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『 寿徳庵 』 2021. 5.24

 手打ち蕎麦の名店・寿徳庵。
店は京浜急行「金沢文庫駅」から
西へ10分ほど歩いたところにある。

この町には名刹・称名寺や市民の森、動物園、
そして地名にもなっている金沢文庫がある。
これは鎌倉時代に北条実時が設けた
日本最古の武家文庫で現在は歴史博物館になっている。

横浜では一般的にこの町は”文庫”と呼ばれている。

その町の蕎麦を食うために久しぶりに京急に乗った。
地下鉄上大岡で乗り換え、ホームで待っていると
赤い電車の京急のはずが青い電車が来た。
え?赤くないのか?
反対のホームには黄色い電車が入り込んできた。
こんなことで良いのだろうか?
調べて観たらこの二つは特別塗装で
なかなかお目にかかれないらしい。
「特別塗装列車運行予定」がネットにアップされている。
https://www.keikyu.co.jp/ride/train/keikyuspecialcolortrain/index
ともかく青い特快に乗るとあっと言う間に着いた。
京急はぶっ飛ばす電車でも有名なのだ。

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さて、寿徳庵。
ここは十割、二八はもちろんだが
ダッタン蕎麦や季節の香り蕎麦なども食える。
http://jutoku.blog.fc2.com/blog-category-1.html
五月らしく澄み渡るような青空の下を歩き、
店に着いた時には流石に汗ばんでいた。
「まずはルービーだな」
ってのが出来ない。
店が謝る話しではないはずなのだが
「すいませんねえ」
と頭を下げる。

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手挽きの蕎麦がきを注文した。
流石に美しいフォームで登場した。
ガッツリとした味と食感がたまらない。
天婦羅もタラの芽、こごみ、パプリカ、レンコン、ナス、
さつまいも、アスパラ、キス、海老など盛り沢山だ。
この辺りで日本酒など飲みたくなるが
店もコロ助騒動の禁酒法に巻き込まれている。

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香り蕎麦の芥子(ケシ)は初めてだ。
ほんのりと優しい蕎麦に仕上がっていた。
この店の名物に「蕎麦がゆ」がある。
これがまた美味い。
天婦羅や蕎麦で腹がいっぱいなのに
これは食えるから不思議だ。
別腹ということなんだろうか。

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やはり、蕎麦は美味いな。
店主の大津さんも相変わらず元気いっぱいだった。
今回はダッタン蕎麦が売り切れだったので
取り置きの電話をしてから
また、近々行かなくてはな。

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 寿徳庵を後にしてもう一つの目的だった
映画を観てきた。
「The Father」だ。
老いてゆくAnthony Hopkinsの名演が評判の映画だ。
俺が言うのもなんだが、オススメです。

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 では、またエアジンでお目にかかりましょう。

    うめ。
       25th may 2021
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横浜国際なんでも音楽祭2021<春>(4/29~5/30)
Yokohama NANDEMO INTERMUSICA Fes'21
https://www.facebook.com/events/212884830611842

寿徳庵HP
http://www.1616sagasu.com/77/

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