3Dプリンタでニキシー管置き時計のケースをつくる
noteに移行してみました。
Twitterに書くと長くなる話だとか、わざわざBlogに書くのがめんどうな記事だとかを書ければと思っています。使い方がよくわかりませんが、案ずるより産むが易し、とりあえず書いてみます。こっちがよければBlogは爆破します。
はじめに
題名のとおりですが、3Dプリンタでニキシー管置き時計のケースを作製したのでアップします。Thingiverseのリンクも載っけておくのでよければお使いください。
使ったニキシー管置き時計の基板はAliexpressで購入したものでだいたい2500円くらいで購入しました。USBで駆動するので大変便利です。
ニキシー管自体はIN-14とかいうニキシー管界ではメジャーな型番らしく、eBayで4500円ほどで購入した記憶があります。ソ連製でウクライナから届きました。
今までつかっていたケース
今までつかっていたケースは適当に作ったもので、かなり無骨で悪く言えば雑な見た目をしていました(ツイートを載せておきます)。
別にこのままでもよかったんですけど、高温になる部品の載った基板が剥き出しということもあり作り替えることにしました。
構想
とりあえず完成形の確認も兼ねてざっくりとした設計図を描きます。
AmazonのブラックフライデーでPETGフィラメントが安かったのでナイスタイミングだと思い購入しました。
PETGは初めて使うので少し不安でしたが、PLAよりも若干反りやすい程度であとはそこまで問題はありませんでした。単純に今回の印刷物が細長い形状をしているから材料問わず反りやすいってのも考えられますが…
いろいろ調べてたら糸引きしやすいという記事が結構ありましたが、それについてはほとんど気になりませんでした。印刷限界下限温度(?)まで下げて、発生した糸引きはトーチだとかで炙って処理すれば無問題です。
あと匂いがほとんどないのはとても良い。PLAの甘い匂いも嫌いではないんですが、無臭に勝るものなし、PLAが100の匂いだとしたらPETGは5くらいです。誇張抜きで。
あ、Amazonのリンクは以下です。
完成
3DCADでデータをつくり印刷しました。これまた無難って感じがしますが、ケースとしてはまあイイ感じでしょう。
Thingiverseにアップロード
3DデータはThingiverseにアップしておきます。よろしければどうぞ。
組み立てに必要な材料を列記するので参考にしてください。
M3*30ボルト(鍋ネジ推奨)・・・・・・4個
M3ナット・・・・・・4個
M3ワッシャ・・・・・・4個(ナット側には付けません)
プラ板(透明)60*180*1・・・・・・2枚(正背面用)
プラ板(透明)60*29*1・・・・・・2枚(両側面用)
プラ板(透明)24*174*1・・・・・・1枚(上面用)
接着剤(硬化後透明になるタイプ推奨)・・・・・・適宜
上記のプラ板はダイソーで購入した透明の下敷きをカッターで寸法どおりに切断し作製しました。寸法通りにカットするよりも印刷物に合わせて採寸した上でカットした方が誤差なく、かつ調整もしやすいと思います。
補足
当方のニキシー管置き時計は下駄(ソケット)をはかせているので高さ調整が必要な可能性があります。下画像の部分(四隅)をプルすることで高さを調整してください。複雑な形状ではないので.stlから他拡張子に変換してもそこまで影響はないかと思います。
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