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まーくんは生きるんだもん 2

2022年4月 ムダ鳴きが兆候?

4匹いた猫のなかで、まーくんは一番病気をしなかった。
よくやるのが便秘。それからちょっと腎臓が悪く(13歳時でクレアチニン値が2.6)、甲状腺機能亢進症も「様子を見ましょう」程度には悪かったけれど、普段は年に一度の予防接種ぐらいで済んでいた。

それが2022年の4月頃より私の後追いをしだし、ムダ鳴きが増えた。しかも大声。いきなり「ぎゃー」とほえ、一度始まるとなかなか止まらない。以後ずーっとそんな感じ。

「もしかして認知症?」
まーくんは14歳半過ぎ。猫としてはけっこう高齢だ。なら早めに診てもらっ方がいいよねと、徒歩3分のP病院へ。かかりつけ医は車で約20分かつ、いつも混んでいるから、高齢猫の負担を考え近くの病院に行くことにした。
血液検査の結果、腎臓も甲状腺もまあまあ大丈夫との診断で、しばらく様子見でよいとのこと。

庭にて

2022年5月 旋回が始まる

5月22日
新聞の集金の人が来ると、いつもはピンポーンで慌てて逃げるのに、この日は全く動じない。それどころか「誰?」という感じで玄関の方を眺めている。どうしたのかなと思っていたら、翌23日には旋回が出た。
同じ場所をくるくるくるくる回る。夜中に起きてムダ鳴きもする。

5月26日
おトイレの脇に大・小とも粗相。
猫が粗相とは一大事。だってそれは病気のサイン。元気も食欲もない。慌てて近所のP病院へ。しかし、とりたてて異常なしとの診断で、点滴だけして帰る。

5月27日
ところがこの日、朝になっても起きてこない。心配になってお昼に起こしてみたらふらついて立てなかった。しかもなんだかぐったりしている。ご飯も食べない。慌ててまた近医へ。
血液検査後、「とりたてて異常はないけど、もしかして脳の病気、例えば認知症とか脳腫瘍かも」と言われる。

この日のクレアチニン値は2.0。
「数値的には軽症だから療法食でなくてもよいかな。いま食欲低下しているので、とにかく食べるものをあげて」と先生。

5月28日
私の布団に粗相。ただし食欲は出てきた。旋回は変わらずある。歩く速度が遅くなった。

YouTube

この頃よりYouTubeで、猫の病気を調べるようになった。腎臓病については「痩せないことが大事。ある程度進行したら療法食で」と提案しているものがあり、ちょうどそれまであげていた療法食がきれたこともあって普通食にもどしてみた。そちらの方がよく食べた(ヒルズのサイエンスダイエット・シニア11歳以上)。







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