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他人の監視をうまく使っていく作戦

 まず、報告をさせてほしい。
 長いこと積んでいた小説を昨晩30分読み進めることができた!

 いきなりなんの報告かと思われるだろう。私は昨日の記事で、寝る前の前の時間帯に読書をするぞ! と宣言していたのだ。有言実行である。

 もう2ヶ月積んでいた小説を読みながらしみじみ思ったのが、私は物語が面白くなる寸前で休憩をはさんでしまって長期間積んでしまうことが本当に多いということだ。堪え性がないのかお前は。反省して、今後は時間に余裕があれば、休憩したくなったところから30分は読もうと思う。

 もちろん、今夜も読書の時間をとるつもりだ。
 実は設定した「読書タイム」は21時~22時なので、もうとっくに過ぎているのだが、明日は予定がないし……ちょっとくらいの夜ふかしは……いいよね……???

他人の監視があるとやる気が出るタイプ

 さて、今日のタイトルには「他人の監視」という言葉を入れた。ここでの意味は、主にSNS上でなにかを「やるぞ」と宣言することで、知っている誰かも、知らない誰かも、「この人はそれをするのだな」と思ってくれる、という監視のことだ。

 私はこの監視が大好きである。今も通話に「ブログを書きます」といって参加させてもらっているし、リングフィットアドベンチャーは実際にSNSで毎日完了報告をしている。
 なんなら、今日寝る時間をおしても記事を書こうと気力を奮い立たせたのも、一昨日の記事で「毎日書こうと思う」と宣言したのが理由だ。

 読書も、どこかに報告をしたいのだが、「夜に液晶画面を見ない」のを目的に読書の時間をとっているので、SNSには読後すぐには投稿できない。……翌朝とかいいかな? いいかも。

すぐ見せられないものも監視されたい

 一時期Web小説の連載にハマっていたのも、

  1. 書くよ! と読者さんに約束して

  2. 書いたよ! とすぐ見せて

  3. すごいね! とすぐ反応がくる

のが、楽しかったのだろうと思う。

 だが、Web小説の連載をもっていない今、しみじみ思うことがある。

「私、Web小説よりも、紙の本の方が向いている気がする……」

 というのも、私はWeb小説よりも圧倒的に紙の本のほうが読むし、好きなのだ。読むから書けるとは言わないが、読んでいないのに書けるわけはないだろう。後者の理屈はかなりあると思う。むしろなんでWeb小説の土俵にいるんだ?

 ――書いてすぐ反応が得られるからである。

 一時期、文芸の公募に応募しようとしていたことはあったが、短文の公募には送れたものの長文の公募への応募には至らなかった。というのも、誰にも見せられないストレスに勝てなかったからだ。
 こんなにカッコイイ文章書けたのに! 何ヶ月も見てもらえないの!? 無理!!! ひとりでモチベーション保てない!!!! というわけだ。

 しかし、向き不向きはある。いつまでもワガママを言って、向いていない土俵に居続けるのも不毛だろう。ちょうど連載の途切れている今が、方向転換のチャンスかもしれない。

 そういえば、SNSの相互さんに総文字数とざっくり今日どんなシーンを書いたか、だけを進捗として呟いている方がいる。私もそんなふうにしたら、うまいことモチベーションを保てるのではないか?

 他人に進捗を監視されるのが大好きなら、うまいこと使っていけばいいのだ。作戦を立ててみようと思ったところで、今日はここまで。

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