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短歌

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ウメガカが詠んだ短歌です。
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#エッセイ

推し短歌【記事まとめ】

推しについて詠むのが楽しくて、思いの外たくさん記事を書いたので、インデックス用の記事を作ることにしました。 見出しの下の埋め込みリンクから、各記事に飛ぶことができます。 推し短歌(月曜日編) なぜか月曜日の歌をよく詠みます。月曜日は詩的になる日なのかもしれないです。 推し短歌(フリーズこと梅ヶ香夕吾という男編) 私のハンドルネームの由来になった、とある推しの話です。おすすめの記事です。 推し短歌(推し活したいけど促されたくはないな編) 推し活へのお気持ちを詠みま

推し短歌(触れられそうで触れられない暖かみ編)

ずぶ濡れのわたしの前に現れた明(あか)いたき火のようなあなただ 心がしんどいときに優しくしてくれた人(や推し)って、土砂降りの雨に降られた後に出会った小さなたき火みたいだなと思って詠んだ歌です。あと、どっちかというと距離感近めの推しのイメージかもしれない。 病んでるときって、優しくされてもその優しさを受け止められなかったり、自分も優しくしたいのに、どうしても優しくできなかったりすることがありますよね。小さなたき火のように燃えているあなたが優しくて暖かいから、もっともっとと手

推し短歌(行き場のない感情編)

①この世には君と僕しかいないって思った夜も電車に乗った 推し活をしている時って推しと目が合うだけで「この世には推しと私の二人っきりしかいないのでは?」などと思ってしまうことがあるのですが、それ程までにきらめいていた瞬間の後も、人生は続いてしまうものです。 非日常が終わっちゃった後は普段乗らない夜行バスから降りて、地元の電車を乗り継いで日常に帰っていきます。自分にとっては多分「(地元の)電車に乗る」というワンクッションがある意味大事なんだろうなと思っていて、異界からの帰還手続

推し短歌(推し活したいけど促されたくはないな編)

推し方も誰を推すかも私が決める誰の指図も受けないからね 推しがいる人生ってすごく楽しくて充実感があるので、推しはいるに越したことがないし、推し活もできればしたほうがいい。誰もが誰かを推している「推し活ブーム」の中で、推しの存在は推している側のアイデンティティにさえなっている。 けど、個人的には、推し本人ならともかく外野に「さあ推し活してください!」ってされるとなんか冷めちゃうとこあるよな、と思って詠んだ歌です。 推しに「推して♡」って言われたら「全力で推す〜〜〜!!!!!」