首吊り用のロープを買うところまで来てしまった
前勤めていたところで50ぐらいのおじさんが病んで心療内科に行き、薬をもらった話を思い出した
「なぜもっと早く行かなかったのだろう」
と本人は言っていた
その時は正直、内心見下していた
今になって分かるが治したいという気持ちではなく、少しでも楽になりたいという気持ちで行くのである
首吊りと同じで楽になるなら構わないという気持ちだ
予約して受信してみたところ自分より少し年上の女性が話を聞いてくれた
少し年上の女性に自分の症状を伝えるのは正直キツい
自分の中の劣等感が増していく感じがした
自分より少し年上で尚且つ女性でバリバリ働いているのだ
働き盛りと言われている20代前半で家に引きこもって只々考えを巡らせているだけの自分
色々話して最後に
「我々医師はあなたの味方です
死にたくなった時やどうしようもない時は直ぐに電話やご相談に来てください」
と言った
こういう言い方をするのは良くないが
私が死のうと、この先生や病院には関係ない
死んだらその分の診察代が入らなくなるためかと心の中で思ってしまった
私は外見も優れていなければ内面も上記の事を考えてしまうようなどうしようもない人間だ
なぜこのような人間に育ってしまったのだろうか
次の診察は10日後らしいがそこまで持っているかどうか自分でも不安だ
薬の処方は次回以降らしい
人生キツすぎる
900円のロープで首を吊った方が圧倒的にコスパが良い
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