あなたに映る私、どんな私ですか。
「ちょっと、アキちゃんに似てない?」
「私がアキちゃんに?そうなの?」
「2人の中で、選ぶなら絶対アキちゃん。100人に聞いたら、100人がそう答えるよ。なんか、本当に似てるよね。」
録画していた特番が流れていた。
お座敷列車の中で
『潮騒のメモリー』を歌う
アキちゃんとユイちゃん。
何か新しい発見をした小学生のように
嬉しそうな、ワクワクした表情をして
彼は、そう私に伝えた。
学生の頃、母に勧められ観た
朝の連続小説だった。
全話を見るには、長い期間が必要なため