296冊目:金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿/天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや・船津紳平
こんばんは、Umenogummiです。
今日はこちらのスピンオフ作品です。
金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿/天樹征丸、金成陽三郎、さとうふみや 原作・船津紳平 漫画
以前紹介したこちらのスピンオフです。
金田一耕助の孫である高校生・金田一少年が出会い、解決に導いてきた数々の事件。その裏側にはそれぞれの事件を引き起こした犯人たちの涙ぐましい努力がありました。
事件では堂々と犯行をやってのけていた犯人たちですが、実際には時間をかけて下準備をしたり、起こったトラブルにも冷や汗をかきながら臨機応変に対応。ラストは敗因などを語るインタビューに応じます。
マンガを描いている船津氏が素晴らしいです。原作に寄せた絵柄は全く違和感がないですし、雰囲気も金田一そのもの。ツッコミの目の付け所が「確かに!」と思ってしまうほど秀逸です。
しかし船津氏、オペラ座館殺人事件の犯人・有森が好きすぎるw
本編が終了したのちも、宣伝話やイベントにことあるごとに登場し、同じオペラ座館を舞台としたとある事件ではファントムの亡霊のごとく登場します。
原作と併せて読むと面白さが倍増します。
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