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『 重慶飯店・桜木町のうなぎ炒飯2023 』

 うなぎ炒飯を食ってきた。

中華街でも老舗と言われる重慶飯店が
桜木町の駅に重慶厨房を出店している。
そこのメニューに「うなぎ炒飯」がある。

そんな話をSetucoさんがFBに書いていたのは
去年のことだ。

「おお、それは食ってみたいな」
誰でもそう思うに違いない。
だから、俺もそう思った。

1日に10食限定だというので
みんなで連れだって行ったのだが、
その日はすでにSOLD OUTだった。

あれから年が明けた。
いや、すでに今年も半年が過ぎた。

桜木町はエアジンがある関内の隣の駅だ。
みなとみらい地区なので観光客で
賑わっているのだが俺は行く理由があまりない。
なので、
歩いたって何分もかかるわけではないのだが。
なかなか桜木町に行くことがない。

大体、
俺は関内のエアジンに行く時は
地下鉄を使うのだが、普段は
関内の2,3駅手前で下車して歩いてしまう。
大通り公園を歩くのは気持ちが良いからだ。

関内の一つ向こうの駅にはなかなか行かない。
だが、先日はその事を思いだしたのだ。
「うなぎ炒飯を食べてきた」
というあのSetucoさんの話を思い出したのだ。

地下鉄は2つ手前の阪東橋を過ぎ、
伊勢崎長者町も過ぎ、ついに関内駅も通過した。

さ、桜木町駅に到着だ。
長いエスカレータを乗り継ぎ駅の改札口に出た。
すぐ左の角は立ち食い蕎麦の老舗『川村屋』だったが
残念なことに今年の3月に店を閉めてしまった。

その並びにはまだレストランが連なっている。
重慶飯店のカジュアル食堂もここにある。

入り口の写真看板メニューには
10食限定「うなぎ炒飯」とある。
10食とあるので店に入って一応
今日はまだあるのか聞いてみた。

ま、ダメなら麻婆豆腐でもいいのだが
せっかくだったら食いたいよな、うなぎ炒飯を。
そのために来たのだからな。

「はい、まだありますよ〜」
中国なまりが嬉しいじゃありませんか。
どこでもどうぞ〜。
というので
俺は厨房が覗けるカウンターに席を取った。

中華の厨房は観ていても飽きない。
とにかくあの重そうな中華鍋をガンガンと振り、
やたらと火柱を上げて料理をしてるのだ。
あのダイナミックさ本当に凄い。

などと、見てるうちに
「はい、おまちどうさま〜」
と中国なまりが聞こえた。

中華街のおばさんは乱暴な人がいるけど
この桜木町の店はちょっとのんびりしていていい。

そして、これがそうだ。
「うなぎ炒飯」

うなぎはふっくらと関東風に焼かれている。
ともかく美味い。
先にビールと餃子を食っていたのだが、
いやあ、思った以上に美味いな。
炒飯はピリリと少し辛い。
あとで良くメニューをチェックしたら
『うなぎ四川炒飯』だった。
だからピリリと辛いのだな。

ふうふうと食ったのだが量が多い。
結局は完食できずに少し残した。
テイクアウトする程の量ではないのだが。
餃子が多かったかな。

次回はよしえさんと連れ立ってくることにしよう。
とても一人では食い切れない。
とはいえ、やはりビールと餃子は欠かせないしな。

そんなわけで
ついにうなぎ炒飯を食ってやった。

しかし、
うなぎのタレは甘いのにチャーハンはピリ辛。
なんじゃ、これは!!
とか文句を言う奴もいるかも知れん。

ま、そんな輩はどこででも文句を言うのだろう。

ああ、
何だかやたらと満足出来た。
重慶飯店、やるじゃないか。

 うめ。2023.6.14

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横浜エアジンLiveスケジュール
2023年の6&7月。
http://umemotomusica.jugem.jp/?day=20230525

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