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奥田@有料版vol.435:保険営業におけるリスクマネジメント(2)

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< 2023/11/15配信>

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奥田雅也の
「無料メルマガでは書けない法人保険営業ネタ」
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奥田@有料版vol.435:保険営業におけるリスクマネジメント(2)
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いつもお世話になります。
奥田です。

前号で保険営業におけるリスクマネジメントについて
問題提起を行いました。

幣メルマガは法人保険営業に軸足を置いておりますので、
法人保険営業におけるリスクマネジメントについて
もう少し深堀をしてみたいと思います。

法人保険営業におけるリスクとして
強烈な影響を与えたのが、
2019年の法人税基本通達改定です。

従来までは「当たり前」とされていた
法人生命保険による課税繰延効果を狙った
活用法が全面否定され、
法人保険業界が一遍するきっかけになりました。

あの時はかなりのショックがありましたが、
冷静になって振り返りますと、
幣メルマガでも検証をしてきたように、
法人における生命保険活用は
支払保険料の損金割合に関係なく
返戻率のみが影響を与える訳ですから、
2019年以前の全損バブル自体が「まやかし」でした。

そして全損保険の出口とされてきた「退職金」も
退職金税制によるメリットであり、
生命保険による課税繰延効果を抱き合わせなくても
退職金税制のメリットは享受できるので、
業界全体として間違った方向に進んでいたものが
強制的にリセットされる形になりました。

ただ、業界の常識とされてきたことが
通達改定で脆くも崩れ去った事実を踏まえて
リスクマネジメントを考えますと、
法令や金利・為替などの経済状況に左右される
営業スタイル自体にリスクがあると言えます。

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