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『 行ってきたけど、フェルメール展覧会2022 』


夜はオペラシティ(東京・初台)で
ピアニストの高橋アキさんが東京フィルと
武満徹さんの『孤/アーク』の演奏会があるので
行ってきた。

で、
せっかく東京へ出るのでその前に
上野公園にある東京都美術館で開催してる
『フェルメール展』を観てきた。
フェルメールのモノホンが観られるので
いそいそと行ってきた。

あった。
あの評判の「窓辺で手紙を読む女」だ。
正面の白く塗られていた壁の絵具を剥がしたら
なんと「愛のキューピットが現れた!!」
という話題のフェルメールの絵があった。

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平日とはいえ流石に程々に混んでいた。
最近はどこの美術館もコロ助騒動以来
「観覧時間予約」などをしてるので
新宿に着いた時、美術館に電話で確認してみた。
「今日なのですが入れますか」
「今日はあまり混んでません」
だから、当日券を出してます。
というのでいそいそと行ってきた。

観終わってからポスターをよく見たら
『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』
と書いてあるではないか。

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そうだったのね。
しっかり読めば
『17世紀オランダ絵画展』なのだな。

リストを見たら
合計94点の絵画などが展示されていた。
そしてフェルメールの作品はなんと一点だけだった。
一点だけ。
え?うそっ。
と思ったが一点だ。
そうか、この一点かあ。
ま、
モノホンが観られたのだから
文句も言いにくいが、一点とはオドロイタ。
同時代の他の作家の絵画展だったのだ。
『耳飾り』や『ミルク』がないのは知っていたが
一点とはなあ。

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悔しいから何度もじーっと観てやったので
帰宅した今でも目に焼き付いてしまった。
そうか、これが奴らの目的だったのだな。

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しかし、
久しぶりに上野公園を散歩したがなかなかいい気分だった。
動物園は休んでるようだがあちこちのベンチで楽しげに語らう人も沢山いる。

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久しぶりだったので上野から秋葉原まで歩くことにした。
文化会館の楽屋口を右に見ながらアメ横へ向かう。
この楽屋口は本当に懐かしい。
俺が日本で演奏してた70年代初頭は
この上野文化会館か日比谷公会堂が
大メジャーなコンサートホールだったのだ。
 N響も都響もベルリンフィルもここでコンサートを開いていた。
俺も何度もくぐった楽屋口だ。

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アメ横の入り口はケバい電飾になっていた。
真ん中の通路店は閉めてるところが多かったが
メイン通りなどは相変わらず威勢の良い掛け声が響いていた。
御徒町(Okati-mati)から秋葉原へ続くガード下に出来た
ファッション街通りは完全に閉まっていた。

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秋葉原はもうすっかりモダンな駅になっている。
あのゴミゴミと熱気に溢れた電気オタク街の気配はもうない。
昭和は遠くになりにけり、なのだ。
とは言っても
ギターの尾花はまだ部品探しに時折うろついているらしい。

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ということで、
これからオペラシティ(東京・初台)での
高橋アキさん「武満徹コンサート」に行くので
新宿に向かうことにした。

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このコンサートのことは
また次回に。

  うめ。2022.3.2.
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このようなQRも出来ました。
エアジンのライブスケジュールが見られます。

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