たくさんの人の親切をもらった日
親しい人には、「純粋だね」とよく言われる。
一方で、嫌いな人や苦手な人からは、「自分のことしか考えてないよね」と、よく言われる。
後者は、自分でもホントよく自覚してるよ(-。-;)
私は心なんてきれいじゃないし、ハッキリ言って自分勝手。
それを嫌と言うほど突き付けられたのは、
今年に入って、立て続けに起こった豪雨や台風などの災害が起こった時だな。
私は色んな人のブログやメルマガを読んでるんだけど、
みんな被災地の様子を気遣っているわけ。
そんな中、私はまるで他人ごとのように日々を過ごしてたし、
正直、
「他人の幸せより自分の幸せ」を地でいくような生き方をしてたと思う。
だからかな…?
最近仕事で、とある人から
(なんで私がこんな扱いを受けなきゃいけないの?)って感じの仕打ちを受けて、
それ以来、ずっとメンタルが落ちっぱなしだったんだよね。
会社を出ても、休日にも、
翌日の仕事のことを考えると呼吸のリズムが乱れるし
食欲もガタ落ちで、温かい飲み物しか喉を通んないの(苦笑)。
そんな折、子どもたちを電車に乗せてあげたくて、
この3連休の最終日に、ちょっと遠出してたのね。
最近、15年ぶりに昔のツレから連絡あってさ。
メキシコ料理の店やってるから、遊びに来いって声かけてくれたんだ。
それに、そいつの店の近くで、大きなイベントやってるみたいだったから
娘たちも喜ぶだろうと思って。
ほんと、濃い一日になったよ。
道中に出会ったたくさんの見知らぬ人から、本当にたくさんの親切をもらった。
電車に乗り込んで座る場所を探してると、大学生風の青年が声をかけてくれて、
「ここ座られますか?僕、次の駅で降りるんで(^_^)」
と、家族4人が向かい合って座れる席を空けてくれた。
走る電車の中。どこから入ってきたのか、
巨大なハチが飛び回っててさ。
長女が半泣きで、
「ハチ嫌だ!怖い~」
と怯えてると、勇敢なおじさんがタオルを取り出して一撃でやっつけてくれた。
現地に着き、次女をバギーに乗せて坂道を登ってると、
何だか重くて進まない。
(バギーってこんなやつ)
通りすがりの観光客風の女性が、
「ロックかかってるんちゃいます?」
と教えてくれた(私、アホ?ww)
ツレの店に着いたら着いたで、
チビどもはそこらの物を手あたり次第に触りながら大暴れ。
それでもツレは、
「うちの店に子どもは良く来るから、壊れたら困るものは置いてないぜ(笑)」
と、寛大でいてくれた上、
結構な額の割引をしてくれた。
その後に向かった、子ども向けのイベント会場にて。
姉妹でチケットを取り、アトラクションの順番がやってきたにも関わらず、トイレのため列を外れていた次女。
スタッフの男性に、
「すみません…もう一人子どもが居るんで、もう一度並び直します」
と伝えると、
「妹さんが戻られるまで、こちらで待ってて良いですよ!」
と、快く待機させてくれた。
イベントを消化し、帰りの路面電車にて。
電車の中は、イベントに参加してたであろう親子たちでごったがえしてたから
うちらは子どもの手を繋いで立ってたのね。
すると、女子高生2人組が
「お子さんまだ小さいから、どうぞ座ってください!」
と、席を譲ってくれた。
一日に、これだけたくさんの親切をもらった。
「ありがとうございます」と言ったシーンが、何度もあった。
その場で言うだけじゃ足りないから、この場を借りてお礼を言わせてもらいます。
みなさん、本当にありがとうございました。
会社でひどい扱いを受けた時は、ただただ悔しくてつらかった。
だけど、1人の人間にそうされただけであって、
結局、良い人の方が多いじゃん。
世の中、良い人はたくさん居るし、私も親切にしてもらったり
大切にされたり、ちゃんとできるじゃん…てね。
自分しか見えない日々には、もうさよならだ。
これからは私も、人が喜ぶことをどんどんしていこうと思う。
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