284作目:仮面ライダークウガ/石ノ森章太郎・東映

こんばんは、Umenogummiです。



今日は特撮作品・平成仮面ライダーの第1作目です。




仮面ライダークウガ/石ノ森章太郎 原作・東映




あらすじ


長野県・九郎ヶ岳で遺跡が発掘されます。しかし棺の中にいた謎の存在が目覚め、その場にいた城南大学の考古学研究所に所属する調査団は全滅。城南大学考古学研究所で古代文字を解読する大学院生・沢渡桜子とともに調査団からの不審な電話を聞いた五代雄介は、すぐに現場へと向かいます。


現場で長野県警刑事課の一条薫警部補が捜査に当たっている最中、雄介が現れます。不審な行動をとる雄介に一条は訝しがります。現場に立ち入れない雄介は、警察が押収した証拠品のベルトのような物体を見た途端、不思議なイメージが脳裏をよぎります。


そのベルトに記されていた文字を解読してもらおうと、雄介は桜子を長野に呼びます。桜子はその後改めて一条からも古代文字の解読を依頼されます。更に現場に残されていたビデオカメラの映像から、調査団の最期を見、雄介と桜子は言葉を失います。


2人が警察署を後にしようとした際、警察署が未確認生命体に襲撃されます。雄介がとっさに持っていたベルトを身につけようと試みると、ベルトは雄介の体内に吸い込まれてしまいます。

雄介は白いボディを持った戦士へと変身し、未確認生命体と戦いますが、苦戦します。一条の援護もあり(この時点では一条は戦士が雄介であることは知らない)、雄介は辛くも未確認生命体を退けることに成功します。


こうして雄介は戦士「クウガ」として、未確認生命体を束ねる殺戮集団「グロンギ」との戦いに身を投じていきます。




感想


もう20年以上前の作品ですが、今観てもまったく古さを感じさせず、社会問題を扱っていたり、刑事ドラマの要素もあって面白いです。

戦闘シーンはもちろん格好良く、ドラマパートも雄介と一条の相棒のような関係、雄介と桜子の友達以上恋人未満な関係、雄介と妹・みのりの信頼関係など、人と人とのつながりを丁寧に描いています。雄介は未確認生命体と戦うだけでなく、持っている2000の技を駆使して、被害にあった人や、遺族などの心とも向き合っていきます。


純粋な特撮ヒーロー、刑事もの、ヒューマンドラマなど、様々なドラマを楽しめる名作です。




リンク


公式HP



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おまけ:仮面ライダー図鑑



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