見出し画像

『手打ち蕎麦の寿徳庵2021』

    今日はエアジンが休みだったので
久しぶりに寿徳庵へ蕎麦を食いに出かけた。

俺たちの行く寿徳庵は京急の金沢文庫にある名店だ。
この店は1年を24節気に分けて『香り蕎麦』が登場する。
http://www.1616sagasu.com/seven/77/party/44?sid=b5mm343j40qv03lu16u405fk61
今日までは干したミカンの皮を練り込んだ
「陳皮(ちんぴ)切り」が食えた。
みかんの甘く爽やかな香りの良い蕎麦だ。
明日からは「柚子(ゆず)切り」となる。
変わり蕎麦などと呼ばれるが、
季節季節を蕎麦で感じるのが
ちょいとオツなところだ。
そして、
この店では韃靼(ダッタン)蕎麦も食える。
なかなか美味いダッタンは食えるトコが少ない。
が、ここでは食える。美味いダッタンが。

画像1

(写真上が『陳皮切り』下が『韃靼(ダッタン)蕎麦』の大盛り)

で、まずは蕎麦前だ。
これはまあ食前酒のようなもので
蕎麦を食う前に酒など飲みながら
天ぷらでもつまもうって趣向だ。
酒は新潟の景虎を注文した。
今日は女将さんが特別の漬け物をサービスしてくれた。
お客がひっきりなしに入ってくる。
「駐車場はどこなのか」
などと遠くから目指して来てる客もいるようだ。
先日から思うとコロ助の沈静化からなのか
客足が戻ってきているようで。
人の店ながら少しだけ安心した。

画像2

昼間だというのに酒をちびりとやりながら
待つこと しばし。
ほかほかの天ぷらの登場だ。
天汁はない。塩で食う。
なす、ピーマン、舞茸(maitake)、
ししとう、レンコン、南瓜(kabocha)、
桜海老、キス、大海老などが
素麺の飾りと共に盛られている。
厳選された食材だ。
流石に美味い。

画像3

ここは十割蕎麦や蕎麦がきも売りなのだが
今日はふたりだけなので注文はこれだけにした。
3人でくればあと十割と蕎麦がきも食えそうなのだが。
今日は仕方がない。

画像5

そして、
もう一つの名物料理「蕎麦がゆ」がもれなく付いてくる。
出汁が効いていてこれがまた格別だ。
最後にこれを食って〆(shime)となる。

画像6

箸を置き、
蕎麦湯を飲みながら
「ああ、美味かったなあ」
などと一言呟いてから
「お勘定〜」
となる。

画像4

この後、
エアジン年末恒例の大掃除と
廊下のポスター張り替えをすることにした。

年内にもう一度この寿徳庵へ来れて良かった。

ということで我々は関内へと向かって
ふたたび京急に乗り込んだ。

 うめ。
     2021.Dec.6

画像7


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?