293冊目:ふしぎなかぎばあさん/手島悠介・岡本颯子

こんばんは、Umenogummiです。


今日はこちらの児童書です。



ふしぎなばあさん/手島悠介 作・岡本颯子 絵


あらすじ


かぎっ子の広一はある日家のカギを忘れて家に入れないことに気が付きます。そんな広一の前に、鍵の束を持った黒い服のおばあさん―かぎばあさんが現れます。

かぎばあさんは鍵の束の中から広一の家の鍵を見つけて、扉を開けてくれます。それだけでなく、かぎばあさんはお母さんが帰ってくるまで歌を歌ったり、料理を作ってくれたりと、広一を楽しませてくれます。

いつの間にか眠っていた広一が目を覚ますと、お母さんが帰ってきていて、かぎばあさんの姿はありませんでした。


感想


私も子どもの頃、かぎっ子だったのでかぎばあさんがいたらいいなぁと空想を膨らませていました。鍵がないとすごい焦るんですよね…。私は兄弟がいたので大抵なんとかなったのですが、一人っ子だと大変ですね。

今の時代だと、鍵の束を持っているうえになぜかぎっ子たちの家を開けられるなんて、通報案件…。児童書も清い心で読めないなんて、薄汚れていますね…。


子どもたちには純粋に楽しんでほしいと思います。いつの時代も愛される名児童書です。

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