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35冊目:天空侵犯/三浦追儺・大羽隆廣

こんばんは、Umenogummiです。

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天空侵犯/三浦追儺・大羽隆廣

突如、学校にいたはずの女子高生・本城遊理(以下ゆり)は、いつの間に移動した建物の中で仮面をかぶった男による殺人を目撃する。
仮面に追われ、地上に降りることはできず、屋上に出たゆりが見たものは高層ビルだらけの世界だった―。

仮面は人を「飛び降り自殺」に追い込むようプログラムされていたり、ビルとビルの間はつり橋でつながっていたりと謎多き世界(以下領域)で、ゆりは大好きな兄と再会し、領域から生き残るために戦います。

ゆりに惚れ込み彼女を守護するように戦うニセちゃん、「神に近い人物」として強力な「電磁砲(レールガン)」を放つことのできる九遠、仮面でありながら、仮面にひびが入ったことで自我を取り戻したゆりの兄と深いかかわりのあるスナイパー仮面などと協力しつつも、様々な障害が立ちはだかります。

とある条件で「神に近い人物」としての能力が発現するのですが、「神に近い人物」は何体かの仮面を操ることが可能になります。
いくつかの勢力に分かれ、協力し合うべきの人間たちは争いを繰り広げます。

(映画や漫画を見ていていつも思うのですが、敵が人間でないもののはずなのに、やがて人対人の争いに代わってゆくのは避けられないものなのでしょうか。それほどまでに人は愚かなのですかねぇ。。。)

やがてゆり自身も「神に近い人物」となり、リーダーシップと眠っていた能力を開花させます。領域を終わらせるために、領域を管理する「管理者」を倒すために。しかし目覚めた能力は、ゆりを理を超えた存在にさせつつあるのだった―。

ゆりたちの物語はいったんフィナーレを迎え、現在は「マガジンポケット」にて新シリーズ「天空侵犯arrive」が連載中。
こちらもたのしみです!

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